みなさま明けましておめでとうございます。今年こそ結婚相手を見つけたい婚活OLバニ美です。
さて、姪っ子や甥っ子、小さな子にこんな禁断の質問をされて硬直したことはありませんか?
「子供ってどうしたらできるの?」
「子供をつくる方法って何?」
小さな頃、こんな無邪気な質問をしてお茶の間を凍らせてしまった経験があるという人もいるのではないでしょうか。
避けては通れない性教育。もしあなたの妹や弟、あるいは娘や息子にキラキラした目で尋ねられたとき、きちんと答えられますか?
今回はそのシミュレーションを行ってまいります!!
子供が「赤ちゃんってどこからくるの」と疑問に思う瞬間4選
さてどういうときに子供は「生命って一体どこからきてるの!?」「赤ちゃんの作り方教えて!!」と思うのでしょうか。そのシチュエーションを集めて見ました。
瞬間1.自分に妹や弟ができたとき
「ひなちゃん、最近お母さんのお腹が大きくなってるでしょう?病気じゃないのよ。お母さんのお腹には赤ちゃんがいるのよ」
「嬉しい!お姉ちゃんになるんだね!」
ところでどうして赤ちゃんがお母さんのお腹の中に生まれたの?
突然お腹の中に入れるの?
この前お父さんとお母さんがはだかでプロレスしていたのと関係があるのかな?
なんであんなに慌てて「きゃー」と布団の中に丸まって隠れたんだろう?
「赤ちゃん、どこからきたの?」
「子供ってどうしたらできるのかな?」
このタイミングで聞かれることは覚悟したほうがいいでしょう。
逆に聞かれなかったら、もうすでにあなたのお子さんは生命の神秘について謎を解き明かしてしまっているのかもしれません。
瞬間2.授業で習ったとき
「精子と卵子がうんぬんかんぬん、そうしてお母さんは妊娠をします」
「はあ〜〜〜〜??????今の説明でわかるわけなくね!???!?!とりあえず授業は寝とこう。あとで帰ったらパパとママに聞いてみればいいや」
小学校のときに授業でこう思ったことがある人も多いはずです。だって「セックス」という言葉を使わずに淡々と説明しているので、肝心なところがぼかされたまんまなんですもの。
「お母さん。今日赤ちゃんができる仕組みを先生が授業でしてたんだけど、よくわかんなかった。受精ってどうしたらできるのかな」
「精子と卵子で赤ちゃんが生まれるのはわかったけど、どうしたら合体するの?空中?」
先生が濁した授業のケツを拭くのが親の役目。「やばいな……」と白目を向いている場合じゃありません、ちゃんと教えてあげましょう。
瞬間3.セックスという言葉を聞きかじったとき
「せっくすってなに」
「教えてよおお!!せっくすせっくすせっくすせっくすせっくすううううう!!!」
これほど気まずくてストレートな問いは他にあるでしょうか。しかしいつ聞かれてもおかしくありません。だって英語辞書でも重要の太文字表記になっていたはずです。
「え〜っと、赤ちゃんを作るときにする運動のことよ」
「へえ。お母さんたちもしてるの?せっくす」
適当に「男の人と女の人が仲良くなることよラララ」と答えていると、突然「ママたちも仲良くなって欲しいな。せっくすしてる?」とお茶の間に爆弾を投げてくることがあります。
難しい塩梅ですが、あまり人前でいうべき単語ではないことをそっと教えましょう。
瞬間4.動物の交尾を見たとき
「あれ、お猿さんのお尻が真っ赤だよ。あれれ、ほかのお猿さんが後ろから……ママ、あれなに?」
「ねえねえ、犬のリリーが腰をふってのしかかってきたよ。なんだか調子が変だったよ!?病気だったらどうしよう!」
人間のセックスは基本的に闇の中に隠れていますが、動物はそんなことお構いなし。
春の動物園やペットの発情期にとんでもない光景を見て親子共々固まる、なんてことはときどきあります。
「ああやって赤ちゃん作ってるのよ〜」
「へえ。じゃあ人間は???」
さて、どう答えるべきなんでしょうか。人間もバックでセックスして子作りするのよ〜なんて言えないし…。
「子供ってどうやって生まれるの」に対するNGな対応の仕方4選
「ねえねえお母さん。妹ができたのは嬉しいんだけどさ〜。どうして赤ちゃんがお腹の中にできたの?」
「そ、それは……」
当然の疑問です。全国のお父さんお母さんはいつかはこの手の質問を受けると覚悟した方がいいでしょう。
まずは「この答え方はあかん!!!」「最悪や〜〜!!!!」な対応をご紹介します。
気まずいこの手の質問、一体どう答えるのがベストなのでしょうか。
対応1.話をそらしてごまかす
「そんなことより『鬼滅の刃』観ようよ。展開気になるでしょ?さ〜て次はどのキャラクターが死ぬんだろうね!」
「さあ、お母さんもよくわかんない。宿題終わったの?次のテストあるんじゃないの?それから、早くお風呂入って歯を磨いて寝る支度済ませなさいよ」
ごまかしたり話を不自然にそらす。この手の対応が一番してしまいがちだと思います。
ですが子供だってバカじゃありません。怪しい!という雰囲気プンプンだと勘が冴えわたるのは大人とおんなじです。
「なんかすごくお母さんが不自然にごまかしてきた。聞いたらいけないことなのかな」
超怪しい!気になる!教えて!でも聞いたらまたごまかされるから自分で調べたい!!
隠されたら逆に気になるのが人間というもの。きっとパソコンで調べておぞましい動画にぶち当たり、「ぎゃーーーーーー!!!!!!」「きもい!!!!!!!」とトラウマが植え付けられることでしょう。
対応2.「そんなこと聞くんじゃないよ!」と怒る
「そんなこと聞くんじゃありません!やらしい子。先生にもそういうこと言っちゃダメだからね!!プンスカ!!!」
「そんなこと口にするな〜!子供は知らなくていいんだよ。わかったか?」
思わず怒ってしまう、あるいは怒鳴りつけて黙らせる。これが考えられる限り一番サイアクな対応の仕方ではないでしょうか?
子供は理不尽なことで怒られ、かえって「そんなに隠さなきゃいけないことなのかな〜」とソワソワ、気になるはずです。
生命の誕生のにまつわる質問、怒るような内容ではないはず。いくら気まずくてビックリしても、怒ったり逆ギレしたりしてはいけませんよ。
対応3.すごくリアルにセックスについて語る
「あ~……まあ、サクラももう9歳だし、知っておいてもいいかもしれないな。お父さんとお母さんがセックスをして生まれてくるんだよ。セックスっていうのは、お父さんのおちんちんをお母さんのあそこに入れることだよ」
「???へ、へ〜」
「ほら、夜22時以降のドラマでベッドの中で裸で大人が抱き合ってる場面あるだろう?それはね、セックスをしているんだよ。そうやって子供が生まれて、サクラも生まれてきたんだよ。赤ちゃんができたらいいな~って」
これくらいならまだいいかもしれませんが、ハードな画像やイラストで具体的に説明されたら、子供はドン引きです。
トラウマになりますし、子供だって「こんなことお父さんと共有したくなかった。聞かなきゃよかった」と思うはずです。
丁寧に嘘のない教育をする、というのは良い姿勢です。
しかしセックスの説明をあまりに微に入り細に入りするのはあまりいい対応ではありません。
対応4.学校で習うんじゃない? と投げる
「多分そのうち先生が授業で扱うと思うよ!そのときにみんなと勉強したらいいんじゃない?」
「あ〜……学校の先生ならきちんと教えてくれるかもね!お母さん短大出身だからよくわからないよ、エヘヘ」
親の口から子供に”生命誕生の秘密”を語るのはとても気まずいし、なんだか気が引けます。
気持ちはわかりますが、だからといって他の人に投げるのはいい対応ではありません。
性教育も立派な教育のひとつ。ごまかしていると、子供が大きくなったときに困ることになります。
「どうしたら子供ができるの?」に対するグッドな答え方
「ママ!子供って、どうやって生まれるの?みさきも弟が欲しいよ〜!」
「おっと……子供の生まれ方に興味を示すなんて、成長したわね〜」
さて、避けては通れぬ「性教育」。ベターな対応方法をご紹介します。
対応1.「おしべとめしべはね……」と理科の授業風に答える
「う〜ん、この手の話は苦手。ちょっとした下ネタも嫌い」
女性の場合、そういう人も少なくありません。ですが、性教育、一体どう乗り切れば良いのでしょう?
植物の受粉に例えて教えると、生々しさがなくなります。
「お花は風で花粉を飛ばして受粉するのよ〜。そしてお花の赤ちゃんが生まれるの」
「は?????」
わかるようなわからないような顔をされるかもしれませんが、ごまかすよりはマシです。
それに、子供の理科の勉強にもなります。
対応2.一緒に図書館で調べてみる
「え!!子供のでき方?そうか〜知りたい?」
「うん!教えて教えて〜!!」
「じゃあ図書館に行って一緒に調べてみよう」
自分で説明するのはどうしても難しい、無理がある、どう言っていいのかわからない……それなら図書館に行きましょう。
ティーン向けの性教育本もたくさんありますし、「あかちゃんはどこからくるの?」なんて幼児にもわかりやすくマイルドな表現で性教育をしてくれる絵本もあります。
「へ〜はだかでくっつきっこをしていたらとっても気持ちがいいんだね。こうやって赤ちゃんが生まれるのか〜」
「よくわかんないけど、お父さんとお母さんの体に赤ちゃんのもとがあるんだね〜」
なまなましさのないフワッとしたイラストなので、気まずさを和らげることができます。
しかし、選んだ本によってはかなりダイレクトにセックスを表現しているものあるので、事前にどういうものがあるのかインターネットで下調べしておくと良いでしょう。
対応3.わざと専門用語を使って堅苦しく説明する
「精子と卵子がお母さんの子宮の中で受精して、それが赤ちゃんの元になるのよ。お父さんの睾丸っていう場所に精子があって、お母さんのお腹の中に卵子があって、毎月受精がないと月経が起こってうんぬんかんぬん」
この時点で子供は「は〜クソつまんね」とウトウトしながら来期のプリキュアについて思いを馳せているはずです。
あくまでも正しい情報を伝える。だけど、子供は堅苦しい話は嫌いですし、理解もできません。
「よくわからないよ。わかりやすく言ってよ!」と言われたら、「税金の仕組みと一緒で、子供にはよくわからないと思うのよねえ」とシラッと言いましょう。
興味を失くして、「まあいつかわかるのかな?よくわからんけど」と思うはずです。もう聞いてくることもないでしょう。
対応4.学校の保健の教科書を使って答える
「そもそも自分もちゃんとした仕組み、知らない。よくわからないことは説明しようがない」
「えっと精子と卵子が……あれ?どういう風なんだっけ。保健は全部寝てたからわからないな」
それなら保健の教科書を持ってきてもらって、それ通りに説明してあげてください。
「精子?卵子?子宮?卵管?射精?受精?」
「よくわからないな〜。漢字ばかりだし膣ってたくさん線が入ってて気持ちが悪い字だな」
子供もちんぷんかんぷんに思うかもしれませんが、気まずさはあまりないと思います。
子供が「子供って一体どこから……」「生命はどうやって作られるの……?」という疑問から興味を失ってしまいさえすればラッキー。
いつかは通る道ですから、できるだけ正しい情報を伝えたいですよね。教科書を使えば間違いありません。
終わりに
「子供ってどうしたらできるの?生命って…どこからやってくるのかな?」
「うちには弟がいないのにあやかちゃんの家は何人もきょうだいが生まれてる。羨ましいな〜。うちはどうしていないの!!?」
日常に根ざした当然の疑問。まずぶつける相手は当然親です。
そんなときあなたならどんな対応をしますか?
子供の将来にも関わってくるかもしれません。「適当でいいや」「ごまかしちゃえ」じゃ、ダメですよ!






