セックスを怖いと感じる人の理由と克服法!女性がSEXに恐怖感を抱く理由とは?
「奔放な友達は連日連夜Tinderで見知らぬイケメンとホテルにしけこんでいるみたい。どうしたらそんな風にセックスを楽しめるんだろう」
「付き合って1ヶ月、彼氏が『まだセックスさせてくれないの?』と迫ってきた。処女ではないけど、性行為は怖いのでできればセックスしないで交際を続けたい、それって無理なの?」
セックス大好きなビッチばかり世間では取り沙汰されていますが、その一方でセックスに対して恐怖や躊躇を覚えている女性もけっして少なくはありません。
怖い、疲れる、しんどい、痛い……恋人とのいちゃいちゃで欠かせないコミュニケーションであるセックス。
セックスに対してどうして恐怖感を覚えてしまうのか。
「怖い」と感じてしまうその原因と、対処法まで考えてみました。
4割の女性がセックスを怖いと感じたことがある
セックスが怖いと感じたことのある女性は、どのくらいいるのでしょうか?カミングアウト東京は20代〜50代の女性100人にアンケートを行いました。
アンケートの結果、4割近くの女性が「セックスが怖い」と感じたことがあることが分かりました。
集計したアンケートでは、「ある」と回答した女性の半数近くは20代で、経験の少ない20代は怖いと感じることが多いのでしょう。
セックスを怖いと思ってしまう理由7選
「セックスってそんなに楽しくて気持ちいいものなの? 正直、痛いしやりたくない……」
「彼氏のことは大好きだけど、エッチはちょっと、積極的になれない。疲れてるから、で断り続けているうちに、なんだか関係がギクシャクしてきた」
セックスに対して恐怖感を持ってしまう理由を紹介します。
理由1.初体験がまだだから
男性は童貞を捨てることに対してすごく積極的だし、さぞかしファンタジーを拡げて「ゲヘヘ」と笑っていることでしょう。
しかし、女性の場合、初体験は「怖い」「痛そう」という思いが強いんです。
わたしも処女だった頃、先人たちに「初めてって痛いですか?」と聞いて回っていました。
「痛かった、辛かった」
「血が出て泣いてしまったら彼が萎えて中断」
怖くなって、(セックスはしたいけど、初めてはそんなに痛いのか、やだな~)と思っておののいていたのはわたしだけではないはず。
理由2.初体験が実際に痛かったから
初体験が痛いと、その恐怖感が根強く心に影を差してしまうことも大いにあります。
初体験ただ一回だけが痛いわけではなく、セックスに慣れるまでは痛みがあったり出血が伴ったりするため、慣れる前に「怖い」という印象を持ってしまうことも。
「あの時みたいに痛くなったらどうしよう」
「また血が出たらと思うと怖くてリラックスなんて到底できない」
そんなときに、理解のない男性に「カマトトぶってないで、やらせてよ」と迫られでもしたら。
ますますセックスに対して恐怖感を抱いてしまっても無理はありません。
理由3.セックスの最中に彼氏に嫌なことを言われたことがある
セックス、という局面は男女ともにとても無防備な状態。
好きな人に裸を見せて、セックスにのぞむということは、差はあれど勇気がいる行動です。
それなのに、もし嫌なことを恋人に投げられたら?
「思ったより胸小さいんだね。お腹も出てるし、あんまりスタイル良くないんだね」
「うわ、背中のニキビすごいね。思春期の男の子みたい」
「元カノは全然毛が生えてなかったけど、結構毛深いタイプなんだね」
「喘ぎ声、あんまり可愛くないよね。AV見てちょっと連取したら?」
そんなひどいことを言われたら、とてもセックスに没頭できないし、その後誰かとするのもトラウマが伴います。
理由4.セックスワーカーだった過去がある
稀なケースかも知れませんが、過去に風俗嬢だったという場合も、もしかしたらセックスに対して嫌悪感や恐怖感が残っているかもしれません。
様々な客を対応せざるを得ないため、セックスで嫌な思いをしたことは多い。
「お金のためにあのときは一所懸命やったけど、本当は辛くてやめたくてたまらなかった。いまでもセックスは好きじゃない」
「お金がもらえるわけじゃない、と思ったらセックスに対してモチベーションを持てない。そんなに好きじゃないし、お金がもらえるから割り切れていただけ」
「セックス=仕事」という価値観ができあがってしまうと、いざ好きな人とすることになったときも反射的に「怖い」と感じてしまうこともあるかもしれません。
理由5.自信がないから
セックスに関する情報はインターネット上でも溢れかえっています。
セックスの愉しみ方、マナー、男の悦ばせ方、興奮のさせ方、引かれない方法……。
そういうのを読んでいると、「セックスだって大変だな」「こんなに上手にやる自信ない」と、無力感を感じることがありますよね。
自信をつけるために知識をつければつけるほど、逆に自信がなくなるということがあります。
また、過去のセックスの失敗経験がトラウマになって自信喪失することもあります。
反対に、ある程度の年齢なのに男性経験が少ないとか、処女のままだとか、そういうことも自信が持てない理由になったりします。
理由6.体に自信がないから
自分の体に自信がない人は、セックスを怖く感じるかも知れません。
多くの場合、セックスは裸になってするものだからです。
痩せている、太っている、でべそ、乳房の形のバランスが悪い、乳首が陥没している……
こうした点がコンプレックスになるかも知れません。
男性の場合も、ペニスが小さい、仮性包茎だ、などの理由で悩むことがあります。
また、体そのものに劣等感はないけれど、「他人に裸を見せたことがない」がゆえの自信のなさというのもあります。
理由7.レイプされたことがある
意外と多いのが、レイプされたことで、セックスに恐怖心を持つようになるケースです。
レイプや強姦というと言い方が強いですが、女性が望まないセックスをさせられたり、セクハラの延長で性行為を強要されたという話は珍しくありません。
また、男性の無理解などにより、初体験で痛い思いをした女性も多いでしょう。
こうした記憶が強く残っていると、本人は意識していなくとも、セックスを連想させる場でちょっと引いてしまうということがあるものです。
セックスが怖いと感じる人の克服法6選
「セックスはしたくはない。けど、子供も欲しいし、彼氏と仲良くなるために、好きになりたい」
「奔放な女友達が語るセックスの魅力、私は味わえないのかな?」
セックスを楽しめないままなのも悲しいし、寂しいですよね。それでは、セックスに対する恐怖感を少しでも克服したり減らすために、何ができるでしょうか?
ここでは、6つの克服法を紹介します。
克服法1.いちゃラブ系のアダルトビデを一緒に観る
セクシーな気分を盛り上げるのに有効なのはやはりアダルトビデオ。
彼氏といちゃいちゃしながら愛のあるセックスをするものを見れば、「セックスっていいな」と思えるかもしれません。
ただし、激しいイラマチオ、スパンキング、レイプ物は逆効果間違い無いので、たとえ彼氏が見たがっても選んではいけません。
「でも、アダルトサイトは激しいものしかなくない?普段見ないし選び方がわからない!」
という人は、ぜひ女性向けのアダルトサイトから動画を選んでください。
女性目線で選ばれた、いちゃラブ系の動画がずらっと並んでいるはず。
「あ、この女優さん気持ち良さそう……」
「こんな風にゆっくり突いてもらったら、痛くないのかも?」
セックスに対する恐怖感が薄れるきっかけになるかもしれません。
克服法2.挿入はしないでいちゃいちゃすることを楽しむ
セックスへの恐怖感のほとんどは「挿入」。
そもそも自分の体に異物を押し込むなんて、やはり怖い。
男性からしたら「とんでもない生殺し」「だったら何もしないほうがマシ」と思うかもしれませんが、本当に自分を愛してくれている彼なら挿入は無理強いしないで待ってくれるはず。
挿入だけがセックスのメインではありませんし、いちゃいちゃするだけの方がリラックスできて挿入への恐怖心も薄れるかもしれません。
自分が「最後までしてみたい」「挿入してみてもいいよ」と思えるようになるまで、彼とよく話し合っていちゃいちゃを続けてみてください。
克服法3.とにかく前戯を丁寧にしてもらう
セックスに対して怖い、痛い、という感想を持っているときには負のセックススパイラルの呪いがかかっています。
セックス→痛い→でも彼氏がしたがってるから仕方なく相手をする→リラックスできない→濡れない→プレッシャー→ますます乾く→無理やり挿入して痛みが爆発
このスパイラルを取り払うには、根気よく前戯をしてもらって十分潤わす必要があります。
舌を絡めて優しくキスをして、性感帯を探して、手荒に扱わずそっと触れて撫で回して、嫌でなければクンニをして、「可愛いよ」「好きだよ」と愛情表現をする……。
自分がイメージする前戯を「こんな風にしてほしいな」と可愛く伝えて、彼氏にがんばってもらいましょう。
ふやけてしまうのでは?と思うくらいシーツにしみができたら、一度挿入を試してもらう合図です。
もちろん、いくら濡れていても恐怖感がまだ残っているときは、挿入を見送ってもらうことも大切。
とにかく「濡れやすくなる体」にすることが大事です。
もちろん雰囲気づくりも大事。彼氏にばかり全てを任せるのではなく、自分から抱きついて耳元で囁いたり足を絡めたりして、エッチな雰囲気づくりを心がけましょう。
克服法4.オナニーをする
セックスに対して恐怖感や嫌悪感を持っている女性の多くは、マスターベーションに対しても嫌悪感を持っていることが多い。
小さいときに「おまたはいじっちゃいけません」「エッチなことはいけません」と厳格な教育を受けたことによってトラウマになっている、というパターンもあり得ます。
実際、女性器って入り組んでいるし、なんだか可愛くないし、あんまり触れたくない。
ですが、自分の身体と仲良くなる上でオナニーは良い方法。
どうしたら感じるのか、どうしたら濡れるのか。いく、とはどういう感覚なのか。
ローターを使うと比較的簡単にオーガズムを得られます。買うのに勇気はいりますが、大きな一歩になることは間違いありません。
克服法5.嫌なものは最初に伝えとく
どんなに好きな相手でも、セックスに関して「してほしくないこと」はあるものです。
嫌だと感じるものは、最初に伝えておくようにしましょう。
例えば、痛みを感じる体位、フェラへの嫌悪感、男性のSを気取った言動、痛いプレイ、汚いプレイ……。
また、挿入時に必ず痛みを感じる女性や、1回のセックスで1回しかイケないので複数回はつらい、という人もいるでしょう。
インターネットやAVで間違ったセックスの知識を植え付けられている男性も多いので、きちんと理解し合うことが大切です。
もしも「そういうことを言うと彼氏が不機嫌になったり怒ったりする」のであれば、DV男の可能性があるので別れた方がいいでしょう。
克服法6.自分磨きをする
セックスへの怖さを克服するには、「自分磨き」で自信をつけることも有効です。
外面を磨くなら、まずはメイク術の習得、運動による体の引き締め、肌や体毛のケア。
そして内面を磨くなら、臆せずに恋愛やセックスの経験を積むことです。
まずはほんの少し試してみて、小さな成功体験を積み重ねましょう。
成功するかどうかは意外と問題ではありません。努力して自分を磨こうとしている人は、男女を問わず素敵に見えるものです。
また、これも大事なことですが、特に外見について本人が劣等感を持っていても、他人は特に気にしていないことが多いです。
こうしたことを確かめるのも大切です。
セックスが怖いときの彼氏への伝え方
セックスが怖い女性は、彼氏に早めに伝えた方がいいでしょう。
しかしデリケートな事柄なので、「どういうタイミングで切り出せばいいか分からない……」という人も多いと思います。
そこで、切り出すのに適したシチュエーションやタイミングを考えてみましょう。
彼氏の性格や2人の関係性にもよるので、一概には言えませんが、参考にして下さい。
伝え方1.ラインやメールで伝える
セックスやデートをする前に、あらかじめ「実はセックスが怖い」と伝えておけるなら、それが一番です。
デートの打ち合わせの中で、ラインやメールで伝えてもいいでしょう。
SNSを活用すれば、面と向かって言う必要がないので、少し気が楽です。
いきなり長文で説明するのではなく、「ちょっと話したいことがあって」「ずっと言わなきゃって思ってたんだけど」「気を悪くしたらごめん」という感じで、短文を細切れに送るテクニックもあります。
すると、彼氏もどんどん引き込まれます。
面と向かって話さなくても、緊張感をもって秘密を打ち明ける雰囲気を作ることができるでしょう。
伝え方2.「秘密がある」ような態度で彼氏の気を引く
前項の内容とも少し重なりますが、デートの最中や面と向かって話している時に、「秘密がある」素振りを見せるのもひとつのテクニックです。
すると、彼氏もなんだなんだ? という感じで、居住まいを正して真剣に耳を傾けてくれるかも知れません。
打ち明けるためのシチュエーションやタイミングを、自分で作り出す技術だと言えるでしょう。
伝え方3.いい雰囲気になったら伝える
彼氏が「この後どっか静かな場所に行く?」などと、遠回しに匂わせてきたタイミングでもいいですね。
2人の間に、セックスのことを少しでも感じさせる話の流れや雰囲気、ムードが発生したら、そこが切り出すチャンスです。
そういう流れや雰囲気がないと、日常生活の中でセックスの話は切り出しにくいですからね。
もちろん、そういうタイミングを見計らって、前項で説明したような、いかにも秘密があるような素振りを見せれば高い効果が期待できます。
伝え方4.セックスの最中に伝える
セックスそのものが怖いのではなく、一部のプレイが怖いという人は、性行為の最中に伝えてもいいでしょう。
例えば「フェラは嫌」とか「指を入れられるのは嫌」などです。
だけど、彼氏のテンションが上がっているところでストップをかけるのは気が引けるものなので、あまりおすすめはできません。
この場合はあまり深刻な空気にならないよう、「他のことはしてあげるから、お願い!」と明るく元気に、少し強引に交渉するなどの方法が考えられます。
もしも、セックスの最中にもかかわらず、このような希望を聞き入れてくれる彼氏なら、なかなか懐の深いイイ男だと言えるでしょう。
伝え方5.セックスした後に伝える
セックスした後、つまり「事後」にピロートークの中で伝えるのも、ひとつの手です。
その時はセックスをひと通りした後なので、彼氏の方も「賢者タイム」の穏やかな心地で聞き入れることが可能になるかも知れません。
もちろん、その前にセックスをしているので、実は嫌だと思っていることを、我慢してやってしまっているかも知れません。
ただ、そうすると、セックスの中で「本当は嫌だ、セックスが怖い」ということが、なんとなく彼氏にも伝わっているかも知れませんね。
彼氏がそのような形で察してくれているなら、事後に「さっきはフェラを嫌がっちゃったけど、私は本当に苦手なの」と伝えるのもいいでしょう。
それはそれで、かえって得心がいくかも知れません。
優しいセックスをしてくれる男性の見分け方
ここでは、優しいセックスをしてくれそうな男性を見分けるためのポイントを説明します。
女性がセックスに対する恐怖心を乗り越えるには、理解のある優しい彼氏の存在が欠かせません。
以下で挙げるポイントは、絶対的なものではありません。しかし、一応のバロメータにはなります。
セックスへの恐怖心を一緒に乗り越えられる、そんな優しいセックスをしてくれる男性を見分けるための参考にして下さい。
見分け方1.こまめに連絡をくれるかどうか
折に触れて、まめに連絡をしてくれる男性は、気づかいができる優しさを持っています。
親しい相手から突然連絡が途絶えてしまったら、誰でも不安になりますよね。
それを理解している男性は、相手の女性を不安にさせまいと、こまめにメールやラインをしてくれるでしょう。
こまめに連絡をくれるかどうかは、気づかいや誠実さのバロメータになります。
見分け方2.性格に問題がないかどうか
性格の裏表が激しい男性にも注意しましょう。優しそうに見えても、セックスで豹変するタイプが存在します。
こうした裏表がはっきり出るのが、車の運転です。
普段は穏やかなのに、ハンドルを握ると豹変して、しきりに悪態をついたり乱暴な運転をしたりする人がいますね。
こういうタイプは、セックスなどの場面で暴力的になる可能性があります。
「この人、何か変だな」と感じたら、気を付けて下さい。こういう場合は、直感を信じて大丈夫です。
見分け方3.暴力を振るわないかどうか
男性の中には、残念ながら、女性に平気で暴力を振るうタイプがいます。
これは物理的な暴力だけでなく、嫌味や皮肉、暴言を繰り返す「言葉の暴力」も含みます。
こういうタイプはほとんど無意識のうちに女性を見下しており、全ての女性は男性に服従すべきという考えを持っています。
さらに狡猾なタイプは、女性の劣等感などにつけ込んで自分の支配下に置こうとするでしょう。
パートナーをいわゆる共依存関係に陥らせたり、DVなどを繰り返すこともあります。
このタイプの男性と関わりを持ったら、セックス以前にできるだけ近寄らないことです。
見分け方4.スキンシップや愛情表現をするかどうか
相手の女性を、単なる欲望の対象としか考えていない男性は、女性の扱いも雑になるものです。
そうした男性にとって、女性との日常的なスキンシップや、キス、ハグなどの愛情表現は「無駄」に感じられるでしょう。
反対に、その「無駄」な行為にも時間を割いてくれる男性は、女性の扱いについても信頼がおけます。
見分け方5.セックスそのものが優しいかどうか
相手が優しいセックスをしてくれる男性かどうかを最も簡単に見極める方法は、セックスをすることです。
セックスは、お互いの肉体に触れて刺激を与え合う行為なので、そこにも性格が出るでしょう。
この時、ボディタッチが優しく、愛情を込めて行ってくれる男性は有望です。
また、前戯・後戯ともに、手抜きをせず時間をかけて優しくしてくれる男性が理想的です。
女性の体を粗雑かつ乱暴に扱ったり、セックスがあまりにも性急な男性には注意しましょう。
見分け方6.女性のことを尊重してくれるかどうか
折に触れて、女性のそのときどきの気分や好み、要望などを確認してくれる男性は信頼が持てますね。
これはデートや日常生活に限らず、セックスでも言えることです。
例えば、セックスの前に「こういうプレイは嫌じゃない?」「部屋は暗い方がいい?」などと、あらかじめ確認してくれる男性は安心できます。
もちろん、避妊してくれるかどうかも大切です。
またセックスの最中も、自分がやりたいことだけをするのではなく、女性の反応を観察しながらていねいにしてくれる人も安心できます。
最終的には、いざとなったらセックスそのものを中断することも厭わない男性を探しましょう。
そのような男性であれば、セックスを怖いと感じている人も、安心して身を委ねられるのではないでしょうか。
怖いと感じる人に知って欲しいセックスの魅力
「私はあんまりセックスで感じないタイプだから、いいよ」
そう思い込むのはまだ早い。セックスの魅力をご紹介します。
魅力1.恋人ともっと仲良くなれる
「とにかく気持ちいい」ーーそれも間違いではないですが、その前にセックスは愛情を交わす上でこれ以上ないほどのコミュニケーション方法です。
「セックスしたことで彼のことをより深く分かち合えた」
「なんだか喧嘩しなくなった」
セックスが果たす恋人との関係の潤滑油の役割は、欠かせないものです。
彼のことをもっと好きになれる方法、セックス。それを「痛そうだから」「そんなに好きじゃないから」の一点張りで排除してしまうのは、あまりにもったいない!
魅力2.エネルギーが湧く
「え?あんなのむやみに疲れるだけでしょ」
「体力使うのにエネルギーが湧くなんて矛盾してる」
いえいえ、こんなことは聞いたことがないですか?
「セックスは女を綺麗にする」。an・anの作った迷信……ではなく、実際に肌ツヤがよくなったり、眠りの質がよくなったりします。
それはエストロゲンというホルモンのおかげ。
セックスで快楽を覚えることで、美容にいいホルモンが分泌されて肌の調子が整ったり、健康的になります。
運動が体にいいのと同じ、といえばわかりやすいでしょうか。
運動も身体は疲れるけれど、健康になったり綺麗になる助けになりますからね。
魅力3.気持ち良い
やっぱり単純に、快楽がセックスのメリットからはずせないでしょう。
楽しくて気持ち良い。だからこそヤリチンやビッチがこの世にたくさん沸いているんです。
もちろん、慣れるまでは異物感が強かったり、前戯は気持ち良くても挿入の時間はあまり感じない、ということもあり得ます。
いく、という感覚がわからない、という女性も決して少なくありません。
ですが、相性がいい人やセックスに慣れている人と経験を積んでいくうちに、感じやすい体になったり、セックスに順応していくこともまた事実。
気持ちいいと感じられるまでは痛みや異物感との戦いになるかもしれませんが、焦らず気長に体がひらくまで待ちましょう。
魅力4.ナイスバディになる
「嘘をつくな!」というのはまだ早い。
ビッチのギャルほど顔が小さくて胸が大きくてくびれている、と思ったことはないでしょうか。
フェラチオをして顔周りの脂肪を落とし、騎乗位でくびれをつくり、胸を揉まれて感じることによって巨乳化する、という嘘のような本当の話…。
騎乗位は初心者には難しいですが、ロデオボーイだと思って励むうちにくびれができます。怖がらずに体から力を抜くことがポイントです。
セックスによる思わぬ副産物といえるでしょう。
セックスを怖いと思っていた女性の体験談
ここまでで、女性がセックスに対して恐怖心を持つ理由や、その克服法、そして男性との関わりの持ち方について説明しました。
最後に、実際にセックスを怖いと思っていたものの、それを克服した女性の体験談をご紹介します。
恐怖心を抱いていた理由から、乗り越えた経緯までを簡潔にまとめました。
同じような悩みを抱えている方は、参考にしてみて下さい。
【30代女性】
初体験が痛くて流血した挙句、その後も、彼氏からビラビラの大きさと黒ずみをバカにされてトラウマになりました。
それからも何人かの男性とセックスを試みました。しかし性器を見られたり触られたりすると、恥ずかしさと痛みの記憶が蘇ってその先に進めないことも。
よってセックスを楽しむこともできず、彼氏とも長続きしたことがありませんでした。
しかし友人の勧めで、美容整形外科でビラビラの色を抑える手術を受けました。
さらに、オモチャを使って気持ちよくなる練習を重ねるうちに、男性とのセックスも少しずつ受け入れられるように。
また、現在の彼氏はその点も理解してくれて、私が本当にセックスを楽しめるように、時間をかけて段階的に慣らしていってくれました。
少し勇気を出して、適切な方法を組み合わせていけば、セックスへの恐怖心は薄れさせることができると思います。
【20代女性】
高校生の頃にレイプされた経験があり、完全にセックスそのものに恐怖を抱くようになりました。
その後も2回ほど、男性から告白されて交際しましたが、どうしてもセックスだけはできず、拒絶してばかり。
結局2回とも別れる結果になってしまい、このままセックスも結婚もできないのではと悲観していました。
しかし、20代後半で付き合い始めた彼氏に打ち明けたところ、理解を示してくれました。
そこで、この人の期待には応えたいと思い、一緒にカウンセリングへ。
先生から指導を受けて、手をつなぐところから始めて、ハグしたり添い寝したり……と、一年ほど時間をかけて少しずつ慣らしていきました。
その結果、彼氏とは最終的にセックスできるようになり、結婚するに至りました。
今もときどき、セックスに対して恐怖心をおぼえることはありますが、パートナーの理解と専門家のアドバイスのおかげで、自分を変えることができたと思っています。
まとめ
「セックスってぜったいしなきゃいけないものなの?子供を作る時だけでいいよ」
「できればあんまりしたくない。でも、セックスを楽しんでいる人の話を聞くと、羨ましい気持ちになる……」
確かに、セックスは人生のノルマでも義務でもありません。
ですが、楽しめるようになったらもっと楽しくなるのは間違いありません。
それでは良いセックスライフを。焦らず、気長に、歩きましょう。





