誕生日は1年に1回しかない大切な日。できることなら大好きな彼氏とデートやディナーを楽しみたいですよね。
そんな特別な誕生日デートをドタキャンされたら、あなたはどう思いますか?誕生日に限らずとも、デートをドタキャンなんてありえない!と思う女性も多いのではないでしょうか。
でもあんまり責めると彼も気分を悪くするかもしれないし、とドタキャンを許すとしても行き場のないイライラが溜まってしまうだけ。
今回は誕生日デートをドタキャンしてしまう男性の心理や、もし誕生日デートをドタキャンされたとき、彼にどんな対応をすれば良いのかを一緒に考えていきましょう。
誕生日は女性にとって特別な日!でも男性には?
女性は男性に比べてイベントを大事にする傾向があります。彼の誕生日や2人が付き合った記念日にはサプライズを計画したり、彼を喜ばせるためのプレゼント選びにこだわったりと全力を尽くした経験がある女性は多いのでは?
しかし誕生日や記念日への思い入れ具合には、男女でちょっとした違いがあるんです。
全国の20代~69歳の男女1000名を対象に行われた「記念日に関する意識・実態調査(株式会社大和ネクスト銀行調べ・2021年)」において、記念日(誕生日やカップル・夫婦の記念日など)のお祝いをどのくらい重視しているかという質問をしたところ、このような結果が出ています。
〇重視していると答えた男性
- 30代・・・46.0%
- 40代・・・45.0%
- 50代・・・49.0%
〇重視していると答えた女性
- 30代・・・66.0%
- 40代・・・49.0%
- 50代・・・45.0%
このように、30代の男女では誕生日や記念日い対する思い入れにかなり男女差があることがわかります。40代になるにつれその差は少なくなり、50代になれば男性の方が記念日を重視する割合が高くなります。
おそらく仕事やプライベートが多忙な時期はあまり記念日を重視できずにいた男性も、色々と落ち着いてくる50代になれば改めて誕生日や記念日に目をむけることができるようになるのでしょう。
しかし、その頃には女性の方が記念日を重視しなくなっているという皮肉な結果が出ていることもわかりますね。
男性がドタキャンをしてしまうのはなぜ?
ではここから、誕生日デートをドタキャンしてしまう男性の心理について考えてみましょう。最初からドタキャンをしようとして計画を立てる人はいませんから、そこには何か深い理由があるはず。
仕事を優先したい
仕事のトラブルで休日出勤をやむなくされたり、急に残業を頼まれたりとデートの日に仕事が入ってドタキャン、というのはよくある話ですよね。それがたとえ彼女の誕生日であったとしても、仕事は待ってくれません。
責任のある立場だったりすると部下を置いて自分だけさっさと帰る訳にもいきませんし、仕方なくデートをドタキャンしてしまうこともあるでしょう。
特に働き盛りの30代男性は誕生日や記念日を重視しておらず、デートより仕事を優先したいと思う傾向があります。
体調不良でやむを得ず
普段から気をつけていたとしても、突然やってくるのが体調不良。疲れがたまっているときや季節の変わり目などは特に体調を崩しやすいですし、無理をすると余計に悪化してしまう可能性もあります。
デートに行きたい気持ちはあっても、身体が元気でなければデートも楽しめません。なにより彼女にうつしてしまってはよくないと思い、やむを得ずデートをキャンセルするという結果に。
前の日に飲み過ぎて二日酔いになってしまったのを、「体調が悪い」という男性もいます。
予定が被ってしまっていた
彼女の誕生日を意識していない男性に多いのが、その日に予定が被ってしまってのドタキャン。
彼女は当然自分の誕生日は彼が予定を空けていてくれると思っても、彼の方は忘れていて先に予定を入れてしまっているというパターンですね。
予定が入っているのを直前に思い出し、デートをドタキャンするという事態になってしまいます。後から入った予定が彼女の誕生日であったとしても、男性は先に入っていた予定を優先する傾向があります。当然と言えば当然ですが、彼女にしてみれば悲しいですよね。
急に用事ができた
親戚に不幸があったり、家族がケガをして病院に駆けつけなければならなかったりと、不測の事態が起こってデートをドタキャンすることもあるでしょう。
不測の事態は誰にでも起こることですし、たとえ無理に会えたとしても正直デートどころではありませんよね。こればっかりは誕生日や記念日にかかわらず、ドタキャンを避けられません。
誕生日デートは特別であったとしても、人の生死には替えられないものです。
急に面倒くさくなった
前の日に飲み過ぎてひどい二日酔いであったり、仕事で疲れすぎてベッドから起きる気力もなかったりすると、誕生日とはいえ急に面倒くさくなってデートをドタキャンしてしまうという男性も。
また、誕生日だからと彼女に何かねだられるのが面倒くさい、という意見もあります。
あまり誕生日を重視していない男性は、「デートは他の日にずらせばいいし」と思っているところがあるので、彼女に申し訳ない気持ちはありつつも、なんとか他の理由をつけてドタキャンに。
このパターンは理由があやふやで、突っ込まれるとボロが出てバレてしまうことも。
気持ちが冷めているか、他に好きな人がいる
こちらは長く付き合っていてマンネリ化しているカップルに多いパターンです。彼女への気持ちが冷めていたり、もう他に好きな人がいるけれどなかなか言い出せないこともありますよね。
誕生日という女性にとって特別な日にあえてドタキャンをすることで、もう彼女に気持ちがないということを暗にアピールしているといえます。
彼が「ごめん、やっぱ会えない」などと理由も言わずにドタキャンをかましてきたら、2人の関係はかなり危ないかも。
誕生日デートをドタキャンされたときの対処法
彼氏に誕生日デートをドタキャンされたとき、ただ「ひどい!」と怒ったり、拗ねたりするのはダメ彼女。ワガママだと思われて彼との関係が悪くなるかも…。
彼と長続きするデキる彼女は、ドタキャンされたときの状況を考えて対応します。
ドタキャン理由を疑わない
まず彼氏からドタキャンを告げられた時、「ほんとに~?」と疑いの目を向けるのはやめましょう。親戚の不幸や体調不良は確かに言い訳で利用されることの多い理由ですが、それが本当だった場合シャレになりません。
また、何かにつけて「本当は浮気してるんじゃないの?」と疑うのもNGです。まずは彼のことを信じてみましょう。平気で嘘をつける男性ももちろんいますが、それは付き合っているうちに必ずボロが出るものです。
とりあえずはそのドタキャン理由を信じて話を聞きましょう。ドタキャン理由が本当であれば、彼の話にあやしいと思うような矛盾はないはず。
相手の状況を気遣う
ドタキャン理由がかなり深刻だった場合、「大変だね、大丈夫?」「何か私にできることはある?」と彼の様子を気遣うことが大切です。
自分の誕生日がどうとかいうより、まずは相手のこと。もし彼が精神的にいっぱいいっぱいになっていたら、いつでも支えになるという姿勢を見せるのが良いでしょう。
気遣いのできる女性は愛されますし、彼も感謝して目いっぱい埋め合わせを頑張ってくれるかも。
次の予定を急かさない
ドタキャンの連絡があったとき、「今日だめなの?じゃあ次いつ会えるの!?」と食い下がり、次の予定を急かす女性もいますが、これもあまり良くありません。
なぜなら彼は誕生日デートをドタキャンせざるを得ないほどの状況なわけですから、次の予定などのんびり考えている場合ではないのです。その場しのぎに適当な日を提案すれば、再度ドタキャンに繫がってしまうことも考えられます。
ここは彼の状況を理解したうえで「また落ち着いたら連絡してね」と引き下がるのがベスト。彼の方もせっかくの誕生日デートをドタキャンして申し訳ないという気持ちがありますし、落ち着いてから必ず埋め合わせの連絡が来るはず。
次の予定は彼に余裕ができてから、ゆっくり決めるようにしましょう。
しつこく文句を言わない
彼に誕生日デートをドタキャンされて、腹が立ったり落ち込んだりするのは当然のこと。何しろ1年に1回しかない日ですからね。
しかしその後もずっと「せっかくの誕生日だったのに」「すっごいガッカリした。私のこと好きじゃないんだ」などとしつこく文句を言うのは絶対にダメです。
彼が埋め合わせの提案をしているのに「その日は誕生日じゃないもん」などと拗ねるのも良くありません。
彼の方も好きでドタキャンしている訳ではありませんし、今さらどうしようもないことを責めてはいけません。そんな風にしつこく言われ続けると「面倒くさい」と感じ、気持ちが冷めてしまうことに繋がります。
楽しみにしていた気持ちは伝えておく
ドタキャンを告げられてからしつこく食い下がるのは良くないとお伝えしましたが、それを意識しすぎるあまりに「あっそ、わかった」と素っ気なく引き下がるのもおススメできません。
あまり素っ気ないと「本当は楽しみじゃなかったのかな」と思われるかも…。ドタキャンされたときは彼を気遣い、手短に「会いたかったから、次まで楽しみにしとく」と楽しみにしていた気持ちだけは伝えておきましょう。
楽しみにしていた気持ちが彼に伝わると、「ほんとに悪かったな」「絶対埋め合わせしよう」と思わせることができます。
さらに、不満を言いたいけど言えないというモヤモヤも、「会いたかった」と一言伝えることで少し解消できるかも。
埋め合わせはちょっとワガママに
彼のドタキャンの原因がなんとか解決したあと、余裕ができた彼からちゃんとした謝罪や埋め合わせの連絡が来ますよね。そんな時は思い切ってワガママを言っちゃうのも良いでしょう。
「次はおいしいもの奢ってね!」「たくさん一緒にいてね!」などとかわいいワガママは、せっかくの誕生日だったのにドタキャンをしてしまったという男性の罪悪感をやわらげてくれます。
「今回は悪かったし、次は喜ばせてあげよう」と思わせたらこっちのもの。普段はあまりワガママを言わない彼女にかわいいワガママを言われたら、彼もきゅんとするかもしれませんね。
ただ誕生日プレゼントとは別に「ドタキャンしたんだから高いバッグを買って!」などとあまりかわいくない値段のものをおねだりするのは「結局それかよ」と思わせてしまうこともあるので要注意です。
理由次第ではちゃんと怒る
ドタキャンされたときは彼のことを気遣えと言いましたが、それはなんでもかんでも許すこととは違います。ドタキャンを繰り返されてもいつも許していたら、彼にとって何でも許してくれるただの都合の良い女になってしまうことも。
ドタキャンの理由をしっかり聞いて、それが「寝坊」「二日酔い」などのしょうもない理由であるときはちゃんと怒ること。「次やったら本当に怒るよ」と冷静に伝えるのもおススメです。
1年に1回しかない誕生日デートです。楽しみにしていたのに、しょうもない理由でドタキャンしていいはずはありません。そこはきっちりシメておきましょう。
また理由を言いたがらない、埋め合わせの連絡もしてこない場合は彼の気持ちが離れている可能性を考えましょう。
ドタキャンはお互いのことを見極めるきっかけにもなる
誕生日という特別な日にドタキャンされるのは本当に悲しいですし、ガッカリしますよね。ドタキャン理由が深刻であれば怒ることもできず、モヤモヤしてしまうこともあるかもしれません。
しかしやむを得ない理由の時は、怒るよりも気遣う方がお互い次に会う時に気持ちが良いものです。今年の誕生日は一緒にいられなかったから、来年こそは!と思っても、関係が続いていなければ彼と誕生日デートは永遠にできないまま。
誕生日デートのドタキャンは2人の間の試練として、よりよい未来のために力を合わせて乗り越えていきましょう。
ただ彼が無意味なドタキャンを繰り返したり、理由も言わずにドタキャンしてきたりした場合は別。無意味なドタキャンは彼の気持ちが離れている可能性も考えられるからです。
このままドタキャンされて辛い思いを抱えたまま付き合い続けるのか、それともサッパリ別れるのか、ドタキャンをきっかけに2人の関係を見極めるのも良いでしょう。






