アンナチュラルロケ地20選!不自然死究明研究所は一体どこにある?
解剖医の視点から殺人事件を解決していく!
その斬新な設定と、巧妙な伏線がウケて人気となった「アンナチュラル」
昨年放送されたドラマですから、まだみなさんの記憶に新しいのではないでしょうか。
ま〜た石原さとみが可愛いだけのドラマでしょ?と思った人はいい意味で期待を裏切られると思います。
あのシーンの駅って一体どこ?病院はどこにあるの?など…どんな場所で撮影されたのか知りたい!そんな人にのために!
「アンナチュラル」のロケ地20選をご紹介します。
- 大林組 技術研究所(不自然死究明研究所UDI)
- ハウススタジオ和洋くうかん(遺体が見つかった佐藤正一の家)
- 喫茶シルビア(坂本が弁護士と打ち合わせをしていた喫茶店)
- 栃木県本庁舎(裁判所の玄関)
- しあわせの蜂蜜ケーキ(佐野が勤めていた工場)
- ヴィルヌーヴタワー駒沢(佐野がケーキを届けに行った高層マンション)
- 妙法寺堀之内静堂(遺体が盗まれた葬儀場)
- ロザンジュアイ広尾迎賓館(ACID SPORTS GYMのパーティー会場)
- GRACE CONTINENTAL 代官山本店(ミコトが警察から逃れるために入った店)
- 山野美容専門学校(明陵ゼミナール)
- 安達興産ビル(火災のあった雑居ビル)
- わらやき屋銀座店(ミコトと六郎が話をしていた居酒屋)
- ハイアットリージェンシー東京(ボールを握った犯人が立っていた場所)
- 旬菜家庭料理なかよし(中堂が糀谷夕希子と出会った店)
- KITSUNE(六郎が宍戸のことを聞いたバー)
- 八重洲ブックセンター(宍戸が書いた告白本が平積みされていた書店)
- 大宝マンションの屋上(宍戸が証拠のボールを渡した屋上)
- 南葉山霊園(アメリカ・テネシー州の墓地)
- 東京国立博物館(宍戸が逮捕された裁判所のロビー)
- 緑山スタジオ・シティ(法廷)
大林組 技術研究所(不自然死究明研究所UDI)
主人公である法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)や、同僚の中堂系(井浦新)と臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、アルバイト記録員の久部六郎(窪田正孝)が働いているのが、不自然死究明研究所、通称UDIラボ!
ドラマの中では物語が展開するスタート地点であり、様々なシュチュエーションで謎の死を遂げた遺体の死因を特定する場所でもあります。
その舞台となったのが、日本有数のゼネコンである「大林組」が保有する技術研究所。
第1話では大学病院が研究していた、「MERSウイルス」が漏れて院内感染をしていたことを、ミコトここで突き止めました。
実際の技術研究所ではアンナチュラルのような、解剖を行うことはなく建築に関する技術研究が行われています。
ハウススタジオ和洋くうかん(遺体が見つかった佐藤正一の家)
第2話で集団自殺の現場となった家。
亡くなった3人は家族ではなく、全員が一酸化炭素中毒ということで事件性ゼロ!と思われたんですが…一人の少女の死因が「凍死」
しかも少女の胃からダイイングメッセージまで発見!という展開ですが…さすがに展開が展開なだけに、この事件の舞台となっているのは一般の民家ではなくスタジオなんです。
といってもテレビ局内にあるスタジオではありませんよ。リアルな古民家をスタジオとして貸し出しているんです。その名が「和洋空間」一般の人でも借りることができて、1時間の料金は5,000円〜。
ちなみにアンナチュラルで使われていたのは「古民家②」という名前のスタジオで、裏庭などもあることから「事件現場」として頻繁に使われているようです。
喫茶シルビア(坂本が弁護士と打ち合わせをしていた喫茶店)
これまでは解剖で死因を特定する、どちらかといえば裏方的な役割を果たしていたミコトですが、第3話では法廷に立ちます!
それに先駆けて坂本が弁護士と打ちあわせを行っていた喫茶店が「喫茶シルビア」のちに、ミコトが坂本に就職先を紹介する時に、話をするのもこの場所です。
この喫茶店、めちゃくちゃ広いです。カメラが出演者をアップで撮るため、全体像は見えませんが相当の広さ!
そして様々なドラマでロケ地となっており、これまでにSPECや相棒、ストロベリーナイトといった、なぜか刑事もののドラマで重宝されている模様。
普段はおばちゃんたちがキャッキャしています。ドラマのカメラアングルを見ると、誰がどの席に座っていたのかを確認することができますよ!
栃木県本庁舎(裁判所の玄関)
スーツを持っていないため、喪服で裁判に挑む中堂を烏田が呼び止めるシーンに使われているのは栃木県本庁舎。
普段の野暮ったい井浦新と、ビシッとしたスール姿のギャップに思わず見とれてしまった視聴者も多数いるのではないでしょうか?
実は裁判シーンは、この栃木県庁舎とスタジオ(法廷&接見室)が使われており、演者の皆さんは栃木・神奈川・東京でそれぞれ撮影を行っているんですね。
そんな3都県にまたがった撮影のおかげ?で、無実の罪を被せられていた桜小路の疑いが晴れるわけです!
「理性の検事vsヒステリー法医学者」と銘打たれた裁判で見事、ミコトたちは勝利を収めることになりました。
しあわせの蜂蜜ケーキ(佐野が勤めていた工場)
第4話ではバイク事故で亡くなった夫の死因を究明したいと、可奈子がUDIにやってきます。
バイクを所有しているにもかかわらず、人気保険が切れている上に、妻子がありながら生命保険にも加入していなかった夫の死に疑問を持ったため。
その亡くなった夫(坪倉由幸)が働いていた場所が、茨城県にあるお菓子工場!ドラマでは残業が140時間あったなんて設定になっていますが、実際にそんなことはありませんからね!
しかもちゃっかり「アンナチュラル特製ロールケーキ」も販売する遊び心を見せてくれています。
事故は過労だったのか、バイクの故障だったのか、それとも夫が病気を患っていたのか…。ほとんど実例がないとされる交通事故死の解剖にミコトが挑みます!
ヴィルヌーヴタワー駒沢(佐野がケーキを届けに行った高層マンション)
バイク事故で亡くなった夫が、社長にケーキを届けに向かったマンション。
その帰り道に居眠りで事故を起こしてしまうんですね…。
それにしてもこの社長!パーティーだからって従業員にケーキ届けさせたり、工場長が倒れたってのに働かせようとしたり、マジでムカつきます!
完全に水戸黄門で言うところの悪代官!しかも世田谷にあるこの高層マンションは、家賃が30万近くします。庶民の敵です!
なんてロケ地がわかると、たとえ架空の設定でも熱くなってきますがあくまでドラマだと言うことを忘れずに。
「過剰労働は罪だ!」なんて感じで第4話は幕を閉じますが、中堂が実は殺人犯だった?という布石も投げられます。
妙法寺堀之内静堂(遺体が盗まれた葬儀場)
鈴木という人物が妻の遺体を解剖してほしい!とUDIにやってきます。しかし!その遺体は盗まれたものだった…。
その遺体が盗まれた現場が「妙法寺堀之内静堂」盗んだ遺体を勝手に解剖したらやばいでしょ!って感じで展開していくのが第5話の見どころ。
鈴木の目的は、妻が他殺なのか自殺なのか知りたいということだったんですが、盗んだ遺体を解剖することによってミコトは死体損壊罪に…。が中堂はそんなの関係ねえ!
結局、妻が殺されたことを知った鈴木は、犯人とおぼしき女を刺しちゃいます。しかも葬儀場で。
通常、妙法寺堀之内静堂では遺体の管理をきちんと(当たり前ですけど)行っているらしいので、それを盗むなんてまずありえないそうです。まあ、ドラマですからね。
ロザンジュアイ広尾迎賓館(ACID SPORTS GYMのパーティー会場)
東海林が参加した 高級ジム主催の合コンパーティー会場。
結婚式や披露宴の二次会会場として利用されており、アンナチュラルのロケ地の中では明るい方です。(人が死なないと物語が始まりませんから…)
フランス料理を味わえるレストランも敷地内にはありますから、ロケ地巡りをしていたら一息つける場所でもあります。
が…そんな華やかな場所でも、ドラマだと殺人現場へと変わっていくのです。
ミコトの同僚である東海林がパーティーに参加したまではOK。しかし!翌朝ホテルで目が覚めると隣には死体…。
てことで、あろうことか、東海林が連続殺人犯の疑いをかけられてしまいます。当然UDIメンバーは遺体の解剖に取り掛かるわけですね。
意外な展開に目が離せません!
GRACE CONTINENTAL 代官山本店(ミコトが警察から逃れるために入った店)
殺人犯とみなされているわけですから、当然東海林の元には警察の手が迫ってくるわけです。
そんな中、ミコトは東海林を助けようと頑張るわけですが…二人の会話が「別にうちら友達じゃないし」「ただの同僚だし」というそっけないもの。
お前のためにミコトは頑張っているだろうが!とツッコミを入れたくなりますが、女同士のドライで熱い友情関係に少しうるっときたりします。
二人が真相に近づくためには警察から逃れないといけません。そんな時に追っ手から隠れるのに利用するのが「 GRACE CONTINENTAL 代官山本店」
ご覧のようにオシャレというか高級感あふれるお店!女性を連れて行けばまず嫌な顔をされることはないでしょう。
普段着のワンピースから、贈り物用のアクセサリーまで品数は豊富にあります。
ちなみに北川景子も御用達なんだとか。
山野美容専門学校(明陵ゼミナール)
殺人者Sと名乗る学生VSミコトの対決が第7話の見どころです。
「殺人実況生中継」と称し、自分が犯した殺人をライブ中継する…インターネットの普及も困ったものだとか、そもそも挑戦状は警察に送らない?なんて疑問は排除しましょう。
殺人者Sに心当たりがあると証言してくる、 三澄秋彦が通っている予備校が 山野美容専門学校!
美容専門学校というぐらいですから、大学受験に向けた勉強は行っておらず、美容師やメイクアップアーティスト、ネイリストなどを育てています。
学生が通うキャンパスですから、周囲を散歩することができても中に入ってまで見学するのは気がひけるかもしれませんね。
ちなみに校内にはカフェとコンビニまで設置されています!
安達興産ビル(火災のあった雑居ビル)
雑居ビルで火災が発生し、10人もの遺体が運ばれてくる衝撃の第8話。
死因を特定していると…その中の1人がロープで縛られていた上に、後頭部殴られて死んでいたから、これは殺人事件だ!って話になっちゃうわけですね。
今回火災が発生したビルとして取り上げられているのが、 安達興産ビル。もちろん本当に火事があったわけじゃないです!
企業のオフィスとして利用されている賃貸物件であり、新橋駅から徒歩5~6分という立地なので人気があります。当然空き部屋なし!(2019年3月現在)
ロケ地巡りでここへ行く場合は、仕事中の皆さんに迷惑がかからないように行きましょう。
わらやき屋銀座店(ミコトと六郎が話をしていた居酒屋)
実は第8話には火災事件と同時に、UDIのアルバイトである六郎の親父が乗り込んでくるサイドストーリーもあるんです!
突如UDIに訪れ、「息子を解雇してほしい」と頼み込む親父…。言い分としては「医学部を休学して使いパシリしているのは恥ずかしい」と。これに六郎が「解剖医も立派な医者です」と反論しますが、頑固親父は耳を貸さず。
そこでミコトと六郎が居酒屋へ繰り出すんですが、その場所が わらやき屋銀座店。
土佐名物を売りにしている居酒屋で、 地鶏やカツオのタタキを堪能できます。目玉は1m以上もの炎を上げる藁焼きシーン!これはドラマじゃなくて、実際にお店でやってくれます。
完全個室もありますから、デートにも使える居酒屋ですよ!
ハイアットリージェンシー東京(ボールを握った犯人が立っていた場所)
序盤で伏線となっていた中堂の過去がついに回収される時がきました!
空き家のスーツケースから見つかった女性の遺体。その口の中に金魚の跡がある…これは中堂の恋人の時と同じ状況でした。
実は「おさかなボール」という商品が以前販売されていて、それが関連しているんじゃなかと刑事が提言する。というのが第9話の展開です。
で、犯人らしき人物がボールを持って佇んでいたのが、 ハイアットリージェンシー東京の南側付近。残念ながら、 ハイアットリージェンシー東京自体はガッツリ映ってはいないんですね。
アンナチュラルのロケ地は東京だけでなく、栃木、茨城、神奈川にまたがっているので、ここに滞在してロケ地巡りの拠点にするのはいかがですか?
気になる料金は1泊28,800円から!
旬菜家庭料理なかよし(中堂が糀谷夕希子と出会った店)
10年前、定食屋で働いていた 夕希子と中堂が出会った場所。
夕希子が中堂のスケッチを描きながら、「 きれいな花になれたら幸せになれたらいいと思わない?」とか「 生きているうちに幸せになれないものか?」とか「 幸せにしてくれる?」イチャイチャしていたら…
夕希子が、中堂のところに遺体で運ばれているという地獄の展開。解剖を終えて中堂は泣き崩れるわけなんですね。
ジャンクフードがはびこっている世の中で、家庭的な定食が食べられる「なかよし」ランチを頼むとメインのおかずに、 小鉢2品、味噌汁、ごはんのセットがもれなく付いてきます。
イチャラブ状態だった二人に思いを馳せながら、美味しいご飯を食べてください!
KITSUNE(六郎が宍戸のことを聞いたバー)
第9話でオシャレなバーが出てきた!と思った人もいるんじゃないでしょうか?
そう、六郎がバーテンダーに宍戸のことを聞いていた場所こそ「KITSUNE」なんです。
この雰囲気ですから女性会をしているお客さんも多く、イタリアン・フレンチ・和食をミックスしたオリジナル料理が楽しめます。
そしてないよりも広い!全200席もある空間は、圧倒的なスペース!食事・接客・雰囲気も◎。
一応カテゴリーは「SUSHIバー」になるらしく、スシーヌというオリジナル寿司やロールがオススメ。
外国人客でも賑わっており、Tボーンステーキ等の豪快なメニューもそろっています。
八重洲ブックセンター(宍戸が書いた告白本が平積みされていた書店)
最終回となる第10話では、UDIメンバーたちが夕希子を殺した犯人を追い詰めていくという展開。
ミコトも中堂をも証拠探しに走り回る!お前らは刑事か!何て野暮なツッコミはやめてください。
そんな中、宍戸が告白本を出版するんですが、その本が平積みされている書店と、 六郎が夕希子の記事が載った週刊ジャーナルを置いてあるのが 八重洲ブックセンター。
地味なシーンですが重要な役割を持った場面で出てきます。
様々な作家のサイン会などのイベントを行ったり、ライブも開催されるこの書店。(直近だと高木ブーのウクレレミニライブ)
純粋に本を探しに行くのもOKですが、せっかくなんで面白そうなイベントを見つけてください。
大宝マンションの屋上(宍戸が証拠のボールを渡した屋上)
西麻布にある結構古いマンションなんですが、実は撮影スタジオとなっています。
屋上だけではなく、部屋の中でも撮影可能!料金は1時間16,000円とやっぱりちょっと高め。今なら(利用する人がいれば)控え室が1室サービスで付いてきます!
そんな大宝マンションはアンナチュラルのクライマックスとも言えるシーンが撮影されていて、復讐を果たそうとする中堂が注射した「毒」の解毒剤を宍戸に打ち込む場所!
ミコトの「 中堂さんが負けるところなんて見たくないんです。私を絶望させないでください」というセリフにグッときた人も多いんじゃないでしょうか?
南葉山霊園(アメリカ・テネシー州の墓地)
夕希子の眠るアメリカ、テネシー州の墓地はバリバリの日本にあります。
神奈川県にある「南葉山霊園」実は、欧風墓と呼ばれるセミオーダーのお墓があり、本当の外国人が埋葬されている。というよりは、芝タイプやレンガタイプなどの外国風のお墓があるんですね。
証拠集めのために8年前から眠る夕希子を掘り起こしたのも、そんな欧風墓の一角。ロケ地巡りのためにアメリカまで行けないことを残念だと思うか、ホッとするのか…それは個人個人違うでしょう。
日本では一般的に墓地の周りを散歩するなんて趣味はありませんが、外国では結構良くある風景。
天気がいい時には絶好の見晴らし場所になるので、ロケ地巡りというよりはしばらく散策してみるのもいいですよ。
東京国立博物館(宍戸が逮捕された裁判所のロビー)
アンナチュラルを見た人であれば、鮮明に覚えていると思いますが、宍戸が逮捕された場所は東京国立美術館です。(設定は裁判所)
高瀬の裁判が行なわれている最中、追加の証拠として夕希子の遺体から発見されたDNAと、高瀬のDNAが一致し、見事に夕希子殺しが立証された!というわけです。
同時に宍戸も殺人幇助で逮捕されるというスッキリ爽やかな展開。その舞台が国立美術館なんですね。
こんなこと言う必要ないと思いますが、念のため…国立美術館では裁判なんて行っていませんからね!複数の国宝と日本美術の展示や、最近では三国志に関する展示を行っている美術館です。
ちなみに2019年の10月からは 「文化財よ、永遠に」という特別企画で、平安時代や鎌倉時代に製作された仏像を展示する予定です。
緑山スタジオ・シティ(法廷)
最終話と第3話にも出てくる法廷は、この緑山スタジオシティで撮影されています。
ドラマの他にもバラエティ番組もよく撮影に使われている場所で、よく「砧」や「緑山」といった名前をお笑い芸人が話しているのを耳にしたことがありませんか?
所有しているのはTBSなので、TBS系列の番組が作られる時に使用されます。
ちなみに一般人の入室はNG…。中には食堂もありますけど、そこも許可証がなければ利用できません。残念。
まあ、人気俳優や芸人がたくさん出入りするので無理もないのですが…。
ロケ地巡りでブラブラしていると、運が良ければ撮影終わりで出てくる有名人を見られるかもしれません!
いかがでしたか?





