2023年注目のV系バンド27選!令和現在の人気ビジュアル系バンド一覧をご紹介
ヴィジュアル系全盛期と言われている90年代後半から早20余年、現在2023年。
当時の勢いはどこへやら、最近は低迷期を迎えているという論調で語られがちなV系界隈ですが、今なお、現役バンギャのV系バンドへの熱量が冷めることはありません。
何故ならば、良いバンドが多すぎて冷めている場合などではないからだっ!
……ということで、2023年、令和の時代に輝くV系バンドとは一体誰なのか、あの大御所からニューカマーまで、2023年大注目のV系バンドを発表していきたいと思います!
2023年のヴィジュアルバンドシーン流行予測
全ての鬱憤を吹き飛ばしくれるようなシャウトやライブで培われた高い演奏力!ヴィジュアル系バンドは素晴らしい音楽があってこそ!それをなくしてはヴィジュアル系の良さは語れませんからね!
とはいえ音楽性だけでは人気が止まってしまうのも事実。2023年はどんなヴィジュアル系バンドが頭角を現していくのか、詳細を見ていきましょう!
映像コンテンツを活用
また、近年ではYouTubeを始めとする媒体にて、自らのV系メイクを配信したり、楽曲の「弾いてみた」セルフカバー動画を発信するバンドもチラホラ見かけますよね。
本来ならば、世界観を一際大事にすべきであるヴィジュアル系バンド。メイクなど舞台裏である手の内を明かすのは諸刃の剣とも言えそうですが……。
しかし、ライブをなかなか出来ないこんな時代だからこそ、PVを始めとする映像コンテンツ等に力を入れているバンドは飛躍の期待大かも……!?
そしてこのような新しい事に貪欲なバンドがどんどん現れるとヴィジュアル系音楽シーン全体が活性化されていくのではないでしょうか!?
新しいことに挑戦して活性化!
今までの音楽シーンの在り方に囚われず、時代に求められている形で音楽活動をしているバンドが強い印象を残したように思います。
2023年も引き続き、より新鮮な切り口で音楽を提供できるバンドが生き残っていくのではないでしょうか!?
期待大!令和の新人V系・ヴィジュアル系バンド4選
さて最初は令和に始動する新人V系バンドを4つご紹介します!
nurié
令和の大型新人バンド〜!
彼らは、いい意味でヴィジュアル系バンドらしさがない。Vo.の大角は、かつてギターロックバンド界隈のライブハウスに入り浸っていたというから納得です。
インスト音源だけ聴いたら、きっとヴィジュアル系って分からないんじゃないかな。この音楽性をあえてヴィジュアル系シーンでやろうとする試みが面白いですね。
ボーカルの歌唱法はしっかりヴィジュアル系色全開ですが、時にはラップのようなフレーズを差し込んだり、はっとさせられる曲作りのセンスが随所に見られます。
普段ヴィジュアル系を聴かない人の入門にもなれるバンドなんじゃないでしょうか。ヴィジュアル系って世界観をとても大事にするバンドが多いと思うんですけども、nuriéは、歌詞もとにかくストレート。
あー最低だ
瞳の色や言葉の違いだけでみんな息をひそめて 心の形を変えているんだ
最低さ
見えなかったものまで映した様でわかったふりをしないで 君には僕が何に見えているって言うの?
確かめろよ 第6感開いて
引用:「RooM -6-」(作詞:大角 龍太朗 作曲:廣瀬 彩人)/nurié
青臭い歌詞がね、本当に染みていいんですよ……。
Ashumaze.
読み方は、アッシュメイズ。
彼らが奏でる轟音、その演奏技術はまさに圧巻。2019年始動とは思えないその完成度の高さに圧倒されます。彼らはYouTubeのバンド公式アカウントでも、パートごとに演奏動画をあげています。
RAYMEI
ビジュアルの高さはもちろん、はかない歌い声や技術あってこその綺麗なギターやベースの音、性格で迫力あるドラムの音が魅力の注目V系バンドです。
衣装も和を意識しており、他にはないコンセプトであるのが良いですね。2023年に絶対に注目しておきたいV系バンドです。
DEVIANT
2021年に結成したV系バンドで2月23日から曲の配信は始まっています。ビブラートが綺麗なVO.To-hと、ギターとドラムの忠実な演奏。
Ba.パートがいないのは珍しいので、今後新メンバーが追加されるかもしれませんね。
もはや定番!ベテラン人気V系・ヴィジュアル系バンド4選
次はV系と言えばこの人たちでしょ!!!と言えるくらい、キャリアが長いバンドをご紹介します。おそらく知っている人も多く、技術もビジュアルも最高です。
Royz
2014年にはGt.和稀の脱退、2017年にはVo.昴がポリープで1か月休養、2016年にはDr.公大が脊椎症で1か月休養などいろいろあったRoyz。
キャリアの長さにあぐらをかかないアグレッシブなバンド活動や音楽性が魅力です。そして、なんせVo.昴の声が良いんですわ、声が。ずっと聴いていたいと感じさせる声なんですよね……彼らが他のバンドに埋もれない所以だと思います。
2019年4月にはBEST Albumをリリース、彼らのキャリアの長さと名曲の多さを世に知らしめました。また、2020年2月には彼らのYouTubeチャンネル『Royzちゃんねる』を開設。
格付けやロイズBUSAIKUなど企画も面白いので、是非見てください!
アリス九號.(Alice Nine.)
もはや説明不要のヴィジュアル系界の重鎮となりつつあるアリス九號。
私が推すまでもなく皆さんすでにお好きかとは思いますが……!これだけ解散や脱退が茶飯事なこの業界で、ここまで長く続けていることが彼らの実力の何よりの証です。
2020年8月29日に新木場STUDIO COASTで行った1st Full Album「絶景色」の曲を中心としたコンセプト・ライヴを収録したDVD&Blu-rayを2021年2月24日にリリース!
ゴールデンボンバー
ヴィジュアル系界隈にビックウェーブを起こしたある意味、伝説のバンドとも言える彼ら。
エアーバンドということで異色の存在ですが、ゴールデンボンバーは、ヴィジュアル系(エアー)バンドだとWikipedia先生にも明記されています。
あんな面白テイストでやってるけど、キリショーの曲作りの才能はホンモノだよ、本当……。『女々しくて』が大ヒットしたのははるか昔、2013年……。
世間には時に一発屋なイメージで語られる事もある彼らですが、他にもめちゃくちゃいい曲いっぱいあるから!2019年4月の新元号発表と共に光の速さで公開されたニューソング『令和』。
その後2019年12月には『もう紅白に出してくれない』というタイトルのアルバムをリリース(笑)。
結論:ゴールデンボンバー最高~~~~~~~~~!!!!!!
ダウト

ヴィジュアル系バンドとして15年の活動を続けてきたダウト。2020年12月、有吉反省会の出演をキッカケにムード系演歌歌謡バンドにまさかの転身!?
「ヴィジュアル系から演歌歌謡バンドになってみた」というMVを披露して話題となりました。
元々ボーカルの幸樹はゴールデンボンバー鬼龍院翔に花見桜幸樹と命名され、2015年2月に歌謡歌手としてソロデビューしておりました。
ヴィジュアル系バンドとムード演歌歌手の二足のわらじを履く中で思いついたであろう今回のMV、メンバー全の演歌歌手姿が見られるので必見です!!!
世界観できすぎ!これぞV系・ヴィジュアル系なバンド9選
次は世界観が最高に作り込まれているV系バンドをご紹介します!どれも魅力的な世界観で小物や衣装なども最高なんですね。ぜひライブに参加してほしいです。
0.1gの誤算
まず名前がめっちゃカッコ良くないですか?(笑)ある種のポップさが際立っていてキャッチーな楽曲が目を引く彼ら。おふざけ要素たっぷりのお茶目なPVも見逃せません!
V系以外のファン層も取り込んでいけるポテンシャルを存分に秘めていますね。
これからのV系業界を牽引していって欲しいと思えるバンドです。ちなみに0.1gの誤算の女性ファンは「いちごちゃん」、男性ファンは「いちご野郎」と呼ばれています。自由奔放なライブにも定評のある彼ら、是非ライブハウスで目撃したいですね!
NoGoD
神の啓示を受けた団長が使徒を招集し、うっかり結成したという設定で始動。団長を神とし、ファンを信者とする構図が何とも面白く神々しいバンドです。
団長の白塗りのメイクや聖書にマイクを挟んで歌う独特のパフォーマンスなど……世界観の作り上げ方がとにかく秀逸!子供が見たらマジ泣き確定!(笑)
そして何よりも、ハイトーンのクリーンボイスが効いた団長のボーカルのその実力は本物。ヘヴィメタルを基調としつつメロディ重視の楽曲のクオリティもかなり高いんです。
Vo.団長がソロアルバムを出したりと、音楽性の幅を見せつけてくれました。今年はますます目が離せそうにありません!
アルルカン
ハイ、ファッションセンス最高~!ビジュアル的な美しさの印象が強いバンドですが、その魅力は視覚的要素のみに留まりません。
作詞は彼が担当しているのですが、人間の心境に抽象的かつ鋭い角度で切り込みます。無責任に安易な明るさや希望を押しつけないその姿勢こそが、彼の書く歌詞の何よりの魅力。
アルルカンを応援することでダメ人間になるというのならばいっそ本望ではないでしょうか!?
ジグソウ
映画『SAW』の殺人鬼から名前を取ったというジグゾウ 。2019年の1月1日にエマの加入が発表されて、ジグゾウは第二章に突入しました。2019年9月に1stフルアルバムのリリースや1周年単独公演など精力的な活動が続きました。
真天地開闢集団-ジグザグ
ボーカルの命様のヴィジュアルが好きすぎて苦しい〜!普段は天界に住んでおり禊の度に地上へ降りてくるという設定の命をVo.とするスリーピースバンド。
ちなみにもちろんサウンドもバキバキに格好いいです。彼らのライブは禊、ファンは参拝者と呼ばれます。さあ、皆さんも一緒に禊へ参拝に行きましょう。
LACK inc,
大阪が誇る都市伝説系バンドです。侵食音(楽曲)によってクラーク(侵蝕)されたファンのことを工作員としています。
大阪で頑張っている数少ないバンドなので、是非皆さんお気軽にクラークされちゃってください!
ザアザア
物語性の高い歌詞で独自のダークな世界観を紡ぎだすザアザア。苦しみやグロテスクさなど目を背けたくなるような心情を歌う中毒性の高い楽曲が多いです。
彼らのファンは中毒者と呼ばれています。昨年はフルアルバムのリリースもあり、精力的な活動がコンスタントに続いている彼ら。
キズ
2017年2月某日、「アナタノ傷キカセテクダサイ」というフライヤーにて、メンバーを明かさない状態での電話相談のプロモーションが話題になったキズ。
とにかく誰もが思いつかないようなセンセーショナルな売り出し方が最高でしたね。後に、キズはex.LEZARDのボーカルである来夢とLOUD GRAPEのreikiを中心に結成された事が明らかになります。
親しみがありながらもその楽曲のクオリティの高さでバンギャの心を一瞬で掴んだ彼ら。今後V系業界を背負っていくビッグバンドになる事は間違いありません。
ライブを経て、バンドからは「この時代に本当の意味で立ち向かえるバンドになりたい」という声明文が出されており、今後の活動にも期待が高まります!!!
Versailles
全国の有名なV系バンドフェスにもたくさん出場しており、たくさんのファンを持つ『Versailles』。
2007年に結成し、わずか1年後にヨーロッパツアーを果たしています。5カ国で公演を行いました。神奈川の番組でミニドラマも放映しており、実力も何もかもを持っているV系バンドといえます。
ロック寄りのV系・ヴィジュアル系バンド3選
次はV系バンドですがそこまでV感は強くなく、どちらかといえばロックなバンドをご紹介します。中にはV系ぽいロックバンドもあるので、気になる方は是非ご覧ください。
lynch.
ロックバンドを名乗っているのでヴィジュアル系の枠組みで語ってもいいのか微妙ではありますが、語らせてください!!!
だってリンチ、めちゃくちゃアツイバンドなんですよ!まず曲がめちゃくちゃに格好いい。ラウドやメタルの激しい曲調に乗っかる色気のあるVo.葉月の歌声がこの上なく合う!
その上、彼らの長いキャリアのその軌道までもがアツイんですよね……。かつてベースの明徳が一度大麻所持で捕まり脱退、リンチは4人での活動に。
しかしその後、復帰を果たし、再び明徳をベースとして迎え入れる。ただでさえ活動休止や解散が多いと言われるヴィジュアル系界隈。
そんなリンチは昨年デビュー15周年を迎えました。もしこのライブが行われる際には、全財産持って絶対に駆けつけたい!
HERO
2004年結成のち2013年にメジャーデビューとかなりキャリアの長い彼ら。
キャッチーなメロディが跳ねるHEROの楽曲は、暗い気持ちも吹っ飛ばしてくれるはず!
YouTubeで人気のV系・ヴィジュアル系バンド2選
さて次はYouTubeにも力を入れている、V系バンドをご紹介します。映像制作やメイキングなどがアップされていることもあり、ファンに優しいV系バンドですね。
零[Hz]
バンド名の読み方は、ゼロヘルツ。2018年3月に始動という比較的歴史の浅い彼らですが、勢いがもうすごい!
楽曲を支えるリズム陣のスキルもさることながら、ボーカルROYの歌声の良さが他のバンドよりも群を抜いている印象です。推せる!
以前所属していた所属事務所のチャンネルでは、メンバーがYoutuberとして様々な企画に挑戦する動画も配信も。メンバー全員でサンタコスしてケーキ作ったりしてるんですよ……可愛すぎるじゃんよぉぉおおお。
彼らを筆頭にこれからのV系の発展の為にも、YouTubeは欠かせないコンテンツになっていくかもしれません!とにかく、いい意味で今までのヴィジュアル系のイメージを覆してくれる存在だと思います。
Astaroth
読み方はアスタロト、関西コテ系ヴィジュアル系バンド!このコテコテ具合、たまりません!1月に1stシングルをリリースしたのを皮切りに、3月には2ndシングル、6月には1stミニアルバムをリリースと怒涛の快進撃を続けていた2020年。
他にもYouTuber活動を始めたり、ライブ中の動画写真撮影をOKとしていたり、早くからこれからの音楽シーンに柔和に対応していきそうなバンドに成長しそうなイメージでしたね。
音楽性抜群!ヴィジュアルだけじゃないV系バンド3選
次はV系にも関わらず声も演奏も最高なバンドをご紹介します!高い技術を求めているあなたにおすすめのバンドを厳選しました!
RAZOR
BORNの猟牙がボーカルを務めるRAZOR。2021年2月17日にベストアルバム『五枚刃』がリリース!
ロック・メタルコアを基調とした聴く人を魅了するストイックなサウンドに乗せて広がるRAZORワールドは、気づけばハマっているその中毒性の高さがミソなんです。
聴きだすと何故か抜けられない!
モンストロ
モンストロ、めちゃくちゃ格好いいバンドです。推してます。なんていうか日本語で歌ってるのに洋楽バンドのような格好良さがありますね。
楽曲がこなれているというか、洗練されているというか。思わず聴き入ってしまうメロディラインには才能を感じずにはいられません。
名曲だらけなんですわ……というわけで、引き続き今年の活躍にも期待しています。
DEZERT
2011年9月に結成されたキャリアあるV系バンド『DEZERT』。読み方はデザート。
実は結成当時は大きな宣伝とかしていなかったんですが、本人たちの実力と世界観の良さで瞬く間に口コミで人気になったんですね。グロテスクながらも深みのある歌詞と、ライブでのパフォーマンスが多くのバンギャの心をつかみました。
海外でも人気のV系・ヴィジュアル系バンド2選
さて次は国内外問わず人気がある、超実力派のV系バンドをご紹介します!とにかく野心が強くアメリカでファンを集めるツアーを行うなどすごい企画力を持ったグループをまとめました!
ぜひ最後までご覧ください。
ACME
架空の世界の不良少年の名に恥じぬ自由奔放さで、何かと活動が話題になる彼ら。クラウドファインディングを成功させるなど、取り組みが面白い!
アメリカツアーを敢行し、2000人の現地ファンを集めるなどやる事なす事、規模がデカイ(笑)海外ファンを意識してなのか、2021年にバンド名をアクメから英語表記の「ACME」に改名。
気になって、夜も眠れません!!
DIR EN GREY
1997年に結成されてから2023年現在まで走り続けている、超絶ベテランのV系バンド。
時代の荒波に揉まれても消えなかったのは、彼らが常に進化し続けてきたからでしょう。ちなみにメジャーデビューを果たしたのは、1999年。しかも同年に横浜アリーナ公演や大阪城ホール公演も実現しています。
圧巻のスピードですね。しかもV系バンドは脱退や加入が多いケースがありますが、こちらは結成から一度も脱退も加入もありません。
また誰もが声を高らかにして表現できない虐待や中絶など、人の精神的痛みに関しての深刻な歌詞が多いです。
まとめ
いや~、改めて振り返ってみても、いいバンド尽くしでしたねぇ。
ヴィジュアル系界隈は少し変わっていると言われたりしますが、その分同じファン同士のつながりはめちゃくちゃ強いですよね。
そして、何より今はマッチングアプリで趣味友を探せる時代!
推しは違くても、そもそもV系バンド好きだったら盛り上がる話も多いはず。
ワクワクメールは、マッチングアプリ史上一番「フリーワード検索」でヒットしやすいアプリと言われています!
フリーワード検索機能で「V系バンド」や好きなバンド名で検索をすると、V系バンド好きはもちろん、バンギャ、元V系バンドメンバーなどV系バンドに関係した人が多くヒットします!
「こんな近くにV系バンド好きがいたんだ!」なんて驚くかも?!
新しい趣味友を作って、今話題のヴィジュアル系バンドのライブに参戦しちゃいましょう!





