ママ活恋愛ABCの意味は？その先に続くHIJKや言葉が生まれた背景を徹底解説！
最終更新日 2023.01.17
あなたは恋愛のABCの意味を知っていますか？
恋愛のABCは一昔前の昭和時代によく使われていた言葉。今の10~20代の若者は知らない人が多いでしょう。
恋愛のABCは、年代や男女によって認識が変わってくる事も。少し古い言い回しである恋愛のABCは一体どういうものなのでしょうか？
今回は恋愛のABCについて詳しくお伝えしていきます。恋愛のABCの知識を蓄えることで、さまざまな年代の人と話せる会話の幅が広がるでしょう。
恋愛のABCとは一体なに？
若い年代の方は、恋愛のABCという言葉を聞いたことがないかもしれません。ここからは、恋愛のABCの意味や、言葉が生まれた経緯を見ていきましょう。
恋愛のABCは時代背景が生んだ隠語
一昔前は今とは違い、「キス」や「セックス」等の性的な単語を使うことはあまり良くないとされていて、直接的な言い方はNGでした。今ほど性にオープンではなかったため、直接的な表現をしなくて済む”恋愛のABC”という隠語が流行りました。
例えば、「恋人とどこまで進展したの？」「まだAだよー」という会話のように使われます。
人気漫画アニメ「かぐや様は告らせたい」も恋愛ABCの物語！
『かぐや様は告らせたい』では恋愛ABCが取り上げられています。
『かぐや様は告らせたい』は「恋愛は告白した方が負けなのである！」と、両想いなのにお互いに相手に惚れさせ、相手から告白させようと頭脳戦を繰り広げるラブコメディ。
14巻でお互いの気持ちを確かめ合い、16巻では付き合い始め、22巻ではついに結ばれます。
恋愛のABCそれぞれの意味
恋愛のABCが昔の隠語だということをお分かりいただけたと思います。では続いて、恋愛のABCについてより詳しく見ていきましょう！
恋愛のAは「キス」
恋愛のABCにおけるAの部分は「キス」を意味します。今の時代は性にオープンでありながらも、男女の仲をゆっくり育もうとする思考が強いです。
色々な場所へ遊びに行きデートを重ねて、ご飯を食べて、手を繋いで抱き合ってなど、キスよりもっと前の段階のコミュニケーションを重視します。そのため、いきなり「キス」に発展するのはあまりないですよね。
しかし昔は、今より遊ぶ場所や機会が少なかったようです。恋人同士でデートをするのが難しかったため、自分の家や外の公園などでコミュニケーションを取っていました。
家や外の公園などで会うということは、お互いが夢中になって何かで遊ぶというより、二人のきりの雰囲気を楽しむことになります。
そのため、手を繋いだりデートをするというコミュニケーションを飛ばして、いきなりキスに発展するということも珍しくなかったのです。
恋愛のBは「ペッティング」
現代を生きる若い人は「ペッティング」という言葉自体知らなかったり、意味がわからないという人も多いのではないでしょうか？
ペッティングとは現代で言われる「前戯」のことで、恋愛のBは相手の胸などの身体を愛撫するというステップを意味しています。今でこそ、前戯や愛撫はセックスの一部として認識されています。
しかし、一昔前はセックスと愛撫は別物と考えられていて、一つの区切りという扱いでした。セックスまではいかないけど、お互いの身体を触り合ったり、愛撫をした時は「恋愛のBまで行った」というように使われていました。
今ではこのペッティングまで行えば当然のようにセックスに突入してしまう人がほとんどですが、当時はペッティングを繰り返し次の段階に進んでいたようです。
恋愛のCは「セックス」
今はセックスについてそこまで重いイメージを抱えている人は少なく、多くの人が気軽にセックスを楽しんでいます。
しかし、ひと昔前は「セックス＝結婚」というくらいセックスをすることに対して責任を感じ、男女ともに本当に心を許した人としかセックスをしませんでした。
当時の恋愛のABCにおけるCを済ませた恋人同士は、しっかりと将来を見据えた結婚前提の恋人同士だと言えるでしょう。昔と比べると、今のセックスは良くも悪くも少し軽いイメージのものになっているようです。
好きな人に対してすぐに身体を許すのではなく、好きだからこそあえてセックスに至るまで時間をかけてみることで、セックスに対しての印象が変わるかもしれません。
セックスに対してここまで重く考える必要はありませんが、もう少しセックスに対してのイメージを見つめ直してみましょう。
恋愛のABCは年代によって認識が違う？
恋愛のABCは受け取り側の年齢によって認識が異なる場合があります。恋愛のABCが流行ったのは一昔前。今の30代後半以上の人は一般的な恋愛のABCの認識で通じます。
しかし恋愛のABCが廃ってきて、徐々に使われなくなった頃に生まれた今の10-20代の人は、一昔前の人と同じ恋愛のABCの認識ではない場合も。「そもそも恋愛のABCを聞いたことがない。」「Aは手を繋いだりデートすることだと思っていた。」と言う人もいます。
「恋愛のABCは恋愛の順番」という認識はうっすら残っていても、恋愛をする時に初めからキスをするというイメージがわかない人が多いからです。
恋愛のABCがまだ続く？その続きとは？
恋愛のABCの表現よりマイナーであまり知られていませんが、実はその続きも存在しています。アルファベット表記であるABCに続く恋愛D、恋愛E、恋愛Fです。
それぞれが意味する内容とは一体どういうものなのでしょうか？それぞれの具体的な意味や内容について詳しくお伝えしていきます。
なお恋愛のDEFは主流ではないので知らない人が多いです。なので、得意ぶって恋愛のDEFについて話しても相手に理解されずポカンとされてしまう可能性が高いです。
恋愛のDは「妊娠」
恋愛のDEFは様々な定義付けがされているので諸説ありますが、恋愛のDは「妊娠」を意味する場合が多いです。セックスの次のステップとして妊娠を意味します。
今ではセックス時の避妊は常識となっていて、避妊具も入手しやすくなっています。
しかし昔は避妊具を手に入れるのも一苦労でした。そのため、避妊をせずに生でセックスを行う恋人も多いです。恋愛のC、つまりセックスのステップが終わった後は「妊娠する可能性もあるから注意」という隠語として使われていたようです。
恋愛のEは「結婚」
恋愛のEは「結婚」を意味していて、妊娠発覚後に結婚をして籍を入れるというステップです。
今でこそ普通になってきた「できちゃった婚」や「授かり婚」は昔では考えられず、結婚をする前に子供を作る行為、つまりセックスをするというのは一般的ではありませんでした。
そのため、年配の人で「できちゃった婚」の報道やニュースに顔をしかめる人が多いのは、昔ながらの考えがあるからでしょう。
とはいえ、結婚してから妊娠する人も妊娠してから結婚する人もいるため、恋愛のDEの順番は割とあやふやでなんとも言えません。
恋愛のFは「家族」
恋愛のFはファミリーのFで「家族になる」という意味で使われています。
セックスをして、妊娠、その後結婚をして、家族になるという一連の流れの最終ステップになります。この恋愛のFは昔の人ですらあまり使っていなかったものなので、知らない人も多いです。
恋愛のDEFは恋愛のABCが主流になったからこその後付けではないかとも言われています。
恋愛のZは「終わり」
恋愛のZは人や年齢、性別など色々な条件によって受け取り方や伝え方が異なります。
例えば、一連の流れをクリアして家族になったときに「恋愛」終了の区切りとして永遠の幸せを意味したり、結婚をゴールと見立てたハッピーなエンディングとして使っています。
しかし恋愛のZは良い意味を示しているのではなく、別れや離婚など良くない意味での終わりを示しているケースもあります。
例えば、離婚、別れ、死別など恋人との「終わり」を迎えた時に「恋愛のZ」を使います。
恋愛ABCの現代版はHIJK
一方で恋愛の「HIJK」という言葉を聞いたことはありますか？
現代における恋愛のABCと同じように恋愛の進捗度を表す意味合いで使われていますが、知らないという人も珍しくないでしょう。恋愛のABCの変化版である恋愛の「HIJK」とは、一体何を示していて、どういう時に使われるのでしょうか？
恋愛の「HIJK」は恋愛のABCとは違い、頭文字のそのままの意味を示します。
恋愛のHは「エッチすること」
現代では恋愛の進捗度を表す最初の文字が「H」。つまり、セックスをすることを意味します。「いきなりセックス？」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか？
現代では昔よりセックスに対する敷居が低く、気軽にセックスをしてコミュニケーションをとる人も少なくないです。恋愛のAであるキスや恋愛のBであるペッティングは「H」の中に含めてひとくくりにされています。
昔は性にあまりオープンでなかったため、「エッチ」「セックス」などの言葉はできるだけ使わないようにしていました。
恋愛のIは「愛が生まれること」
恋愛のIは「愛が生まれること」を意味しています。
「セックスの次に愛…？」と不思議に思う人も少なくないですが、現代ではセックスをした後に愛が深まり仲良くなるというケースも珍しくないです。
セックスへの敷居が低くなった今、その日に初めて会った人やあまり内面を知らない人とも普通にセックスをする場合もあります。またセックスによって愛が生まれ、セックスフレンドから恋人に発展するというケースも存在します。
セックスを通じて、今まであまり仲良くなかった人や、付き合ったばかりの恋人と濃厚なコミュニケーションをとることができます。
セックスの次に愛を生むことができるでしょう。
恋愛のJは「ジュニア（子ども)が生まれること」
恋愛のJは文字通り「ジュニア（子供）が生まれること」を意味します。頭文字のJをジュニア（子供）とするところが現代風で、昔のどこか古いような言い回しでてはなくなっていることがわかるでしょう。
妊娠については、昔は恋愛Dの「妊娠には気をつけて」という注意の意味で使われていましたが、現代では恋愛のうちの1つとして認識されています。
恋愛のKは「結婚すること」
恋愛のKは「結婚すること」を意味しています。今と昔で変わっていることといえば「できちゃった婚」や「授かり婚」に対するイメージの違いでしょう。
昔は「できちゃった婚」や「授かり婚」に対するイメージはあまりいいものではなく、顔をしかめる人が多かったです。
しかし今では「できちゃった婚」や「授かり婚」が主流になり始めているため、子供が先か結婚か先かについてそこまで深く考える人は少ないでしょう。
ABCやHIJKで恋愛の価値観がわかる
恋愛の「ABC」も恋愛の「HIJK」も、必ずこの流れに沿って恋愛を進めなければいけないということではありません。
「必ずこの順番通りに進めなきゃダメ」「こうしないといけない」と変に型にはめて考えてしまうと、恋愛が苦しいものなってしまう可能性があります。
恋愛の「ABC」も恋愛の「HIJK」もあくまで恋愛の進捗度を表しているだけなので、無理に当てはめようとせずに自分や相手のペースに合わせて恋愛を進めていきましょう。
また、現代は恋愛のABCが生まれた時代とは恋愛観も変わっています。
人それぞれ、進めていく手順も恋愛の仕方も異なるため、相手や自分にあった心地いい恋愛の進め方をしていくことで素敵な恋愛をすることができます。
恋愛のABCに考える恋愛が成功するコツとは？
恋愛ABCは昔から存在する恋愛においての順序だと言えることがわかりました。さて、この恋愛ABCから考える恋愛が成功するコツとはどんなものなのでしょうか？
恋愛のABCに考える恋愛が成功するコツについて詳しくお伝えしていきます。
いきなり事を進めない
恋愛をするにあたって、がっつき過ぎるのは絶対にNGです。
「すぐにやりたい！」と焦ってしまい恋愛のABCの順序を無視してしまっては「体目的かな？」など相手に不信感を与えてしまう可能性があります。
焦ってしまいそうな時は、恋愛ABC恋愛ABCと心の中で唱えて、先代からのアドバイスを思い出しましょう。いきなりセックスをせがもうとせずに、まずはじっくりと相手に向き合うようにしましょう。
見た目にとらわれず内面を知ろう
恋愛をするときは見た目に囚われすぎず、決して可愛いとは言えない人に対しても偏見なく接するようにしましょう。誠実で真面目なお付き合いをする事で内面の良さに気付けたり、色々見えてくるものがあるはずです。
会話やデートを重ねることでスキンシップだけでは知ることのできない一面や、好き嫌いなどよりプライベートで深い内面を知ることができます。
お互いの気持ちを尊重しよう
恋愛ABCにはゆっくりと時間をかけてお互いを尊重し合い、関係を深めていこうという教訓も見られます。絶対してはいけないのは、焦って全てを終わらせてしまうことです。
恋愛のABCという手順にとらわれず、まずは目の前のパートナーの気持ちを大切に。ゆっくりと時間をかければかけるほど2人の関係は深まり、甘い時間を過ごす事ができます。
セックスでもABCの順序を守ろう
セックスするときも、ABCの順序は大切です。
女性にとっては、キスやペッティングは愛情を感じられるコミニュケーションの一つ。そのため、セックスよりキスやペッティングのABの方が大事だという人も少なくありません。
男性はキスやペッティングを流して、いそいそとCに向かってしまう人も多いですが、それは女性にとって頂けない行動の一つ。
焦ってしまいそうな気持ちを抑えて、しっかりとキスやペッティングに時間をかけましょう。そうする事で女性の満足度を高めることができ、結果的にお互いに気持ちの良いセックスをすることができるでしょう。
恋愛のABCは恋愛で大切なヒントを示している！
いかがでしたか？
恋愛のABCは古く感じるかもしれませんが、恋愛において大事なことがぎゅっと詰まった隠語です。現代の若い人の中には、恋愛のABCを知らない人や興味がないという人も多いでしょう。
無理に恋愛のABCの順番通りに恋愛を進めなくてはいけない、というルールや決まりごとはありません。ステップだけでなく、相手の気持ちを考えながら向き合っていくことが大切です。
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