ガールズバーあるある14選!実際にガールズバーで働いていたOLがぶっちゃけます!
みなさんこんにちは、バニ美です。秋になりすっかり夜は肌寒くなってしまいましたが、未だ恋人を見定めきれていません。
ところで皆さんはガールズバーに行かれたことがある人はいますか?
キャバクラとは何が違うのか?実態はどうなってるの?
学生時代、勤務していたわたしがガールズバーあるあるをたっぷりご紹介いたします!
ガールズバーあるある14選
あるある1.可愛い子がいるとは限らない
のっけから失礼します。ガールズバー に可愛い子が働いているとは限りません!!!!
こればっかりは本当に、「お店による」「日による」としか言いようがない……。
そもそも「素人の女の子と安く飲める」がコンセプトなので、キャバクラのようにしっかりバッチリマツエク!髪もヘアメイクさんに巻いてもらってる!なんてキメキメの女の子がいるとは限らないのです。
わたしが働いていたガールズバーは、かなり美人ぞろいだったので、「やべーもっとお化粧しなくちゃ……」と一所懸命メイクを濃くしたりカラコンを入れたり工夫を施しましたが、もしブスもたくさんいるようなお店だったら、もっと気を抜いたと思います。
可愛い子がいるガールズバー もあります。ですが、冷静に考えてください。
美人なら、キャバクラやラウンジに移った方が稼げます。「素人の女の子と飲みたい」ではなく「美人と飲みたい」なら、キャバクラやラウンジへ行った方が確実です。
あるある2.衣装が際どい店ほど可愛い子が多い
「それでも俺は美人と飲みたい!キャバクラは高いから嫌だ〜!」
そんなわがままな人におすすめなのが、衣装の露出度で店を選ぶことです。
お店によって女の子たちの衣装は様々。ゆる〜いお店だと、私服で勤務OKということも多いです。ストッキングじゃなくてタイツでもいいよ!なんて信じがたいゆるい店もあるんです。
当然といえば当然ですが、お客さんが多いのは「露出度が高い店」。お店の時給が高いのも、「露出度が高い店」。
わたしが働いていた店はバニーガールのコスチュームですから、ガールズバーの衣装の中ではかなりハード。当然、他のガールズバーより1000円近く時給が良かったです。
そして、衣装のハードルが高いせいか美人揃いでした(平均年齢22歳)。
逆に、私服OKのお店は、年齢も30代のキャストが多かったり、そこまで可愛い子がいなかったりしました。
ですので、「可愛い子が多いガールズバーで飲みたい!」というわがままを叶えたいなら、露出度が高いコスチュームのお店を選ぶと吉と出ます。
あるある3.飲食物の持ち込みでお金を取られる
これは、ガールズバー で遊んだことがないお客さんが犯しがちなミスです。
「お菓子や食べ物を持ち込んで、持ち込み料が高くついて会計で青ざめる」ーーさっきまで分け合ってきゃっきゃとはしゃいでいたキャストたちも、この時ばかりは気まずそうにうつむくばかりです。
「お酒ばっかりだからお菓子食べるか」
「ありがとう!アリサもお腹すいたから食べた〜い」
気持ちはわかりますが、トッポ(196円)を女の子と分け合って食べたばっかりに、持ち込み料2000円が発生する……なんて悲しいことになります。
そういうことはお店は事前に言ってくれませんので、女の子にいちいち確認することが大切です。
それなら最初からおつまみを頼んだ方が良いでしょう。
大抵塩気が効きすぎたナッツくらいしか置いていませんが、持ち込み料よりは安いはずですから。
あるある4.衣装が可愛い
「夜職で働いてみたい」と思う女の子はあとをたちません。
稼げる、可愛さを生かしたい、お酒が好き、パパを探したい、など様々な理由があると思いますが、「可愛い格好で働きた~い!」というのも、大きなモチベーションですよね。
わたし自身、バニーガールの衣装を着てみたいから、というミーハー心があったのは否めません。他のキャストでも、「コスプレが好きだからこの店にした」という子がいました。
ガールズバーによって衣装は様々あります。
アーミースタイル、ベリーダンスの衣装などコンセプトがはっきりしている店、ミニスカートやワンピースなど私服の店、キャバ嬢のようなしっかりとしたドレスの店……キャバクラと違うのは、基本的にはお店が貸してくれることが多いです。
キャバクラだと、靴、鞄、ドレスなど一式を自分で揃える必要があることが多いですが、ガールズバーならお店で貸与があります(給与から引かれることも多いです……)。
「可愛い格好でバイトしたいな」「短期間だけ働きたい!」という人にオススメです。メイド喫茶で働くくらいなら、ガールズバー の方が数百円時給が高いんじゃないかな?と思います。
あるある5.女の子のお客さんも来る
ガールズバーには時々女性のお客さんも来ます。
キャバクラでも、インスタグラムやTwitterで人気なキャバ嬢は女の子のファンも多いため、お店に行く女性はそう少なくはないようです。
大抵は「他のスナックやキャバクラ、ガールズバーのお客さんがキャストを同伴して連れ出して来た」パターンが多いですが、わたしが勤めていたのは珍しい「バニーガール のガールズバー」だったので観光客の夫婦や好奇心で来たらしき女性客もたま~にご来客がありました。
わたしも在籍時代、大学の先輩が女子も引き連れて来てくれました。女子の場合働かない限りガールズバーがどんなところかわからないので、むしろ男子よりも興味津々でした。
あるある6.キャストは基本酒を飲んでいない
「いっぱいわたしもご馳走してもらっていいですか?ありがとうございます!」
「何飲んでるの?」
「ウーロンハイだよ〜!」
はい、嘘です。大抵はウーロン茶か、チャーミーとよばれる、お茶を水で薄めたものをゴクゴク飲んでいます。
お酒をいちいち飲んでいたら仕事になりませんし、お酒が弱いのにガールズバーに働いている、という女の子も少なくありません。
わたしも「ジンジャーハイおねがいします~」と黒服に注文しつつ、元から「お酒飲めないので普通のジンジャーエールで」と根回ししています。
もちろんお客さんにわからないように工夫しています。素で「あ、わたしジンジャーエールで」と注文したら、他のキャストのお姉さんに怒られました……。
あるある7.大抵ビールは飲み放題に含まれていない
「うちは飲み放題1時間3000円ポッキリです!お得ですよ!よってらっしゃい〜!」
「お、安いじゃん。そんなんで遊べるなら行くわ」ーーそんな謳い文句に誘われて入店したら、あれ?飲み放題にビールが入ってない?!
「すいませんがビールは別会計で一杯800円からです!てへっ」
大概、ウィスキー、焼酎、ウーロン茶の組み合わせから選ぶことになります。
残念ですが、でも、ガールズバーはあくまで女の子とおしゃべりすることがメインなので、ご了承を……(もちろん、含まれているガールズバーもありますよ!)
あるある8.暇なときは全くすることがない
案内所を通して予約電話がどんどん来ることもあれば、し~んと静まり返ったまま日付が変わることもあります。
そんなとき、裏に待機室があればたばこを吸ったりスマホを弄ったりできるのですが、ガールズバーは基本、お店が狭いところが多いので、待機室がなく、ぼんやりカウンターで待っているしかない!ということもしばしば。
お客さんが来ないからといって見えるところでスマホを弄っていると黒服やママに怒られるので、暇はキャストにとっても芳しくありません。
とはいえわたしは待機室で卒論を進めていました……。
あるある9.意外と本名で働いている
キャバクラだとほとんど源氏名を使うことが多いと思いますが、ガールズバーは本名で働いている子も多いです。
わたし自身、源氏名を考えるのが気恥ずかしかったのでバッチリ本名で働いていました。
ときどき、キラキラネームのキャストが「それ、絶対本名じゃないでしょ!」「いや、本当の名前ですって」「嘘だ!用心深いな~教えてよ」などとお客さんに絡まれていました……。
あるある10.指名制ではない
お店にもよりますが、ほとんどのガールズバーはキャバクラと違い指名制ではありません。
指名自体はできますが、それもお金がかからないことが多いです。
逆にいえば、キャストには指名によるインセンティブが入らないので、いくら指名をもらってもそんなにお給料に反映されないのが歯がゆいところ。
ですが、キャスト同士がライバルになりづらいので、女の子同士のいざこざが苦手だったり、そこまでガツガツお金を稼ぎたいわけじゃない、という子にとってはキャバクラより働きやすい環境と言えるでしょう。
あるある11.冬の客引きは辛い
お店にもよりますが、手持ち看板を持って「うちの店で飲みませんか~?」と通る人に声をかける仕事もあります。
皆さんもみたことはあると思います。チャイナ服やメイド服、露出度の高い格好で「一杯だけどうですか~?」「お兄さん、よっていってくださいよ~」と声をかけている若い女性。彼女たちは、自分の店のキャッチをしているんです。
当然、冬は寒くてしんどいので、さっさとお店に戻りたい!!という一心で突っ立っています。
ガールズバー の衣装は露出度が高いため、防寒性にかけているので、夏はともかく冬はなるだけ客引きはやりたくないですね……。
あるある12.お客さんと付き合っているキャストも多い
キャストにもよりますが、学生やOLではなく、本業として働いている女の子は週3~5で出勤しています。
となると、出会いの場のほとんどがお店になり、当然彼氏もお店で会った人の中からつくることが多いです。
「わたしの彼氏に色目使った!ムキー!」
「わたしがいないときに**さんの相手をして、そのままアフターに行ったなんてどういうこと!あの人のこと狙ってるんだって話したじゃん~!」
レディースコミックのような凄絶なキャットファイトが繰り広げられ、立場が弱い方のキャストが店をくびにされる……という恐ろしい事案がありました。
やっぱり恋愛がらみになると怖いですね。夜職勤務の女性は気が強い子が多いので、昼ドラのような展開になりがちです。
あるある13.冬は飲み物をご馳走してもらっても地獄
ガールズバー に指名はありません。じゃあ何で稼いでいるのか?
1番多いのは、「飲み物をお客さんにおごってもらうこと」。
一杯につき100円〜400円程度キャストの給与に入る仕組みになっています。ですので、とにかくガンガンおねだりするんです。
ですが、寒い日はそんなに何杯も飲みたくありません。
「さっき着いたお客さんから二杯もらったのに、次のお客さんがもう来た……」というとき、(死)と思いながらゴクゴクとウーロン茶を飲む羽目になります。
お腹がチャポチャポになるわ、冷たい飲み物でお腹は冷えるわ、少しでも残すと黒服やママに「失礼だから最後まで飲みなさい!」と怒られるわ、冬の勤務は何かと辛いんです。
あるある14.同伴ではなくアフターばかり狙われる
これはキャバクラも一緒かもしれませんが、ガールズバーも同じ。
「同伴してくださいよ!おすし食べたい!おすし!それか焼肉でいいや」
「え〜同伴料かかるからやだ。それより今日何時に終わるの?終わったら飲もうよ、俺いくらでも待ってるから!」
これに関しては端的に(ケチくさ。死ねよ)と思われるだけなので、本気で口説きたいなら同伴をした方が好感触です。代わりに(いい金づる〜。また同伴頼もうっと)と思われるかもしれませんが……。
とはいえ、キャバクラよりも退店時間が遅いことが多く、終電をなくしたキャストをアフターに誘うと割とOKがもらえるのも事実です。
だって、どうやって始発を待つかっていったら「他のバーで飲む」以外選択肢がないんですもん。それかレンタルバイクで一所懸命帰るか……。
わたしも退店を待ち構えていたたちの悪い客に引っかかり、付き合うまでに至るという黒歴史があります……。
終わりに
知られざるガールズバーの実態が少しでも伝わったでしょうか?
「わたしもガールズバーで働きたい!」「ガールズバー で働くのって楽しいですか?」学生の後輩に言われるたびに「危ないからやめた方がいい」と忠告していますが、実際、働いてみてすごく楽しいのも事実です。
ただ、時給が高いのはどうしてなのか? を考えて働いてほしいな……と思うのも事実。
あと、寒い時期はマジでマジで働くのが辛い職場なので、どうせやるなら夏に体験入店した方がいいですよ〜!!
以上、ガールズバー 勤務経験のあるOL(24)からのアドバイスでした。


