近頃、「プラトニック不倫」という言葉が広まっているのをご存じですか?
文字通り、身体の関係が無い不倫のことを指す言葉です。
しかし、「不倫なのにプラトニックなんてあり得るの?」と思うか方も多いでしょう。
そこでこの記事では、プラトニック不倫をする人の心理や、慰謝料、実際の体験談などについて徹底解説していきます!
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プラトニック不倫とは?
プラトニック不倫とは、精神的な繋がりだけで保たれる不倫関係を指します。
デートしたり、ハグや手を繋いだりはするものの、セックスはしないのが特徴。
お互いに好意を寄せ合い、一線は超えない関係を楽しむというものです。そのため、配偶者からすると不倫の決定的な証拠がつかみにくいのが難点ですね。
言い方によっては「友達」ともいえる関係性が築けてしまうのが、プラトニック不倫です。
プラトニック不倫の具体例
では、どういったことがプラトニック不倫に含まれるのでしょうか。
プラトニック不倫の具体例を見ていきましょう。
手を繋ぐ
手を繋いで歩いたり、デートしたりするのはプラトニック不倫によくある例です。
たとえばショッピングやレジャーに出かけたときに、仲睦まじそうに手を繋いでいるなど。
プラトニック不倫はキスやセックスをしない分、手を繋いでお互いのぬくもりを確かめることがしばしば。また、異性同士で手を繋ぐということは、明確な好意がないとできません。
手を繋いでいるだけとはいえ、そこには「不倫」といえる両者の好意があると考えて良いでしょう。
軽くハグをする
軽くハグをする場合も、プラトニック不倫と考えられるケースがあります。
たとえば、2人きりのときに別れを惜しむようにハグするのは、プラトニック不倫によくある事例です。
ただし、男女でのハグは時と場合によって、不倫関係でなくてもする場合があります。たとえばスポーツ観戦で点が入った時などは、興奮して男女でハグすることもあります。
プラトニック不倫において重要なのは、2人きりの時にしているかどうか、という点。
そして、お互いへの好意によってハグしているかどうか、という点がポイントです。
定期的にデートをする
定期的にデートするのも、プラトニック不倫の特徴です。
たとえば休みを意図的に合わせて2人で出かけるなど。
ほかにも家族には仕事だと言って仕事仲間と夜遅くまで2人で会っている、といった例もあります。
体の関係はないとはいえ、本来の家庭よりも新しい恋人に気持ちが向いてしまっているならプラトニック不倫といえます。
プラトニック不倫でなぜセックスはしない?
「プラトニック不倫」という言葉に違和感を覚える人は多いでしょう。
ほとんどの人は「なんでセックスしないの?」と思うはずです。
ここからは、その理由について見ていきましょう。プラトニック不倫をする人には、さまざまな思惑があるようです。
パートナーがいるから
セックスしない大きな理由として挙げられるのは、「パートナーの存在」です。
もちろん「パートナーを傷付けたくない」という気持ちでセックスを自制している人もいるでしょう。
しかし、最も大きい心理としては「訴えられたくない」という点。
既婚者の場合、もし不倫相手と体の関係をもってしまえば訴えられて慰謝料を請求されることが想定されます。
不倫相手との関係に影響が及ぶのはもちろん、家庭まで破綻することを恐れて、セックスを控えている人が多いようです。もちろんプラトニック不倫でも慰謝料請求できるケースはあります。
しかし、「プラトニックなら万が一バレても問題が小さく済む」と考える人が多いようです。
歯止めがきかなくなるから
一度セックスしてしまうと、そこから歯止めが利かなくなってしまうと考える人も多いようです。
たしかにセックスには強い依存性があるため、今まで以上に相手への依存度が増してしまう恐れがあります。
たとえば常に連絡を取っていたくなったり、より頻繁に会いたくなったり。
そうなると、家族にバレる危険性も格段に上がるでしょう。
こうしたリスクを避けるため、あえてお互いに自制する不倫関係もあるようです。
相手が草食系
不倫関係にある相手が草食系だから、あえてセックスをしないというケースもあります。
本気の恋愛と違い、不倫相手には多くを求めない人も多数。
また、良好な関係の不倫相手だからこそ相手を尊重し、現状維持の関係を保ちたいという心理もあります。
不倫相手に結婚や出産といった将来的なライフイベントを望まない人は、必ずしもセックスする必要性を感じないのです。
精神的に満たされたいだけだから
不倫をする人が、必ずしもセックスをしたいとは限りません。
中には、精神的に満たされたいだけの人もいます。
たとえば配偶者との関係がうまくいっておらず、自分の存在価値を見失いそうな人にありがちなケースです。精神的な支えになる不倫相手が側にいるだけで、心が満たされ満足します。
また、純愛的な恋愛を楽しみたい人も少なくありません。
まるで少女漫画のような美しい恋愛を体現し、非現実感に陶酔するタイプの人もいます。
【女性】プラトニック不倫をする原因・理由
プラトニック不倫をする人に対し、「なぜプラトニック不倫に至ったのか」と疑問に思う人も多いでしょう。
一般的な不倫でなく、プラトニック不倫をする動機はさまざまです。
ここからはなぜ女性がプラトニック不倫をするのか、その理由を見ていきましょう。
夫が構ってくれないから
女性がプラトニック不倫をする最大の理由は、夫が構ってくれないからというものです。
時間が経てば経つほど、パートナーとの関係は冷めていくもの…。
またいくら献身的に尽くしても、評価されなければ悲しくなるものです。
夫が構ってくれないと妻は自信を無くし、夫以外に自分の存在価値を求め始めます。
そんなとき、自分を好いてくれる男性や評価してくれる男性がいると、気持ちが揺らいでしまう人も多数。
たとえば職場の男性や、子どもの習い事の先生、よく行く買い物先で出会った男性など。
しかしパートナーがいるという抑止力や罪悪感があり、プラトニックな不倫に落ち着くといった流れが考えられます。
女性としての魅力を失いたく無いから
女性は恋愛をすると、自分を磨こうと努力する人が多いです。そのため、恋愛している女性は美しいと感じる人は多いでしょう。
しかし、配偶者といつまでも恋愛関係を楽しめるかというと、それは難しいことです。徐々にお互いの素の状態が見えて、着飾らなくなっていく人は多いでしょう。
その上、配偶者とのセックスレスといった問題があればなおさら。
「自分はこのままで良いのだろうか…。」と感じ、他の男性に目を向ける女性も少なくありません。
たとえプラトニックでも不倫は新たな刺激になり、女性に自分の魅力を実感させてくれます。
何かを頑張るモチベーションになるから
無趣味な人や、夫婦関係がマンネリ化している人に多いのが、「プラトニック不倫で生活にメリハリを出す」というものです。
日常に何かしら楽しみがないと、毎日が平坦で生きがいややりがいを感じられません。
そんな中、自分を評価してくれる男性や魅力的な男性が現れれば、それがモチベーションになります。
いわゆる「推し」ができることで、モチベーションが上がるということです。
そんな人と恋人同士の関係になれたら、なおさら毎日が楽しくなるでしょう。
プラトニック不倫は罪悪感が少ないケースも多いため、日々のご褒美感覚で楽しんでいる女性が多い傾向にあります。
【男性】プラトニック不倫をする原因・理由
では、男性側がプラトニック不倫をするのにはどのような理由があるのでしょうか?
プラトニック不倫を楽しむ男性の心理を見てみましょう!
妻との関係に問題がある
男性がプラトニック不倫をする理由の第1位は、「妻との関係に問題がある」からです。
とくに関係のマンネリ化、セックスレスに悩む男性は欲求不満になり、不倫に走りやすい傾向にあります。
プラトニック不倫は特に女性の包容力や優しさから、精神的な満足感を得られます。
しかしその一方でセフレや風俗などで、肉体的な満足感を補完している男性も多いでしょう。
刺激と恋愛が恋しくて
刺激を求めて、プラトニック不倫に至る男性も多いです。女性と同じく、男性も新しい人との出会いや恋愛にはワクワクするもの。
普段は家と職場の往復しかないルーティンにも、プラトニック不倫をすることで刺激が生まれます。
「このまま老け込んでしまうのは嫌だ」「若い内にもう一花咲かせたい」
上記のように、気持ちが若い男性はこうした動機でプラトニック不倫を選ぶ可能性が高いです。
仕事のストレスを解消したい
仕事でうまくいっていない人が、ストレス解消のはけ口としてプラトニック不倫を選ぶこともしばしば。
特に家でうまくストレス発散できない人に多い傾向といえます。
たとえば仕事で疲れている時に、同僚の女性が優しく声をかけてくれたらうれしいものです。
精神的な負担を感じている時だからこそ、なびいてしまうこともあるでしょう。
また、妻の方が社会的地位がある場合にも、男性が自信を失い不倫してしまうケースも。その場合は、社会的地位の低い女性を相手に選び、自尊心を保つ男性も多いです。
プラトニック不倫をしやすいのはこんな人
プラトニック不倫をしやすい人には、ある傾向があります。
ここからはプラトニック不倫をしやすい人の特徴を見ていきましょう!
承認欲求が高い人
「とにかく自分を見てほしい」「評価してほしい」タイプの人は、プラトニック不倫をしやすい傾向にあります。
なぜならプラトニック不倫を選ぶ人の多くは、精神的な欲求不満を感じているからです。
家族の態度や会社での周囲の評価に満足できず、不倫相手に自己肯定感を高めてもらおうとします。
こうした人は承認欲求が非常に強いため、自己中心的ともいえます。
自分の欲求を満たすために不倫をし、「プラトニック不倫は不貞行為ではない」と自分に言い聞かせている人が多数。家族のことを省みずに、自分の精神的な満足を優先させてしまいます。
純愛に酔いたい人
恋愛が好きなロマンチストもまた、プラトニック不倫に陥りやすいです。
「プラトニック」というと、どこか大人でロマンチックなイメージを持つ人もいるでしょう。
プラトニックといえど不倫に変わりはないのですが、それを純愛的な美しい関係だと思い込んでしまう人も一定数います。
いわば「恋に恋するタイプ」の人です。
こうした人はプラトニック恋愛を楽しむ自分を物語の主人公のようにとらえ、不倫相手との関係性を楽しみます。
草食系な人
草食系な人も、プラトニック不倫をしやすいです。
なお草食系といっても、その種類はさまざま。
本当に精神的な関係性だけを楽しみたい、草食系の人もいます。一方、自分の身体に自信がないため、肉体関係に消極的な草食系の人もいるのです。
さらには肉体関係を結ぶリスクを恐れて、あえてセックスをしない草食系タイプもいます。
夫や妻のプラトニック不倫が発覚した場合
では、夫や妻のプラトニック不倫が発覚したときはどうすれば良いのでしょうか。引き続き関係を続けるか、別れるかどうしたいかは人それぞれです。
ここからは裁判による慰謝料請求を検討する前のステップについて、解説します。
1 証拠を集める
パートナーにプラトニック不倫を認めさせるためにも、裁判で有利に立つためにも、動かぬ証拠は必ず必要となります。
そのため、プラトニック不倫の疑いがある場合はまず証拠集めをしましょう。
たとえば相手との結婚を約束するLINEのスクリーンショット、キスやハグをしているときの写真など。
プラトニック不倫は証拠が集めにくいのが難点ですが、出来る限りの証拠を集めておきましょう。
パートナーのガードが固く、証拠が集まらない場合は探偵に依頼するのもおすすめです。
2 パートナーに証拠を見せる
証拠が集まったら、それをパートナーに見せましょう。
この時、しっかりと落ち着いて話しせる場を設けることが重要です。
いい加減にあしらわれたり、話をそらされることがないよう、しっかり向き合いましょう。
自分が感情的になりすぎないことも重要です。そして証拠を提示し、淡々と不倫の事実を認めさせます。
プラトニックとはいえ、事が重大であることを理解させましょう。
3 これからどうしたいか本音を伝える
パートナーがプラトニック不倫の事実を認めたら、今後について話し合います。
たとえば「私は別れたいと思っている」といったように、まずは自分の率直な意見を述べましょう。
「あなたを信じてやり直したい」という道ももちろん、ありです。
そこで意見が合えば、もう一度お互いを信頼して関係をやり直すと良いでしょう。
プラトニック不倫をしたペナルティについては、夫婦間で何らかの取り決めをしておいても良いかもしれません。
たとえば「相手との関係解消や連絡先の消去をその場で行う」や「今後同じようなことにならないように夫婦の時間を増やす」など。
プラトニック不倫で離婚は可能?
もし自分は離婚したくてもパートナーが同意しない場合、離婚裁判に発展する可能性があります。
プラトニック不倫を理由に、裁判で離婚することは可能です。
離婚するには、裁判所で認められる主張をする必要があります。たとえば、「夫婦の同居扶助義務」を破棄した事実など。
夫婦には通常、助け合って生活する義務がありますが、相手がプラトニック不倫に夢中になることで生活費を入れないなどの事情があるとします。
すると民法752条に定められる「悪意の遺棄」として、離婚する正当な理由として認められる場合があるのです。ほかにも、家庭をまったく省みないような行為は「その他婚姻を継続し難い重大な事由」として認められる場合も。
これもまた、離婚する正当な理由として認められます。
プラトニック不倫は慰謝料を請求できる?
では、パートナーのプラトニック不倫が判明したとき、慰謝料は請求できるのでしょうか?
普通の不倫と比較して見ていきましょう。
普通の不倫の慰謝料請求
通常の不倫では不貞行為、つまり肉体関係があったことさえ分かれば、慰謝料請求できます。
婚外の人間と肉体関係になることは、民法709条に定められる「民法上の不法行為」として認められます。
明確な証拠があれば慰謝料は請求でき、その額は数十万円~数百万円に上ることも。
婚姻関係を続けるのか、離婚するのかによってもその相場は変動します。
一般的に、離婚する場合の方が慰謝料は高額になり、100万円~300万円が相場とされています。
プラトニック不倫の慰謝料請求
プラトニック不倫では不貞行為が立証できないため、慰謝料の請求は難しいです。
しかし、夫婦の生活を破綻させるような行為や、加害性のある行為が立証できれば、慰謝料を請求できる可能性はあります。
たとえばプラトニック不倫相手と一緒になるため、パートナーに家を出ていくことを求めたなど。
ほかにも、離婚していない状態なら慰謝料でなく「婚姻費用」を受け取るという方法があります。
婚姻費用は別居していても受け取りが可能。
また、慰謝料という形でなく解決金で夫婦の縁を切る方法もあります。
プラトニック不倫の場合、慰謝料請求は難しいですが、他にもお金を受け取る方法はさまざま。
弁護士に相談するなどして、自分に有利な方法を探しましょう。
プラトニック不倫の体験談
50歳になったら結婚しよう
お互いに既婚者の「翔太」と「美央」の体験談です。
2人は平日の昼間にディズニーシーで再会した。2人とも有休を取っているが、翔太だけは家族に仕事と嘘をついている。
一日中デートを楽しんだ。「海底2万マイル」というアトラクションでは、小型潜水艇の形をした乗り物の中で肩を寄せ合うため、あわやキス寸前までいったが、お互いが自制して堪えたのだという。
二人の心が止めることができなくなっていたのは薄々感づいていた。
二人に肉体関係はない。その一線を越えていないということだけが、二人の逢瀬のいいわけだった。
帰り路、翔太は美央を必ず家まで送り届けてくれる。別れ際に、翔太は美央にこう告げた。
「おれなりに考えてみたんだよね。でも、あの時みたいに、美央ちゃんを傷つけたくない。今すぐには、子どもも小さいからどうこうしようとは言えないけど、親としての責任を果たし終えたら、そのときは本当に好きな人といたい。それまで待っててほしいと言える立場じゃない。だけど、いつか、美央ちゃんと結婚したい。50歳になったら結婚しないか」
そう言って翔太は美央を抱き寄せてきた。
「あの時は、本当にキュンとしましたね。翔太君がそう言うのを黙って聞いてた。プラトニックな不倫という先の見えないゲームで、一つ道が見えたというのは大きいと思いました。彼を信じようって。いくつになってもいい、あたしは、翔太君と一緒になりたい、って」
美央は、本気で50歳になったら、翔太と結婚できると思っているほど子どもではない。
そんな先のことは正直分からない。でも、今はそれで幸せだからいいのだという。
プラトニック不倫に対するSNSの声
まとめ
プラトニック不倫は、一般的な不倫とは少し違い、精神的な満足感だけで関係を続ける不倫です。
また、プラトニック不倫になる心理は人それぞれ。
パートナーの存在が抑止力になっている人もいれば、本当に精神的なつながりだけで満足できている人もいます。
万が一パートナーがプラトニック不倫をしている疑いがあれば、まずは証拠を集めましょう。
慰謝料は取りにくいプラトニック不倫ですが、適切な対処で離婚することも関係を継続することも可能です。






