” 歌舞伎町で有名な整形デブ ” ” フォローしたら稼げます ”
日本最大の繁華街・新宿の歌舞伎町には、こんなキャッチーな文言を掲げる一風変わったホストがいた。
彼の名前は「原田たいぞう」。
有名なお笑い芸人を彷彿させる名前だが、彼もまた歌舞伎町の有名人だ。
ホストと言えば ”細くてカッコいい” というイメージを180度覆し、100キロ超えの体で売り上げを叩き出す彼の魅力はなんといっても愛嬌と笑いのセンス。
「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ系)や「家、ついて行ってイイですか?」(テレビ東京系)の出演経験を持つ彼に、ホスト界に参入した理由からデブキャラ確立までの軌跡を語ってもらった。

整形デブホスト原田たいぞう
非モテの野球少年からV系ホストへの転身
※高校時代の野球少年だった原田たいぞう。その後300万円かけて顔面をアップデートする。
ーーホストになったきっかけは何だったのでしょうか?
原田:高校時代野球部で、全然モテてなくて(笑)休みもなくて青春みたいなこととか全くなくて。熊本出身で、就職で愛知県の工場で働き始めたんですけど、モテたい一心でホストになりました。まずは自分で調べて体入から始めましたね。
ーーなるほど
原田:初めは、顔、耳とか軟骨、眉毛とかピアスをめっちゃあけたんです。当時はビジュアル系みたいなのが流行っていて、そっちの層がモテるみたいなので化粧とかも始めました。それきっかけでモテるようになったというか「女、金、酒」が揃っているホストっていいなって(笑)
ーーいい理由ですね
原田:昼職で普通に働いて固定貰うってなんか夢ないなと思って、昼職は19歳の8月に辞めちゃいました。ホストは自分の実力次第で売り上げを出せるのが良いなって思って、まずは大阪でホストにチャレンジしました。
ーー大阪ですか!
どっちかって言うと、僕は顔よりもユーモアのがレベル高いと思ったので(笑)大阪が合ってるのかなって(笑)
ーーまたいい理由(笑)
原田:実際大阪も体入行ったんですけど、あんまりかっこいい奴がいなくておもしろい奴が売れるみたいな。おじホスがモテるみたいな時代でしたね。土地によってホストも少し違うように感じます。
ーー東京にチャレンジしたのはその1年後?
原田:大阪で1年ぐらい働いて辞めちゃったんですけど、どっちかって言うとあんまり売り上げがなくて給料が貰えてなかったんです。その後ニートというか、女の子からお金をいただいたり、ヒモみたいなのを2、3年続けてその間に整形とかもしていました。
歌舞伎町に100キロ超えのデブホストが爆誕
ーー今のデブキャラになった理由は?
原田:東京に来たときはジムとか行って、今より50㎏ぐらい痩せてたんです(笑)
ーー全然違いますね(笑)
原田:50kgってすごいよね。そのときは普通ぐらいの体系だったんですよ。
ーー大分変わりましたね
原田:原因は食べてるからなんですけど、自分はそんなつもりはなくて。
周りからも小食って言われるぐらい実はあんまり食べてないんです。
ーーえ(笑)意外です
原田:でも実際食べてるから太ってるんですけど(笑)なんだろう、昔はお酒が体に合わなくて吐いたりしてたけど、吸収しやすい体質になったのかな?と勝手に思っています。
ーー気付いたら今の体型になっていた?
原田:そうですね。徐々に右肩上がりで太っていきました。
ーーなるほど
原田:でも元々目立つのが好きで、自分の中でホストとしての技術というか接客能力が足りないのも分かっていたので、SNSで目立ってそっちで集客しようって考えて、その ”デブ” っていう特徴的な部分を発信しようと思いました。
ーー体型を強みに変えたんですね
原田:元々は、当時は珍しかった整形をカミングアウトするキャラだったんですけどね。
今とかはもう整形は当たり前になっていますし、じゃあデブ路線で!みたいな(笑)
ーーちなみに今の体重は?
原田:ちょうど1年前くらいに100キロになって今もそれくらいですね。
お客さんはほぼ全員SNSを見て来店
ーー体重とお客さんの数はどう変化しましたか?
原田:結果あんま見た目はこのレベルだと関係ない(笑)
ーー見た目はあまり関係ない?
原田:やっぱタイミングと今の時代に合ったホストが出来てるかだと思います。
ーーなるほど
原田:僕はYouTube とか Tiktokとかインスタとか全部やってて
SNSでは結構知ってくれる人が多いんですよね。
ーーSNSの重要性を感じます
原田:やっぱ今の時代って、いろんなホストのメディアとかライブ配信とかも見るようになってきたので、そこをコツコツやってそれで売上も徐々に上げていくイメージですかね。
ーーそうなんですね
原田:やっぱり見た目とかもあるかもしれないけど、SNSでどれくらい価値あげられるかというか、”すごい人”って思ってもらうか。会いたいなとか、有名人だなって思ってもらうことが大切だと思います。
ーーSNSを見て来るお客さんはどれくらいですか?
原田:ああでも、ほぼ全員じゃないっすか。
ーーほぼ全員!何のSNSを見てくるんですか
原田:YouTube、Twitter、Tiktokとか…
ーーほぼ全部ですね
原田:歌舞伎町なら歩いてる人は僕のこと知ってくれてるんじゃないかな。わかんないですけど(笑)
ーー原田さんの宣材写真びっくりしました
原田:炊飯器(笑)
ーー宣材が炊飯器のホストさんて、いないんじゃないですか?
原田:まあいないですよね(笑)
ーーやはり話題作りのため?
原田:まず僕のことは、お店来る人なら知ってるなと思っていて、だったらあんま顔載せなくていいなーって思ってあとまあ話題作りですね。宣材が炊飯器であることでメディアさんもまんまと来てくれて笑
ーーたしかに(笑)
原田:目立ったら知名度も上がるかなーみたいな感じです。
100日炊飯器チャレンジで150万円の”水”を下ろしてもらった
ーーそもそも炊飯器チャレンジって何ですか?
原田:昨年、満足のいく売上結果じゃなくて、もっと売り上げを上げたいなって思った時に注目されるかなと思って炊飯器をバックにする生活をTikTokにアップし始めたんです。
ーー炊飯器を持ち歩いてたってことですか?
原田:そうです(笑)元の炊飯器を持ち歩かない生活に戻るには、100万円のものをおろしてもらうか、1,000万円を売るっていう縛りで毎日投稿していました。
ーー結果はどうでしたか
原田:100日目に150万で水をおろしてもらえたんですよ
ーーえ!水?
原田:150万円で水をおろしてもらって、ちょっと高めの5キロ1万円のお米を店内で炊きました。
ーーその場で炊いたんですか?
原田:そうそう。VIP席で炊いて食べましたよ。いや本当に美味しかったなぁ
ーー炊飯器生活、感動のラストになりましたね
原田:企業さん、お米のPR案件お待ちしてま〜す!!
ーーくると良いですね(笑)
原田:食べ物系、ドンドンきて欲しいですね
ーー差し入れとかも食べ物が多いんですか
原田:多いっすね。昨日も社長から寿司屋のお土産で6,600円するちらし寿司貰って食べてました。あとは地方からSNS見て来てくれる人もいるんで、そのご当地のお土産とかも貰えますね!
ーーぶっちゃけ差し入れ、食べ物多すぎてキツイとかありますか
原田:全くないですね!やっぱ、何か食べながら飲みたいんで美味しいものあったら嬉しいですね。
まあ、たこ焼きとかマックとか匂いキツいものはダメなんですけど、
寿司とかあとお皿に入れておつまみにできるのとかならなんんでもオッケー!
ーー今までお客さんに貰って面白かったのは?
原田:あ、ディズニーのブタのキャラクターのコップ(笑)かわいい。
ーー可愛いですね
原田:僕専用でヘルプとか初回とかは、これにアイス入れて飲んでいます。
ーーインタビュー最後に言いたいことはありますか?
原田:企業さんお米PR案件待ってま〜す!!(笑)
最後に、
インタビュー全般で、彼の突拍子のない行動や、誰にも真似させないようなオリジナリティの豊富さをしみじみと感じた。
そしてそれらが、彼をいかに”愛されキャラ”にさせているのかも。
「細身、イケメン」ホストがモテるという概念は、時代遅れだ。それを覆す彼の人柄は今日も多くの女性を惹きつける。
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