レディキラーカクテルとは?現役バーテンダーが選ぶ、女性を酔わせる代表的なカクテル10選!
「なんとかこの子を酔わせて、今夜はお持ち帰りしたい!!」
男性なら、誰しも一度は考えたことあるのではないでしょうか!?
そこで今回は、女性を酔わせるレディキラーカクテルについて詳しくご紹介していきます。
酔ってしまって判断力が鈍れば、お持ち帰りの確率が上がります。
しかし、最近はお酒絡みの事件も多くなっているので、くれぐれも悪用禁止ですよ!!!
レディキラーカクテルとは?
直訳すると「女殺し」。なんとも物騒な名前ですよね…。
もちろん実際に殺すわけではありません。
殺すのではなく、女性を酔わせることをキラー(Killer)という言葉を使って表現しています。
要するに、レディキラーカクテルとは、男性が自分よりも先に女性を酔わせる目的でよく頼まれるカクテルのことです。
一般的には、飲みやすくてアルコール度数が高いお酒がレディキラーカクテルと呼ばれています。
当たり前のことですが、始めから女性を酔わせる目的で考案されたカクテルは一つもありません、
たまたま口当たりがよく飲みやすいカクテルがそう呼ばれることになっただけです。
女性はレディキラーカクテルにご注意!
あまりお酒に詳しくないからといって、注文のすべてを男性にまかせっきりにするのはあまりにも危険です。
男性は「コレとか飲みやすいよ」とか、「コレは甘いから○○ちゃん好きそう」などと言葉巧みにレディキラーカクテルを勧めてきたりします。
アルコールに強くない女性なら、1~2杯も飲めばかなり酔っぱらってしまうでしょう。
そしたら男性の思うツボです。後から何をされるかわかりません。
後悔しないようにするためにも、今から紹介するレディキラーカクテルを少しでも覚えて、勧められてもちゃんと断れるようになりましょう!
レディキラーカクテルの特徴
単にレディキラーカクテルと言われても、イマイチどんなものだか分からないですよね!?
ここでは、レディキラーカクテルの特徴を大まかに分けてご説明します!!
1.度数が強い
カクテルは、複数のお酒やジュースを混ぜて作られる飲み物です。
当然、「お酒+お酒」の組み合わせで作られるカクテルは、度数が高くなります。
逆に、「お酒+ジュース(トニックウォーター等)」の組み合わせだと、度数は弱めになる傾向があります。
そのため、レディキラーカクテルは「お酒+お酒」のカクテルが多い傾向があります。
2.飲みやすい
ベースに使うお酒にクセの少ないウォッカやリキュールを使用すると、アルコールを感じにくくなるため、飲みやすくなります。
そのため、レディキラーカクテルと呼ばれるものは、ウォッカベースやリキュールベースが多いです。
そのほかにも、材料に生クリームやクリーム系のリキュールを使うと、ふんわりとした柔らかい口当たりになるため、飲みやすくなります。
3.甘くてフルーティー
甘めのリキュールやコーラ、オレンジジュースなどを使うと、味わいが甘くなるため一気に飲みやすくなります。
しかし、いくら甘い材料を使っても、一緒に入っているお酒のアルコール度数が高ければ、カクテルのアルコール度数は高くなります。
レディキラーカクテルの多くは、甘くてフルーティなのでゴクゴクと飲めてしまいますが、摂取しているアルコール量は変わらないので注意が必要です。
女性を酔わせるレディキラーカクテル10選【度数順】
飲んでいたら知らず知らずのうちに酔ってしまう、レディキラーカクテルをいくつかご紹介します。
分かりやすいように、カクテルの危険度を5段階で表していきます。
1.カルーアミルク
【危険度★☆☆☆☆】
標準的なレシピ
・カルーア 20ml
・牛乳 40ml
カルーアというコーヒーリキュールと牛乳を混ぜたカクテルもレディキラーカクテルの一つです。
リキュール自体も甘く、かつ牛乳でまろやかな口当たりになるため、非常に飲みやすいです。
非常にポピュラーなメニューなので、居酒屋のメニューなどにも載っていますよね。知っている方も多いでしょう。
アルコール度数は決して高い訳ではありませんが、杯数を重ねれば一緒ですよね。一杯のアルコール度数は低めですが、甘くて飲みやすいので何杯も飲めてしまいます。注意が必要です。
2.スクリュードライバー
【危険度★★☆☆☆】
標準的なレシピ
・ウォッカ 45ml
・オレンジジュース 適量
レディキラーカクテルといえばこれ!と言われるくらいに、レディキラーカクテルとして有名なスクリュードライバー。
ウォッカをオレンジジュースで割ることで、アルコールを感じにくくなって飲みやすくなります。
あまりにも有名になってしまったカクテルなので、女性でも知っている人は多いかもしれません。
3.テキーラサンライズ
【危険度★★☆☆☆】
標準的なレシピ
・テキーラ 30ml
・オレンジジュース 60ml
・グレナデンシロップ 少々
グラスの底から上にいくにつれて徐々に赤から黄色へと色がグラデーションになっているカクテル「テキーラサンライズ」も、レディキラーカクテルです。
見た目のグラデーションが美しく、さらにオレンジジュースとグレナデンシロップの甘みもあるため、テキーラ独特の青臭さを感じにくいです。
最近では、インスタグラム等のSNSを利用している女性も多いため、見た目が綺麗なカクテルは勧めやすいです。
特にインスタ映えを意識する子には絶大な効果を発揮するカクテルかもしれません!
4.シンガポールスリング
【危険度★★★☆☆】
標準的なレシピ
・ドライジン 30ml
・チェリーブランデー 15ml
・ベネディクティン 7.5ml
・ホワイトキュラソー 7.5ml
・レモンジュース 15ml
・パイナップルジュース 120ml
・グレナデンシロップ 10ml
・アンゴスチュラビターズ 1dash
名前の通りシンガポール生まれのカクテルです。使う材料がめちゃくちゃ多いですwww
上記のレシピは、シンガポールに実際にあるラッフルズホテルというホテルのバーで作られたレシピです。
パイナップルジュースを使っているため、フルーティな甘さが特徴です。甘みに騙されそうになりますが、使用材料の半分はお酒!
使用材料が多いため、バーテンダーが忙しいときにはオーダーを断られるかもしれません。
とても有名なカクテルというわけではないので、ツウっぽく振舞えます。なおかつ女性も酔わせることができるという一石二鳥のカクテルです。
5.ペインキラー
【危険度★★★☆☆】
標準的なレシピ
・ダークラム 90ml
・パイナップルジュース 30ml
・オレンジジュース 30ml
・ココナッツクリーム 15ml
ペインキラーとは、英語で「鎮痛剤」と言う意味です。痛みを忘れさせるほどアルコールが強いカクテルだということですね。
材料にパイナップルジュースとココナッツミルクを使っているので、とてもフルーティでトロピカルな味わいです。
しかし、ダークラムを90mlも使用しているので、アルコール度数はしっかりしています。
私の勝手な調べでは、女性はココナッツが好きな生き物だと思っていますw
酔いたい女性にはとても勧め易いカクテルです。
6.シルクストッキング
【危険度★★★☆☆】
標準的なレシピ
・テキーラ 30ml
・カカオリキュール 15ml
・生クリーム 15ml
・グレナデンシロップ 1tsp
シルクストッキングは、カカオと生クリームの濃厚な甘さが特徴のレディキラーカクテルです。
濃厚な甘さとふんわりとした口当たりに騙されそうになりますが、テキーラはしっかりと30ml含まれています。
カカオリキュールと生クリームがテキーラの青臭さをほとんど感じなくしてくれるので、思いのほかスイスイ飲めてしまいます。
甘めのカクテルで、どちらかというとデザート寄りなので、食事をした後に訪れたバーなどで頼むといいでしょう。
7.キス・イン・ザ・ダーク
【危険度★★★★☆】
標準的なレシピ
・ドライジン 20ml
・チェリーブランデー 20ml
・ドライベルモット 20ml
キス・イン・ザ・ダークは、マティーニというカクテルにチェリーブランデーを加えたカクテル。
使用する材料がすべてお酒のためアルコール度数は高くなります。
ほんのりとした甘みが特徴的なカクテルですが、いかんせん名前が少々狙いすぎw
元々はナイトキャップ「寝酒」として飲まれたカクテルなので、最後の締めの一杯におすすめです。
8.ビトウィーンザシーツ
【危険度★★★★☆】
標準的なレシピ
・ブランデー 20ml
・コアントロー 20ml
・ホワイトラム 20ml
・レモンジュース 1tsp
ビトウィーンザシーツは、「シーツの間」という意味。
シーツの間…間違いなくベッドの中を連想してしまうネーミングのレディキラーカクテルですね。
こちらも使用材料がすべてお酒のため、アルコール度数は高めです。
間違っても前述したキッスインザダークからのビトウィーンザシーツはやめておきましょう。明らかに狙いすぎであることがばれてしまいますw
9.イエローパロット
【危険度★★★★☆】
標準的なレシピ
・シャルトリューズ・ジョーヌ 20ml
・アブサン 20ml
・アプリコットブランデー 20ml
綺麗な黄色をしていることから、「イエローパロット=黄色いオウム」という意味をもつレディキラーカクテルです。
アプリコットの華やかな甘みが感じられ、ハーブの香りと味わいで口の中をスッキリとさせてくれます。
ハーブが苦手という女性にお勧めは出来ませんが、普段からハーブティーをよく飲む女性にはお勧めできるカクテルです。
アルコール度数はしっかりしていますが、ハーブの香りやアプリコットの甘みのおかげで飲み易いカクテルに仕上がっています。
10.ロングアイランドアイスティー
【危険度★★★★★】
標準的なレシピ
・ドライジン 15ml
・ウォッカ 15ml
・ホワイトラム 15ml
・テキーラ 15ml
・ホワイトキュラソー 15ml
・レモンジュース 30ml
・コーラ 適量
ロングアイランドアイスティーは、四大スピリッツである「ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ」をすべて使用したレディキラーカクテルです。
名前の通りアイスティーのような味がします。紅茶は一切使っていないにも関わらず、アイスティーの味を表現したカクテルです。
材料にコーラを使用していますが、アルコールで既に60mlは入っているので、グラスの中のコーラは決して多くないです。コーラはアイスティーっぽい色に近づける目的として使われています。
使用材料が多いため、バーなどで忙しいときにはもしかしたら断られる場合もあるので、様子を見てオーダーしましょう。
度数がとても高いというわけではありませんが、圧倒的な飲み易さがあるため、危険度トップにランクインしました。
まとめ
レディキラーカクテルの意味と、代表的なレディキラーカクテルについて、有名なものからマイナーなものまで紹介してきました。
今回ご紹介したカクテルはどれも飲みやすいものなので、ついつい飲みすぎてしまうことが多いです。
どれも、美味しいカクテルではありますが、飲み過ぎ注意です。
そして女性によからぬことをするという目的での使用にはくれぐれも注意しましょう。





