「かまちょ」とは?めんどくさいLINEの対処法やうざすぎる特徴!我慢の限界…
最終更新日 2023.03.21
寂しい!かまってほしい!!そんな気持ちは誰だって持っていますよね?その気持ちが人よりも大きく、時に周りの人を困らせてしまうほどの寂しがりやなのが「かまちょ」。
- 「かまちょ」の意味
- 男女別かまちょな人の特徴
- かまちょと言われた時の対処法
この記事では、かまちょについて詳しく解説していきます!!
かまちょとは?
今では当たり前のように使われる「かまちょ」という言葉。かまちょの語源は「かまってちょうだい」で、それが略されてかまちょになりました。
かまって欲しがりな人の事を、かまってちゃんと呼びます。かまちょは2011年あたりに、当時の学生を中心に徐々に広まりました。
SNSの普及も相まって全国的に広まり、女子中高生ケータイ流行語大賞2011では見事ランクインしています。いい意味でも悪い意味でも使いやすい言葉で、主に10代〜30代の若者に浸透しています。
かまちょを英語で言うと?
日本語では、かまちょ。では、英語で言うと?
「look at me!(私を見てよ!)」や「talk with me(私と話してよ!)」です。
英語にすると、より自分を見て!私にかまって!という気持ちが強いように聞こえますね。かまちょ、という言葉を使う事で、私を見て!かまってよ!という強い気持ちもかわいくマイルドになります。
日常生活で重く感じにくく使いやすい、といった点もかまちょという言葉の特徴です。
かまちょの使い方
かまってほしい時、会話の中で気軽に使えるかまちょ。普段の会話はもちろん、無料の連絡ツールやSNSなど、様々な場面で見かけるこの言葉。
かまちょを使う人は、一体どんな風に使っているのでしょうか?具体的に、どういった時に使うのかを紹介していきます。
暇なときに使う
暇で暇でしょうがない、誰かにかまってほしい時に、誰かに連絡するために使います。何もすることがなく暇を持て余してしまった時に、無料の連絡ツールアプリやSNSのDMなどで、
など、こうして連絡を取り合うのが、一般的な使い方です。
遊んで欲しいときに使う
友人や恋人を遊びに誘うとき、「遊ぼうよ!」という言葉の意味を込めて使ったりもします。
例えば、学校の友達と遊びたいときなどに、
こういった形で連絡を送り合って、遊びに誘うという方法として使われます。
「かまってほしがり」を表現するときに使う
かまってちゃんであることを伝えたり、かまってほしがりなことを伝えるためにも、かまちょは使われます。
例えば、彼氏がものすごくかまってちゃんで、常にかまちょをしてくる。
そんな場合には、
と、やんわりと。
かまちょか診断!特徴7選
かまちょは行動に対しても使いますが、人に対しても使います。どんな人がかまちょに当てはまるのでしょうか?7つの特徴をご紹介するので、自分や周りの人が当てはまっていないか見ていきましょう。
ネガティブ発言をしやすい
かまってもらうために、ネガティブな事を言うのがかまちょの特徴です。「どうせ俺なんか…」「私はなんて駄目な人間なの」などのネガティブな発言をよくします。
このような発言に「そんなことないよ!」と言われるのを待っていたり、励ましてもらえるのを期待しています。後ろ向きであったり、暗い発言をすることで周りの人からの心配の声や同情を集めて、かまってもらおうとしているんです。
SNSを頻繁に更新する
常にかまってほしがりなかまちょは、みんなが見ているSNS上で多くの投稿をします。みんなに日常をシェアすることで、何かしら反応をもらいたいと思っています。
自己顕示欲が強いのも特徴で、いいねや反応がないと、「どうせ誰も私のことなんか気にしてないんだ…見ていないんだ…」というように、ネガティブな発言を始めたりもします。
とにかく、相手にしてほしい気持ちが強いのです。
わがまま
かまちょな人は承認欲求が人より強い傾向にあり、ついわがままな発言や行動をしてしまいます。自分のことを見てほしい、気にかけてほしい、という思いが強いのです。
構ってもらう優越感に浸るためなら、少しのわがままも通してしまいます。
スマホ依存症
かまちょは極度の寂しがりやでもあります。常に誰かと繋がっていないと寂しい気持ちがあります。
そのため、頻繁にSNSを開いたり、連絡が来ていないか通知がないかを確認したりするうちに、スマホ依存になってしまいます。通知や連絡が来ていないと、寂しい気持ちが大きくなり、結果SNSにずっと張り付いてしまう事もあるようです。
恋愛体質
かまちょは、誰かとの接触や関わりをとても欲しがっているので、異性と”友達よりも深い関係”になる事が多いです。恋人はすぐに作りますし、恋人ができたらひたすら連絡を取り続けたり、相手に依存します。
恋愛体質なので、友達よりも恋人を優先的に考える事が圧倒的に多いのも特徴です。別れても、また新しい相手をすぐに求めて、SNS上などでも恋人を探します。
独占欲が強い
自分だけを見てほしい、自分だけにかまってほしいという気持ちが強いのもかまちょの特徴です。恋人じゃなくても、仲のいい友達に対しても独占欲を発揮してしまいます。
友達が他の人と遊んでいると、取られたような気持ちになって激しく嫉妬します。
相手の行動で精神が左右されるメンヘラ
基本的にかまちょは、情緒不安定な傾向にあります。
相手がかまってくれる時は、嬉しい気持ちでいっぱいです。しかし、かまってくれなくなると、とたんに落ち込みます。かまちょは相手の行動に振り回され、精神が不安定になりがちです。
どうしてかまちょになるの?その心理
どうしてかまちょになってしまうのでしょうか?次はかまちょになる人間の心理を3つご紹介します。
ひとつひとつご紹介します。
自信がないから
かまちょは自信がない人が多く、「自分の行動があっているのかわからない」「愛されているのかわからない」と常に不安を感じています。
友達などに常に話しかけてしまうのは、「これが合っているのか人に確認してほしい」などの不安な気持ちが原因でしょう。また恋人の場合は、自分が愛されている気がしないため「私のこと好き?」「本当に好き?」と確認してしまいます。
承認欲求が強いから
承認欲求が普通の人よりも強い場合は、「注目されたい!」という気持ちがかまちょな言動につながっています。
それがたとえ不幸な目に遭って注目されている場合でも、いいことがあって注目されている場合でも、自分より目立っているその人よりも目立ちたいと思います。
自分よりも目立っているその人が魅力的に見えるため、その人の真似をして注目を浴びようとするのです。
愛情不足だから
承認欲求が異常に大きくなったり、自信がなかったりするのは幼少期の家庭環境が要因のひとつであるケースもあります。幼少期に養育者からの愛情をもらって育ってこなければ、その心の穴を埋めようと子どもらしい振る舞いをするでしょう。
小さな子のように扱われることでその愛情不足が一時的に満たされますが、すぐに枯渇するケースがほとんど。
そのためかまちょな行動が定着化し、なかなか抜けなくなるケースもあります。
かまちょがやりがち!うざい行動
次はかまちょがやりがちなうざい行動をご紹介します。はじめは可愛く思えるかまちょでも、徐々に面倒くさくなってきますよね。ここまでされたら、逃げたほうがいいかも…なパターンを紹介します。
SNSの投稿を全てチェックしてくるネトスト
かまちょにSNSのアカウントを知られている場合は、注意が必要です。持て余した暇な時間を使って、SNSの投稿を過去にさかのぼってまでチェックします。
どこにいるか、何をしているか把握したがり、常に連絡を取り続けたいと思っているため、そういった気持ちがネトストに繋がります。
ベタベタ甘えてくる
かまちょの恋人を持つと、ところ構わず甘えてきます。仕事や勉強、読書をしているのに、「膝枕して〜」と言ってきたり…。くっついてベタベタしてくるので、「邪魔だしうざい!」と思う人は多いです。
かわいいと思えるのは最初だけ…かまってもらえるなら、相手の都合なんて関係ない、それがかまちょです。
自撮り写真を何枚も送ってくる
かまちょは自己顕示欲がとてつもなく強いです。「写真が送られてきました。」という通知が何件も入っていたので見てみたら、全て自撮り写真だったなんてことも。
「かわいいね」「かっこいいね」と褒めてほしくて自撮り写真を送ってきます。返信で素直に褒めてしまいがちですが、あまりよくありません。
ラインスタンプを大量に送る
かまちょはこちらの都合など一切考えないので、返信が少しでも遅れたりすると、通知で気を引こうとします。ほんの少し携帯を放置していたら、通知が何十件も!ということも。
話題がないけど連絡を取り合いたいときにも、よくこうした方法を使います。
スタンプを大量に送ることを、通称「スタ爆」というのですが、スタ爆はかまちょの得意技なので、面倒なときは通知をオフにしてしまいましょう。
用もない電話を出るまでかけてくる
何件もの不在着信。「何かあったのかな?」と出てみると…どうでもいい愚痴話だったりする事も。何回もかかってきた電話に出て、くだらない用件だとうんざりしてしまいますよね。
心配した気持ちを返してほしい、と思ってしまう事もあります。あまりにも着信が多い場合は、その人だけ通知をオフにしましょう。
SNSに意味ありな投稿をする
かまちょは、SNSに投稿する内容もかまってもらうために工夫しています。
かまってくれれば誰だっていいんです。「私もう無理…」「はぁ〜最悪…まじ病むわ(笑)」など、SNSに意味アリな投稿をして不特定多数の人にかまってもらおうとします。
かまちょへの対処法5選
今までの内容からは厄介そうなかまちょですが、どうしても面倒なときは関係を断ち切るのが一番早いです。しかし、自分の恋人や断ち切れない立場の相手の場合、どう対処したらいいのでしょうか?
今から紹介する5つの対応法をしておけばひとまずクリア。
愛情を伝えてあげる
かまちょの持つ寂しさや、自己顕示欲の強さの根本には、愛情不足という面が存在します。ですので、毎日のように愛情を補ってあげることで心が満たされ、かまってちゃんな行動が落ち着くこともあるようです。
適度にかまってあげる
かまちょの全てに対応するのはやめましょう。
充分な愛情を持って接するのはもちろんですが、何事もやりすぎはよくないです。自分に余裕がない時や、相手のかまってちゃんがヒートアップしてしまった時は、かまわないのが一番です。
適度にかまってあげることで、自分も疲れることなく、ある程度の距離感でいられるので、全てのかまちょに対応するのはやめましょう。
自分の子供だと思って接してあげる
どうしようもなく「うざい!めんどくさい!」と感じても、我が子のように思えば、許せる事も増えるはずです。母性や慈しみを抱くことで相手に対して優しい気持ちになれるので、日頃から穏やかに気持ちでいることを心がけましょう。
子供であれば、多少のかまってちゃんも仕方ないなぁと思えますよね。
うるさすぎるときは放っておく
相手のかまってほしい気持ちが強すぎて、通知や言動がうるさい場合は、落ち着くまで放っておくことも重要です。あまりにかまいすぎてしまっても、かまちょは調子に乗るので、それを避けるためにも適度な塩対応は必須です。
連絡が何十件も来たりする時は通知を切って、ほとぼりが冷めた頃に、気が付かなかったと連絡を送れば大丈夫です。
連絡がしつこいときは寝たフリをする
大抵の人が寝静まる夜中、深夜は暇になるかまちょのゴールデンタイム。かまってくれる人もいなくなるので、手当り次第、起きていそうな人に連絡を送ったり、SNSを高頻度で投稿します。
そんな時は、SNSも更新せず、連絡も返さずに、寝た事にして夜を過ごしましょう。
近寄らない
かまちょをされたら近寄らないようにし、さりげなく「かまってあげられない」と伝えましょう。かまちょは何かと人の心に敏感で、あなたが少し距離を置けば察してくれるケースも多いです。
あなたはかまってくれないと覚えれば、あなたにはもうかまちょの行為をしなくなるでしょう。
忙しいふりをする
忙しいふりをするのも、かまちょ対策に有効です。かまちょは基本的に、仕事中など本当に忙しいのであれば配慮してくれるケースも多いです。
逆にプライベートで忙しくしているのなら、「友達と遊ぶ時間あるなら私と連絡とれるよね」などの思考になるため要注意。
よくあるかまちょLINE
かまちょはLINEのメッセージでもかまちょ感を出してきます。こんなLINEが来たらその人はかまちょかも!
今何してる?
かまちょLINEの王道、「今何してる?」または「今暇ー?」。このLINEが来た途端に、部屋でゴロゴロしてたはずですが忙しくなります。
こういうLINEは無視か、「忙しい」「部屋の掃除してる」「料理してるから手が離せない」と突き放しておきましょう。
ただの独り言
「今日ごはん何にしようかなー?」「明日何着ようかなー?」など、本当にどうでもいいつぶやきLINE。1度返してしまうと、その後も返してくれる人なんだと認識されてしまいます。
こんなLINEが気のない人から来たら、無視を徹底しましょう。
送信取り消し
LINEのメッセージを取り消して、何を送ったかわからないようにするかまちょLINE。受け取ったほうは、気にしたくなくても気になりますよね。
「どうしたの?」「何か間違えた?」と送りたくもなりますが、もしそれを送ってしまったらかまちょのペースに。もしラリーを続けたくなければ、気になるのは我慢して無視しましょう!
追撃メッセージ
LINEが返ってこないと「おーい」「あれ、届いてない?」と追撃でLINEをしてくるパターン。わざと未読スルーや既読スルーしていることもあるし、時間がなくてすぐに返せない時もありまよね。
むしろ、この追撃メッセージのせいでもっと返事をしたくなくなります。
意味深な顔文字や絵文字だけ
泣いていたりがっかりしていたり、ネガティブな感情を表すスタンプだけ、または「┃ω・`)ッチラ 」「(/ω・\)チラッ」などの顔文字だけで送ってくるかまちょLINE。
かまちょは「どうしたの?」「暇なの?」という返事を期待して送っているのでしょう。ここで質問で返してしまったり、遊びの誘いをしてしまったりしたら、その後かまちょのターゲットに。
どうしても返す場合はこちらもスタンプだけ、顔文字だけにしましょう。
よくあるかまちょSNS
かまちょはSNSによく現れますが、その投稿内容にも特徴があります。
どんなSNS投稿がかまちょなのか紹介します。
自撮り
ただ自撮りを投稿しているだけではかまちょではありません。かまちょは「全然盛れなかった」「ブス過ぎて辛い」などネガティブなコメントと一緒に自撮りを投稿します。
「そんなことないよ」「かわいい!」というコメントといいね!が欲しいために、わざとそのようなコメントをしているのです。
顔の一部を隠したり、強めに加工をしたりするのもかまちょの自撮りに多いです。
ネガティブアピール
「ブス過ぎて死にたい」「存在価値ってなんだろ…」など、ネガティブな投稿をしている人もかまちょ。自分を肯定してもらいたい欲求に加え、「私を見て!」とアピールしています。
「疲れた」「本当に嫌い」など、意味深な一言をつぶやくのもこのパターン。「どうしたの?」という問いかけを待っているのです。
ポエム
恋愛や人生など、いかにもな言葉でポエム投稿するタイプもかまちょです。見たほうはどうしたらいいのか戸惑いますし、反応できないですよね。
何も反応がないと、「やっぱり私のことなんて誰も…」とネガティブ投稿を追撃してきたら強めのかまちょ確定。
まとめ
一度関わると厄介でめんどくさいかまちょ達。
でも、そんなかまちょも愛情深くて可愛らしくも感じますよね。
男女問わず共通しているのは、相手のことを考えない自分勝手な一面と、強すぎる自己顕示欲です。
あなたも自分では気づかずにかまちょになっていないか、この記事を参考にして判断しましょう!





