結婚しないという人が多い世の中ですが、週末婚というスタイルは徐々に存在感を増しています。
結婚しているのに、週末だけしか会わないってなんか変じゃない?と理解されにくい結婚の形ですが、「ひとりの時間も大事にしたい!」と考えている人には、大きなメリットがあると言われています。
常識から外れた結婚スタイルにも思えますが、大切なのは2人が幸せに感じるということ。この記事を読めば「週末婚」のメリットとデメリット、「週末婚」に向き不向きのカップルがわかります。
そもそも「週末婚」ってどういうもの?
週末婚とは何なのか、古くからの結婚イメージが強い人は想像がつかないかもしれません。まず週末婚とは何か、どこから始まったのか基本的なことをお伝えします。
週末婚の意味
「週末婚」とは、結婚していても一緒に過ごすのは週末だけという夫婦のことです。平日はまるで独身と変わらない生活を送り、週末だけパートナーと過ごすのが実態です。
”平日はお互いの生活を干渉しない”けど、親戚付き合いや夫婦での行動が必要な場面では一般的な夫婦と同じ。
まだまだ週末婚は少数派で、現実的ではないと思う人が多いですが、お互いのライフスタイルを考えると週末婚の方が合っているという夫婦もいるんです。
結婚する人が少ないといわれていますが、ひとつの選択肢として週末婚はあっても全く不思議がないものです。
では、この週末婚はいつから目立つようになったのでしょうか?
週末婚の火付け役はドラマ
1999年に放送された内館牧子脚本の、TBSドラマ「週末婚」が始まりだといわれています。
夫婦で生活するのは週末だけ。
平日の生活はお互い干渉しないという合理的な結婚スタイルが社会現象化しました。男女平等ムードが高まる世の中に見事マッチ。
「なんて都合がいいんだ!」と絶賛の声もあがったほどです。実際のドラマの内容は姉妹によるドロドロの愛憎劇でしたけど、週末婚というスタイルがあると広まったのです。
華々しく活躍する女性にとって週末婚は都合がよく、結婚に後ろ向きな独身男性の心を動かしたといったところでしょう。
週末婚って結婚する意味なくない?
週末にしか会わないなら結婚する必要がないという人もいるでしょう。しかし、たとえ週末婚でも婚姻関係があるためそのメリットを受けることができます。
例えば、結婚をすることによって親を安心させることはできるし、税金や社会保険が得になります。また、婚姻関係にあるため夫婦としての義務や責任は生じます。
不倫をしたら訴えることはできるし、何かあった時には家族として助け合えるのです。
実はとっても合理的!週末婚の5つのメリット
「週末婚もいいかもしれない」と感じた人も多いのではないでしょうか?週末しか会わない週末婚は、自由があるため「普通の結婚よりいい」とメリットを感じられます。
ここからご紹介する週末婚のメリットを読んだら「今から週末婚に変えたい」と思っちゃうかもしれません!
いつまでも恋愛のトキメキを感じられる
週末婚は、恋人同士のような新鮮さがあるというメリットがあります。「会えないなんて寂しい」と思うのは最初だけ。長い時間一緒にいれば、相手の嫌なところが目につきます。
ラブラブな新婚時代でさえ、たった3日で冷めることだってあります。夢のような結婚も、始まれば現実の生活です。毎日一緒に過ごすと愛情よりも、相手への不満の方があっという間に上回るのが現実!
1カ月も一緒にいれば恋人時代のトキメキなど忘れてしまい、いつの間にか「家族」になってしまいます。馴れ合いとマンネリがセックスレスの大きな原因。
週末婚なら新鮮さを失わないため、限られた時間のなかで愛情を確かめ合う気持ちが強まる可能性があります。
仕事に集中できる
平日は独身時代と変わらない生活、仕事に全力で集中できるのも、週末婚のメリットです。いくら夫婦の役割として家事の分担を決めても、働く女性は家事と仕事の両立に苦労しますよね…。
しかもキャリアを捨てない場合、女性にとって得るものが大きいはずです。男性も残業になりそうなたびに妻の顔が浮かび、「遅くなるなら早く言ってよ」と不満をいわれるストレスもありません。
自分の分だけならコンビニ弁当でもカップ麺でも良し。こってりラーメンも自由に食べられます。現状維持のまま結婚できる週末婚は、働く人(とくに女性)にとってアリだと言えるでしょう。
独身時代の生活習慣を続けられる
週末婚はひとり暮らしの生活を持続できるのが最大の魅力!平日の仕事のペースも独身時代通り。
空いた時間を自分の趣味に使っても、文句を言われることはありません。友だちとの付き合いも、家に帰ることを考えずに楽しめます。これは、週末婚じゃなければ200%無理。
束縛感ゼロの解放的な気分が味わえるのは最高!周りの結婚している人からすれば、うらやましい限りでしょう。
共依存になりにくい
週末婚の精神的にいいところと言えば、共依存になりにくい環境だということ。「おかえり」と当たり前に出迎えられても、なにも感じなくなっていますが、ひとりになれば寂しさに包まれるはず。
珍しく妻が飲み会に出かけただけなのに怒る束縛する夫。夫のスマホをチェックするやきもち焼きの妻。こういった夫婦間の監視や束縛は共依存が大きな原因。
お互い自立した週末婚なら、そんなストレスから解放されます。
楽に結婚生活を送られる
結婚をしたら、大小合っても自由がなくなるのは当然です。
それが結婚に魅力を感じない理由となっている人もいるはず。週末婚なら、2人で過ごすのは基本土日だけですから、ずいぶんと気持ちが楽になりますよね。
自由と引き換えに婚期を逃してしまうなら、一歩踏み出して週末婚にチャレンジすべき!ぜひ婚活する際には「週末婚希望」とプロフィールに書いてみてください。
ちゃんと理解しておきたい週末婚のデメリット
どんなことでもそうですが、週末婚にもデメリットは存在します。
家事が嫌いな男性、浮気が不安な女性にはデメリットばかりかも?自由を求めるなら、ルールが必要になります。
それを裏切った場合は…通常の結婚スタイルよりもネガティブな部分やトラブルが目立っていきます。では週末婚にはどんなデメリットがあるかを見ていきましょう。
協力し合えない時がある
週末婚では、夫婦の協力体制が作りづらいという面があります。
仕事で忙しい平日こそ、パートナーの協力に有難みを感じる瞬間はたくさんあります。ひとり暮らしで味わったツラさを結婚生活しても味わった瞬間……心が折れてしまう可能性が高め。
「なんで結婚したんだろう…」なんて悩みそうなら、週末婚なんて選ばない方が無難です。
コミュニケーション不足になりがち
平日に顔を合わさない週末婚で避けられないのが、コミュニケーション不足。どんなに口数少ない夫婦でも「おはよう」「おかえり」くらいは交わします。
「寂しいな」と思っても、パートナーが仕事に打ち込んでいれば我慢しなければなりません。もちろん夫婦の大切なコミュニケーション、セックスをするのも週末だけです。
週末婚を選んだ時点で日常会話は難しく、束縛のように連絡するのはルール違反。通常の結婚スタイルであれば、否応なしに毎日顔を会わせていて会話をするのは当たり前。
ただし、週末婚では付かず離れずの距離を保たなければなりません。そこが週末婚の難しさだといえます。
不健康な生活になりやすい
結婚をすると健康的な生活になる人はいますが、週末婚の場合は相手の目がないだけに生活が乱れる可能性が高めです。
食事も掃除も買い物も、全部ひとりでこなさなければならないのが週末婚の現実です。週末を一緒に過ごすだけなら、恋人時代と変わりません。
毎日コンビニ弁当やカップ麺の堕落した食生活が続けば、健康管理が難しいですよね。生活向上を求めると、週末婚は上手くいかなくなります。仕事に疲れて帰った日に手料理が恋しくなってしまい、週末婚に挫折する人は多いようです。
周りの人達の理解を得ずらい
週末婚は増えているものの、理解してくれる人は少数派。良さを説明したとしても、「それじゃ結婚しなくてもいいんじゃない?」といわれると、言い返すのは難しいでしょう。
結婚の挨拶に出向いて「週末婚します」と宣言をしたとき、双方の両親が理解してくれる…というのは例外中の例外。パートナーと意見が完全一致していたとしても、周りを納得させるには時間がかかることを覚悟しなければなりません。
家族計画を立てにくい
夫婦としての将来設計をするのが難しいのも、週末婚のデメリットです。とくに、子供ができた場合は話し合っておかないとならない課題。
週末に子作りはできますが、出産後の育児はさすがに厳しいです。子供が産まれれば、現実的に週末婚を続けるのは難しいんです。一緒に住んでいないともしもの事態に備えられません。
どちらかの両親に理解があり、平日に子供の面倒を見てくれるとしても、親子関係が希薄になるのは避けられません。また、物心がつくまではパパやママがいなくても、幼稚園へ入るころには「何か違う」という違和感をもつはずです。
本来なら子供が産まれるのは夫婦の幸せの大きなイベントですが、週末婚となると考えなければならないことが多い課題になってしまいます。
浮気しやすい
週末婚の形をとった時に、もっとも不安を感じるのが浮気。
結婚をしている人は、「余裕を感じさせる」ことから、独身時代よりモテるといわれています。それに加えて、平日はひとりで自由に過ごせるのですから、どれだけ自制心がある人でも流される危険度は高め。
週末婚は浮気をするチャンスが豊富なのです。週末婚は身持ちの固さ、自己管理とともに、相手をどこまで信用できるか試されるもの。
自由な生活のなかで、自制できる精神力が必要。離れて暮らしても浮気させない自信がある、または浮気されても世間体のために結婚したいという夫婦じゃなければ絶対に続かないです。
離婚率が高い
週末婚の場合は離婚率が高いことを自覚しておきましょう。
平日の寂しさを埋めるように浮気をしたり、自堕落な生活に入り浸ってしまったりというのが、目立つ離婚のケースです。
週末婚を維持していくことは難しいので、途中で挫折するように別れてしまうカップルも多いです。最初から別居しているので、離婚したければいつでもできる状態と言っても過言ではありません。
平日一緒にいないために浮気の証拠も見つけにくく、財産分与も家計が同一でないためできません。住まいは最初から別なので離婚しやすい分、慰謝料がうんと低くなるリスクも高まります。
ですから、相手が不倫してしまったときどうするのか誓約書を書いておくのが無難です。いざというときに、不倫されてしまったほうが不利にならないよう守ってくれます。また気持ちの面でも、不倫の抑止力になります。
お金がかかる
週末婚はそれぞれの住まいを持つため、普通の夫婦の2倍生活費がかかります。2人で一緒に住めば家賃も光熱費も1つの家の分だけ。協力し合えばコスト削減が可能。
週末婚は、平日を別々に過ごすのですから、もともとマイホームを望んでいないと思いますが、よほど収入が高くない限り無理だと考えるべき。夫婦どちらもキャリアを持ってなければ、週末婚に踏み切ることも持続させるのも難しいです。
週末婚に向いているカップル
週末婚に向いているのは、どんなカップルなのでしょうか?メリットの方が大きいのであれば、週末婚を選ぶことは決して間違いではありません。
常識からは外れているといわれる週末婚に、定義はありません。それではどんなカップルが向いているのか紹介します。
子供がいないカップル
子供がいない、作る気がないカップルなら、週末婚を選ぶと円満になりやすいです。いくら仲が良くても一緒に暮らした途端、生活スタイルにズレを感じるもの。
それを合わせていくのが結婚生活ですが、無駄なことを省いているのが週末婚です。
子供を持たないカップルなら、週末婚にするといつも恋人同士のような新鮮な気持ちで会えるでしょう。
共にバリバリ働いているカップル
夫婦ともに仕事が好きでキャリアアップを望んでいる場合は、お互いを干渉しない週末婚に向いています。
そもそも忙しくて、一緒に暮らしていてもゆっくり話すのは週末だけ…というなら、週末婚の方が精神的な負担は減るでしょう。
忙しい人の中には”寝泊りもできる仕事部屋”をもつなど、週末婚に近い形をとっている人たちがいます。
平日は、仕事をバリバリこなして週末にたっぷりイチャイチャ。週末婚ならメリハリのある生活が送れるようになります!
1人の時間を大切にしているカップル
孤独を好む人にとっては、週末婚が理想的に感じるでしょう。ジムに行ったり趣味に励んだり、ひとり焼肉を楽しんだり…とオフを自分のペースで過ごすのも有意義です。
客観的に相手をみられるようになり、良さを見つけることもできます。
マンネリ化した夫婦や仲が悪い夫婦も、離婚に直結させるのではなく、離婚をする前に1度週末婚を試してみると冷静になれる可能性大です。
パートナーの転勤が多いカップル
パートナーの仕事の関係で転勤が多いという場合は、週末婚を選ぶのも選択肢としてアリです。
転勤族と結婚を考えたとき「自分のキャリアを捨ててついて行く」のか、「結婚を諦める」か究極の2択に迫られますよね…!でも結婚を諦めて後悔するなら、週末婚というスタイルも悪くはないはず。
距離によっては毎週会えないかもしれません。それでも自分のキャリアを継続しながら夫婦になることはできます。
世間体のためにとりあえず結婚するカップル
既婚者というステータスが欲しいという利害が一致した場合、合理的な考えから週末婚は理想的です。
「早く結婚しなさい」と親戚から急かされるイライラが解消されたり、ビジネス面でも既婚者として有利に活躍できたりします。
相手も「契約結婚でOK」という条件を呑んでくれた場合なら、メリットは大きくなります。結婚はしても生活スタイルは、2人にとってベストな形を選ぶことの方に重きを置くべきです。
週末婚に向いていないカップル
週末婚の自由に憧れをもったとしても、向いていないカップルが挑戦すれば破綻する可能性が高くなります。
では、週末婚に向いていないカップルの何が一体向いていないのかを確認しましょう。
小さい子供がいるカップル
小さい子供がいるカップルは、週末婚には向きません。最初から週末婚をしていたとしても、パートナーが妊娠した場合は、生活スタイルを変えなければならない問題に直面します。
そうではない普通の結婚の形をとっていたにもかかわらず、赤ん坊や幼い子供がいる状態で週末婚に移行するのは、チャレンジではなく無謀です。
平日は妻側がひとりで育児をする姿はシングルマザーそのもの。逆パターンも同じです。転勤族でもないのに週末しか夫婦が揃わないのは、子供を混乱させてしまうでしょう。
シニア同士のカップル
シニア同士の週末婚は、デメリットの方が大きいと考えた方がいいでしょう。
シニアの週末婚は、孤独感をもたせる原因になります。高齢になると新たな交友関係を広げるのは難しく、ひとりで暮らすと話し相手がいないので寂しさがつのるばかり。
ひとりで重いものを持ち上げたり、ひとりで買い物へ行ったり家事をするのは本当に大変。そんなとき、2人で協力し合って生活した方が夫婦間の絆は強まります。
年齢を重ねたからこそ、2人で協力する方がはるかにメリットは大きいものです。どちらかが病気になったときを考えれば、想像するのは難しくないでしょう。
2人一緒に暮らしていた方が家族や周囲への安心材料にもなります。自分の年齢を自覚したらパートナーと一緒に暮らした方がいいでしょう。
生活力のないカップル
週末婚ができる人は、自立していて生活力があるカップルです。加えて家事をこなす能力があり、自己管理ができる2人がそろってこその週末婚。
週末婚を考えるなら、まずはひとり暮らしや同棲をして家事を分担することから始めて、うまくいったらというのがスタートライン。週末婚に合うカップルは、ひとり暮らし歴が長く、精神的に大人なカップルなのです。
経済力に不安のあるカップル
週末婚は2人分の生活費がのしかかるので、収入が高いのは必須条件です。
男性はもちろん、女性の方が捨てるには惜しいキャリアをもっているぐらいでないと週末婚は成功しにくいのです。
嫉妬深いカップル
週末婚のルールとして大きいのが「平日はお互いを干渉しない」というものです。それだけに、どちらか片方だけでも嫉妬深い場合は成り立ちにくいと考えるのが自然。
相手の行動をこっそり追うことに夢中となれば、仕事がおろそかになります。それは本来の週末婚の目的を逸脱する行動。どちらかが嫉妬深い場合は、普通の結婚スタイルでも難しいもの。週末婚はハードルが高すぎます。
ただ別居するわけじゃない!週末婚の始め方
週末婚が常識から外れていると思われるのは、それだけ成立させるのが難しいからです。難しいことを叶えるのですから、それなりの準備は必要。
いざ実際に週末婚を始めたのはいいものの、すぐに上手くいかなくなってしまっては目も当てられません。ではどのようなプロセスが、週末婚には必要なのでしょう。週末婚を成立させるための最低限のルールの例を挙げていきます。
会う頻度を決めておく
週末婚というのは、”呼び名”であって、週末限定で会うと決めているわけではありません。
毎週会うのか隔週で会うのかは、人それぞれです。ただし、「会うのは気分次第」では、会うこと自体が疎かになります。夫婦によっては仕事の関係で休日が土日などと決まっておらず、予定が合わせにくいという場合もあるでしょう。
週末婚を始める前には、会う頻度を決めておくのは大切な話し合いです。
お互いの家までドアトゥドアで40分以内にする
お互いの住まいが近いというのは週末婚の理想です。
ただでさえ、生活費がかさみやすい週末婚ですから、交通費がかかる距離は問題。遠距離恋愛状態になってしまうと、交通費や移動時間の問題で会うのが難しくなってしまうことも。
それを避けるための基準がだいたい、ドアトゥドアで40分ほど。つかず離れずという距離を考えれば、これぐらいがちょうどいい感じです。
結婚や子供に対する価値観を確認しておく
週末婚で大切なのはお互いの信頼と価値観の共有です。自分たちはどんな結婚生活をしたいのか、週末婚をする前にきちんと話しておきましょう。
2人で話しておかなければならないのは、目の前の課題だけではなく将来もです。
とくに子供のことは重要な問題。
両親がそろい母親が専業主婦でも、子育て自体が課題の連続。
週末婚となればハードルはかなり高めですから、子供を望むのかどうか?から始まり、できた場合は週末婚というスタイルを維持するのか?維持するためには、どんな環境が必要なのか?
週末婚のカップルにとっては、価値観とともに子供の問題は考え過ぎるぐらいでちょうどいいです。
家賃負担や貯金のルールを決めておく
週末婚は金銭的な負担が大きい分、ルールをしっかり決めておかなければトラブルになる可能性が高めです。
とくに、家賃の負担と貯金については要注意。
週末会う家と平日それぞれが過ごす住まい、2軒の間取りと家賃に大きく差があれば、合計した家賃を折半するなどの工夫が必要でしょう。
貯金についてですが、夫婦には助け合う義務があります。別家計でもちゃんとお互いが貯金できるように、明確なルールを作っておきましょう。
お互いの両親への説明を一緒に考える
週末婚を始める前に、2人で互いの両親にどう説明するのかを一緒に考えておきましょう。
週末婚は、世間的にはまだ少数派。
不仲を心配されたり、孫の顔が見たいからとしつこく同居を勧められたりすることもしばしば。そんな両親との関係が原因で、2人の仲が悪くなってしまっては困りますよね。
「2人が決めたことなら」と両親が納得できるだけの材料をそろえておくことが肝心。その材料をそろえることが、2人の考えの微妙なズレを埋めることもあります。
こまめに連絡を取り合う
週末婚を成り立たせるために重要なのがマメな連絡です。
平日会えない時間に電話で「今日何食べたの?」と話したり、LINEやSNSでお互いの日常を伝えることは、コミュニケーション不足を補ううえで大切なこと。
しつこくLINEをしたり、既読スルーを問い詰めるのは、週末婚の場合ルール違反になることもあるのでしないようにしましょう。
やっぱり寂しい!週末婚をやめるタイミング
週末婚をはじめたものの「やっぱり普通の結婚生活がいい」と考えが変わることもよくあります。そこで意見が食い違って喧嘩、そして離婚になる可能性もありますが、タイミングによってはうまく路線変更をすることもできます。
週末婚から同居婚に切り替えるべきタイミングはこんな時です。
子供が出来たとき
子供が出来たら週末婚は潔くおしまいにしましょう。キャリアのために週末婚を選んだとしても、妊娠出産というライフイベントはひとりで乗り越えるのは大変です。
平日ひとりで無理をしてしまえば、やがては夫婦の絆にも影響してしまいます。妊娠だけじゃなくて、体調を崩してしまったり病気になったときも同じ。
負のループに陥る前に、同居婚に切り替える話し合いをしましょう。
もっと一緒に過ごす時間が欲しいと思ったとき
週末婚を始めたけど寂しさを強く感じる人は、「やっぱり一緒にいたい」とパートナーに素直に伝えるましょう!
1人になってみないと結婚の本当の良さはわからないかもしれません。また、週末婚は理解されにくく風当たりが強いので嫌な思いをすることも多々あります。
心が折れてしまいそうになったら、無理をせずパートナーと話し合いをした方が精神的にもいいはずです。
経済的に厳しいと感じたとき
週末婚は、お金がかかるものですから、厳しいと感じたら無理をしないようにしましょう。
金銭的なゆとりは、心を安定させることにつながります。浪費家こそ1人でいるより、怒られてでも管理される方がマシです。ギスギスした週末婚を続けるよりも、夫婦で旅行を楽しんだりするお金が貯まる生活を選びましょう!
夫婦であることを意識すれば週末婚はうまくいく
毎日顔を合わせずに済む、自由と自分を大切にすることができる週末婚。
週末婚は実際に始めてみると、問題が多いです。週末婚は難しいものだと最初から理解しておくことが大切。うまくいかないからすぐに離婚…ではなく、軌道修正をする努力は忘れないようにしましょう。
普通の夫婦生活よりも少数派の週末婚には、見本があまりありません。せっかく話し合って週末婚を始めたのなら、失敗で終わらせないためにもコミュニケーションを大切にしましょう。
理想と現実が違うように、どれだけ合理的にみえたとしても週末婚には難しさがあります。
ただ「結婚したらこうでなければならない」という世間体にとらわれない夫婦の形を目指すカップルにはおすすめのスタイルなんです。
週末ではなく、週に3度などさまざまなスタイルを模索するのもアリ。週末婚で恋人同士のような新鮮な気持ちを味わうのもいいですが、結婚をした夫婦であることも意識して生活しましょう。
週末婚の相手と巡り会いたいなら、マッチングアプリで相手を探してみませんか?
ペアーズは日本で1番使われているマッチングアプリ。趣味や趣向、条件から相手を選べるので理想の相手に出会いやすい!
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