最終更新日 2023.07.07
「長崎のあるあるを知りたい!」
「長崎のあるあるを教えて!」
隠れキリシタンをテーマにしたハリウッド映画が多く作れられているほど、実は世界的に知名度のある長崎。鎖国時代に唯一の外交窓口だった長崎港があったため、独自の文化が発達しています。
そのおかげで、「トルコライス」なる、どこの国のものかわからない料理があったり、中華街あったり教会も多いなど、他の県とは違いエキゾチックなのも長崎の魅力です!
長崎あるある「日常編」
まずは長崎あるある日常編!長崎県民はこんな生活をしているという、地元民が共感できる長崎あるあるをご紹介します。
ちゃんぽんや皿うどんが大好き
地元の人間は地元のものなんて食べない!結構ありがちなことですが、長崎人はこよなくちゃんぽんと皿うどんを愛し、週1ペースで食べます。
ですから、長崎人には心置きなく、おすすめのちゃんぽんを聞いてください。明確な答えが返ってきますよ。
カステラは「福砂屋」
創業寛永元年という歴史が長崎人を惹きつけるのです!長崎土産としても鉄板、福砂屋のカステラ。
ドライビングテクニックがすごい
長崎には狭い路地や路面電車が走っているため、運転するのにそれなりのテクニックを必要とします。その点、バスの運転手はどんな場所でもスムーズに通り抜けていきます。
運転が上手い割には時間通り来ない…これも長崎の常識です。そして長崎県はバスの利用が全国で最多!そのため、乗客も列を飛ばして華麗に割り込んできます。
じゃがいもが出てるよ
靴下に穴が開いて指が見えている。恥ずかしいこの状況をなんと言いますか?「指出てるよ?」「穴空いてるよ?」
そう答えたあなた!まだまだ長崎度合いが足りません。
「じゃがいも出てるよ」
と、長崎人は指摘します。
電車と汽車
長崎では「電車」といえば路面電車のことを指します。
普通電車は「汽車」です。もしくはJR。
汽車じゃなくても汽車なんだから、同じようなもんですね。
お墓で花火
お盆はお墓で花火をしよう!
これ長崎の常識。
線香花火なんてしみったれたことは言わずに、ロケットに爆竹がメインです。「ご先祖様たちが寂しくないように、お墓では辛気臭い顔ばかりせず賑やかにしてなきゃ」という感じらしいです。
8月9日は休みじゃない
意外に思うかもしれませんが、長崎の8月9日はお休みじゃありません。その代わり平和学習を行い、11時2分には黙祷。ちなみに、長崎の人は全国でも同じようなことが行われてると思っています。
チャリに乗らない(乗れない)
長崎は、他県と比べると極端に自転車を持っている人がいません。
なぜなら坂だらけだから。
そのため、成人しても自転車に乗れないって人も多いんです。まあ、必要ないんだから別に困らないですよね。
スーパーといえば「エレナ」
長崎で主婦が買い物に行くスーパーといえば、「エレナ」です。
長崎に根付く老舗の商業施設であり、時代の流れに乗って、移動スーパーやインスタグラムで情報発信するなど、ユニークな試みを行っています。
やぜか
長崎へ行くと、たまに「やぜか」という言葉を耳にします。聞いたことがないという人は、長崎美女をしつこくナンパしてみてください。
高確率で「やぜか」が繰り出されるでしょう。
意味はもちろん「ウザい」です。
チャージではなく「積増し(つみまし)」
皆さんは電子マネーにお金を入れることをなんと言いますか?一般的には「チャージ」でしょう。関東ならば、「Suicaにチャージする」というのは当たり前の会話です。
しかし!長崎ではチャージを積増しと言います。そして電子マネーは「スマカ」です。
県内のリンガーハットに行きがち
ちゃんぽんは地元の人のこだわりがあって、世間では知られていないようなお店に行っているんだろうな~というのは幻想です。
長崎人は、めちゃめちゃリンガーハットへ行きます。しかし、他県のリンガーハットには絶対行きません。
皿うどんにはソースをかける
ソース以外に、皿うどんにマッチするものは何がありますか?
皿うどんには、ソース!これ、長崎では常識ですよ。
まさかの「お酢?」その発想は長崎人にはありません。
精霊流しがやばい
先祖を見送る、厳かで静かな儀式。このイメージはさだまさしの歌によってつくられたものであり、実際の精霊流しは花火と爆竹の嵐です。
お墓まいりにも花火がつきものですが、精霊流しはその比ではありません。
ハウステンボスを「テンボス」と呼ぶ
今や全国どこでもコマーシャルが流れているハウステンボス。長崎の観光スポットの筆頭地であり、特にクリスマスシーズンは多くの観光客で賑わいます。
そんなハウステンボスのことを、長崎人は「テンボス」と呼んでいます。ハウスでもハウステンボスでもありません、テンボスです。
福山雅治の実家がある
タクシーに乗ると案内してもらえる、福山雅治の実家。もはや観光地と化しており、長崎人も場所は知っています。
毎年ファンが福山行脚してくるのだとか。
ひるじげドン!
長崎のローカル番組で、土曜のお昼にやっています。ひるじげドン!を見ながら土曜は食卓を囲むというのが、長崎人の習慣。もしもひるじげドン!に親戚が出演しようもんなら、その時は親戚一同で見守るのです。
佐賀には負けん
佐賀に対して異常な対抗心を燃やしており、佐賀にだけは負けていないと思っています。そのため、もしも佐賀から下に守られると烈火のごとく怒ります。
しかし、佐賀県鳥栖にあるプレミアムアウトレットは…
長崎人のショッピングエリアです。
心臓破りの坂
都心で「心臓破りの坂」などと特集をやっていると、長崎人は鼻で笑います。
なぜなら、長崎は心臓破りの坂だらけだから!学校は基本的に坂の上にあるから!
長崎市と佐世保市は冷戦状態
長崎は佐世保と一緒にされたくないし、佐世保は長崎と一緒にされたくない!という気持ちが非常に強いです。どちらも文化が違うと考えており、普段から仲が良くありません。
そんな長崎と佐世保が一致団結する時があります。それが佐賀と対抗する時!仲が良いのか悪いのか…。
スーパイコ
「スーパイコって美味しいよね?」
「スーパイコって何?」
「有名な中華料理」
「そんなのあったけ?」
「別名は…酢豚かな」
牛右衛門
牛右衛門は長崎県内にあるファミレスです。
いたって特別なことは…ありませんかね。とにかくチーズ押しがハンパないってぐらいで。
ちなみに長崎人は牛右衛門が全国チェーンだと思っています。
てまぜ
「子供の頃、よくてまぜして先生に怒られたんだよね~」
「…?」
「いや、てまぜ」
「…なにそれ?」
解説すると、「てまぜ」とは、手遊びといった意味です。
長崎人はこれが通じないことにショックを受けます。
「あれ」 「これ」 「それ」 「どれ」
いわゆる「こそあど言葉」ですが…長崎では「あこそど言葉」になります。
具体的には「あれ」 「これ」 「それ」 「どれ」 が、 「あい」 「こい」 「そい」 「どい」 になります。
女の都
みなさん、女の都をなんと読みます?おんなのみやこ?ノンノンノン、
女の都は「めのと」と読みます。
長崎北部の地名であり、平家の落人、特に女性が落ち延びた地というのが由来。長崎人は普通に読めます。
アニメの放送が少ない…
なぜなのか、昔っから長崎ではアニメのテレビ放送が少ないんです。
今でも少ない…。そのため、結構皆が知ってるよってアニメでも話についていけません。
ほげる

長崎では、穴を開けるということを、ほげる、ほがすと言います。
「耳んすばほがしてよーっときーとかんね」=「耳の穴をかっぽじってよく聞いておきなさい」
もってこーい!
何かを運んで来い!という意味ではありません。好きなアーティストがコンサートを開き、幕が下りたらやることを言えば?
そう!アンコール!
長崎ではアンコールを「もってこーい!」と叫びます。
日傘の使用率が高い
実は長崎は猛暑日の観測する日数が多く、平均の真夏日は約23日です。
そのためなのか、日傘の使用率雨が高く熱中症を防いでいます。長崎のに日差しは観光客にもキツイらしく、地元の人も観光客も揃って日傘をさしています。
飲みのシメはおにぎり
飲み会のシメはおにぎりでしょう。
酒のつまみでも、乾杯の後でもおにぎり。
だっておにぎりは万能だから。
長崎では酒飲みのために、深夜までおにぎり店が営業しています。ラーメン感覚ってことですよね。
修学旅行で行った
「長崎出身」というと、ほぼ100%の確率で「修学旅行で行ったことがある」と返事があることを、長崎人は知っています。そして、「あの銅像のポーズってどういう意味だっけ?」もほぼセットで付いてきます。
銅像の意味は、右手が「原爆の脅威(長崎の過去)」、左手は「平和(長崎の未来)」、軽く閉じた瞼は戦争犠牲者の冥福を祈っています。
クリスマスに刺身
隠れキリシタンが有名な土地ですから、クリスマスはさぞかし西欧式でチキンやらケーキやらを用意するのかと思えば…
長崎人はクリスマスには刺身です!いや、考えてみれば隠れて祝ってたんだから、大々的に西洋のお祝いしてるなんておかしいですよね。
おとな120円、子供さん50円でございます
電車内のアナウンスでは大人120円、子供にだけわざわざ「さん」をつけてご案内します。
ちなみにほんの少し前までは、大人料金は100円だったために、120円に値上げしたことを今でも悔しく思っている人がいるようです。
あ、電車は路面電車のことですよ。
さまざまな宗教と文化が混ざり合っている
さすが長崎!とでもいうべきか、街中には教会が多い!
そして中華料理屋も多い!
いろんな文化と宗教が入り混じっています。だからもうわけがわかりません!
「♪でんでらりゅうば〜出てくるばってん」
トヨタのCMでも流れている「♪でんでらりゅうば~出てくるばってん」という歌。
これ長崎人なら大抵口ずさむことができます。
しかし、意味はわかりません。おそらくCMに出演しているタレントさんも意味がわかっていません。
ミルクセーキは食べ物
長崎の喫茶店に行くと、メニューには必ずと言っていいほどミルクセーキが置いてあります。飲み物としてミルクセーキを頼むと…想像を裏切られます。
ほとんどアイスですからね。まあ、美味しいからいいでしょう。
玉屋
玉屋と呼ばれるデパートへ行くと、昔懐かしい「高島屋」の袋に商品を入れてくれます。
こんなの堂々とパクっていいのか?と疑問に思いますが、玉屋は高島グループ。そして高島屋の袋のデザインは変わってしまったため、今では玉屋でしかあの袋は手に入りません。
下界
山に登り、街を見渡すことを「下界を見渡す」と言います。
「下界に下りる」は日常的に使う言葉で、別に自分を神だと意識しているわけではありません。
長崎あるある「学校生活編」
それでは、お次は学校生活編!長崎の学校では普通、都会ではありえない?かもしれないあるあるをご紹介します。
携帯持ち込み禁止条例
長崎の高校では携帯電話・スマートフォンの持ち込み禁止がスタンダードです。
校則レベルではなく、条例によって定められています。違反した生徒は校則違反ではなく条例違反という、少し規模の大きな違反を犯すことになります。
あじさいノート
ランドセルは「からう」
福岡でもランドセルは「からう」ものですが、長崎でもランドセルは「からう」ものです。
逆にからうものでなければ、何なんでしょう。からうとは「背負う」という意味。
お正月にはお年玉、お盆には花火代
お正月の子供の楽しみといえば「お年玉」。
お盆の楽しみといえばなんでしょうか?
長崎では間違いなく「花火代」です。大人もお盆に花火をぶっ放すことを良しとしており、子供は率先して買い物に行きます。
原爆に対しての知識が薄いとイラっとする
どんなにアホな子でも、長崎人は原爆に対する知識はそこそこあります。
原爆が落ちた日、落ちた時間、そして平和記念像のポーズの意味。
大学生にもなると、他県の人があまりに原爆の知識がないことにイラっとします。特に広島と間違えようもんなら…。
給食にクジラが出る
長崎の給食にはクジラが出ます。
昔は他県でもスタンダードなメニューだったようですが、長崎では今でもスタンダード。ちなみに評判は…可もなく不可もなくといったところでしょうか。
気がつくとキリスト系の学校
実家がクリスチャンってわけじゃない、自分自身が洗礼を受けたわけでもないのに、通っていた学校が気がついたらキリスト系だった…。
特に弊害もなく、不自由なこともないので、多くの生徒は気がつかないんだとか。
長崎あるある「恋愛編」
ここからは長崎人の恋愛あるあるをご紹介します。長崎の人と付き合いたい!長崎の彼氏彼女がいる!そんなみなさんは、ぜひ参考にしてくださいね。
眼鏡橋のデートで100円アイス
観光客も多い場所ですが、散歩デートに丁度いい眼鏡橋。
その眼鏡橋には「チリンチリンアイス」と呼ばれるアイスが売っています。そのお値段なんと100円!
とにかくキラキラが好き
ランタンフェスティバル、稲佐山からの夜景、ハウステンボスに代表されるように、キラキラしたものが多い長崎。
デートにはキラキラがつきものであり、男性はとにかく女性にキラキラを見せればいいと思い込んでいる節があります。
トルコライスが外せない
長崎の男女は、ついついトルコライスをランチに選んでしまいがち。
街中のいたるところに老舗の喫茶店があり、新規のお店も「トルコライス」が看板料理になっていたりしますからね。トルコライスとは、写真のようにカツ、ナポリタン、ピラフと、一皿にいろんな種類のおかずが載っている料理のこと。
一緒にミルクセーキもどうぞ。
誠実でオープンな男性が多い
九州男児には珍しく、長崎の男性は口下手ではありません。
結構、誰とでも分け隔てなくしゃべることができ、男女平等という意識が強いんです。それでいて誠実であり、慎重でもあるのが特徴。
恋愛経験豊富な女性多い
開放的であり積極的でもあるので、長崎の女性は恋愛経験豊富な人が多いんです。
しかも彫りの深い美人が多いから、そりゃモテる!
三歩下がって歩くという意識はなく、結婚するとグイグイ引っ張るタイプです。
まとめ
以上、長崎のあるあるいかがでしたか?
どこか異国情緒の漂う場所として、長崎の魅力を存分に感じて頂けたのではないでしょうか。
たくさんの観光地も、ちょっとね、ちょっと坂を登ればすぐですし、山登り感覚でね…
疲れた後は新鮮なお酒で一杯飲みながら、おにぎりでシメましょう!



