「ごめん。今日残業入ったから、先寝ててくれる?」
「仕事が入ったから、土曜日のディズニーはキャンセルで!」
彼氏に「仕事」を理由にデートや約束をキャンセルされた際、この台詞を口にしたことがある女性は古今東西、、星の数ほどいたはずです。
「仕事とわたし、どっちが大事なのよ!!!!」
この手の問答に頭を抱えたことがある男性も多いはず。その時、答え方によっては彼女の怒りに油をそそいでしまった……という人もいるのではないでしょうか?
今回は、男性を長らく悩ませてきた「仕事とわたし、どっちが大事なの?」問答の正しい対応の仕方をご紹介します。
「仕事とわたし、どっちが大事なの?」と問う女性の心理3パターン
そもそも、なぜ女性はこんなクソ面倒臭いことを言い出してしまうのでしょうか。その心理を理解していきましょう。
愛情を確かめたい
「わたしのこと、好きなんだよね?」
「わたしに対してもう愛情が残ってないの?違うって言って!」
本当に彼氏はわたしのこと好きなのかな? 愛情があるのかな? そう言った不安が募ったためにこう言った発言に繋がってしまうんです。
日々、愛情を伝えてあげなければ不安はやがて不信感につながってしまいます。
自分をもっとかまってほしい
「仕事が大事なのはわかるけど、もっとわたしのことを気にかけてよ」
「第一優先は恋人のはず。もっとわたしにかまってよ!」
もともとお姫様扱い願望がある女性ほど、「もっとかまいなさよ」という気持ちが爆発しがちです。
わがままプリンセスの堪忍袋が切れる前に、こまめにかまってご機嫌取りをしましょう。
危機感を煽りたい
「これ以上ドタキャンが続くようなら……わかってるわよね?」
「わたしのことが大事じゃないなら、こっちだって考えがあるけど?」
言外にこういった気持ちを含んで「仕事とわたしどっちが大切なわけ?」と聞いているパターンがあります。
こちらは、回答によってはそのまま別れ話に流れてしまう可能性が高いので、なあなあでテキトーに答えると痛い目に遭います。
これはNG!な解答例4選
「ごめん、仕事が忙しくて旅行は無理そう」
「わたしと仕事、どっちが大切なわけ?」
出た、定番の問答、死ぬほどめんどくせ〜〜〜!!!!ーーウンザリするのもわかりますが、回答によってあなたの彼氏としての命運が決まります。ダメな解答例をご紹介します。
解答例1.「仕事に決まってるじゃん」
本音は誰しも、「仕事の方が100万倍大事に決まってるだろうがぁ!!ファーック!!!!」かもしれません。
しかし彼女に対して本音ベースの回答をして良い状況になったことがある人は、人類の歴史の中でも一人もいないのではないでしょうか。
「そりゃ仕事の方が大事だよ。でもその次に大事なのは、絶対におまえだから」
フォローをしているつもりが、彼女の怒りを煽るだけになっているかもしれません。
「わたしが二番目ですって!?!ムキー!!許せない!!」ーーそう言って、ボコボコに殴られることでしょう。
いくら「この女、くそめんどくせぇ〜」「いちいちこんな面倒くさいこと言ってくるんだよ」とイラっとしても、「仕事だよ!」と答えてはいけません。
彼女と良好につきあい続けたいのであれば、ここはグッとこらえましょう。
解答例2.「わかんない」
「え〜……どっちだろうね」
「そんなのわかんないよ」
ごまかす、曖昧ににごす、というのもあまりいい対処法とは言えません。
適当にごまかしてこの場を切り抜けちゃおう☆という甘い考えは、キレ気味の女性には通じないと考えた方が良いでしょう。
「ごまかしてんじゃね〜よ! 自分のことなのにわかんないわけないだろう!!」
「ふざけんな!この場をごまかして切り抜けようとしてる感がむかつく!!!」
ボッコボコに殴られてしまうかもしれませんね。
解答例3.「おまえはニートの俺でも愛せるわけ?」
イラっとしたからと言って、こんな反撃をするのはおとなげない!
「おまえだって稼いでる年収ありきで俺を愛してるくせに」
「お望み通りニートになったらなったで、俺に愛想つかすんじゃねえの?」
確かに、あなたが本当にニートや時間に余裕のある契約社員に転じたら、彼女の愛情もゼロになってしまうことでしょう。
ですが、そこはグッとこらえて、「ごめんなさい」とペコペコ謝る事に徹した方がベターな振る舞いです。
解答例4.「恋人はともかく仕事は替えが効かないから」
仕事と恋人、どっちが大事?という問いに対する回答として、これはあまりにもド正論ですが、正直に答えりゃいいという問題ではありません。
「あっそ。じゃあ別れましょ。わたしの代わりはいるもの」
綾波レイのようなセリフを吐いて、彼女が家から飛び出していく可能性大です。彼女に対して論破してやろう、という喧嘩腰で対応するのは良い結果を生みません。
彼女にそう聞かれた時の正しい答え方3選
「何言ったってどうせ怒られる流れになるんでしょ?」
はい、否定はできません。彼女は怒りたくて怒っているんです。
ですが、これなら(あんまり)怒られない!というグッドなアンサー例をご紹介します。
「そんなこと言わせてごめんな」
これが一番ベターな濁し方ではないでしょうか。
「そんなこと言わせるくらい追い詰めちゃってたんだね。ごめん。俺が男として余裕がなかったのがすべての原因だよ」
「これからは気をつけるから、許してほしい」
彼女自身、「仕事とわたし、どっちが大事なの!」というセリフの面倒くささ、メンヘラ臭に自己嫌悪があるはず。
そこをひっくるめて謝罪することで、「この男、わかってるじゃん」と感心してくれる……かもしれません。
「寂しい思いさせてごめん」
あくまでも仕事と恋人の順列には触れず、素直に謝罪するーーこれこそ王道の回答方法ではないでしょうか?
「寂しい思いをさせてたんだね。ごめんな。これからは気をつけるよ」
「今後はもっとおまえに時間を割けるように努力するから、許してほしい」
誠実さを見せれば、「じゃあ、今後は気をつけてよね」と解放してくれるかもしれません。
「俺が仕事をする理由は君と楽しい時間を過ごしたいからだよ?」
「仕事をしているのは、恋人であるおまえのためでもある」
「恋人が大事だからこそ仕事を一所懸命やってる」
そう伝えて納得してもらう、というのも有効です。お金を稼いでいるからこそ、いろんなところに連れて行ったり、美味しいお店でごちそうすることが可能になりますからね。
今後は仕事に熱心すぎて構ってあげなくても、「でもわたしのためでもあるみたいだし……仕方ないか!」と納得してくれることでしょう。
男性は言われた時、どう思っているの?事例3選
とはいえ、この手のメンヘラ問答でチクチク責められた時、男性はどう思っているのでしょうか?
「こういうこと言うタイプなんだ」と彼女に対してガッカリする
非常に残念ですが、これが第一の本音ではないでしょうか?
「こういうステレオタイプなこと言っちゃうタイプなんだ〜と思うと彼女に対して萎える」
「付き合っていたことを後悔するレベルでガッカリする。あまりにも子供すぎるし、わがままで自己中心的だから結婚を考えられない!」
彼女からしたら、「もっとわたしに時間と労力を割きなさいよ」「もっと構ってくれないと泣いちゃうもん!ビエーン」という軽い気持ちからの発言からかもしれませんが、彼氏からは悪評価の烙印を受けてしまいます。
ガッカリされたくなければ、もっと別の言い方でアプローチした方がいいかもしれません。
かまってあげられないことを反省する
そんな素敵な男性がいたら、ぜひ恋人にしたいところですが、「反省する」という男性もいるようです。
「もっと自分が努力すれば、彼女にそんなことを言わせずに済んだのに、と自分に対してガッカリする」
「彼女にそんなことを言わせるくらい追い詰めてたんだな〜と思うと、自分が情けなくなる」
個人的には、「いや、仕事の方が大事だから反省する必要なんてないやで!!!」と思いますが、完璧主義でレディーファーストの考えが徹底している男性は、こんな風に自分を責めてしまうのかもしれません。
「このあとのごめんねセックスに対して期待する」
最低な考えですが、そこに対してワクワクしている彼氏もいます。
喧嘩のあとは、当然定番の「ごめんねセックス」。
興奮してアドレナリンが出ているときにするセックスは、いつもよりも気持ちがいいという噂があります。
「わがまま言ってごめんなさい!って言わせながらこのあとバックで激しくセックスしたいな〜」
「泣いている彼女を見ると、不謹慎だと思いつついじめたくなってゾクゾクする」
今そんなこと考えてる場合じゃないだろ、最低!とぶん殴りたくなるかもしれませんが、ごめんねセックスに思いを馳せることによって怒りを和らげている男性もいるはずです。
「仕事とわたし、どっちが大事なの?」と言いたくなった時の対処法3選
女性の皆さんだって、「面倒臭い女だなあ」「クソだるいこと言ってくるんじゃねーよ」と彼氏にうんざりされたくはないですよね?
もし、「仕事とわたし、どっちが大事なの?」と言いたくなってしまったら、どうしたら良いのでしょうか。
その対処法をご紹介します。
「もっとわたしとの時間も大事にしてほしい」と言う
「もっとわたしとの時間も大事にして欲しい。今の状態じゃ、あまりにも寂しくて、つらいの……」
最初から素直にそう伝えれば、「いちいちめんどくさいな〜」「メンヘラだなあ〜」と思われずに済みます。
「仕事とわたし、どっちが大切なのよ!」という発言の真のメッセージは、「もっとわたしとの時間も大事にしてほしい」「あなたと長い時間を過ごしたい、今の状態は寂しい」ということですよね。
それを素直に言った方が、彼氏は「可愛いところあるなあ」「そうだったんだ、申し訳ないな」と素直に反省して、改めてくれるかもしれません。
「最近仕事で忙しすぎて、疲れてない?」といたわる
彼氏が忙しい理由が仕事なら、責めるべきではありません。
むしろ、「わたしのためにありがとう!」という気持ちを持った方が良いでしょう。
「最近仕事で疲れてない? 今度一緒にマッサージ行こうよ」
「無理しないでいいからね。ゆっくりできるときは一緒に過ごせたら嬉しいな」
したてに出ることによって、「この子、俺に対して理解が深い……」「こういう子を嫁にしたい……」と思って感激してもらえるかもしれません。
自分も恋愛以外に打ち込めることを探す
「仕事とわたし、どっちが大事なのよ!!!バーカ!!!」
このての発言をしてしまう女性の多くは、恋愛体質で、恋愛が人生の第一優先項目!!というタイプが多い。
しかし、彼氏がそういうタイプではないとしたら、「なんでわたしがあなたの優先順位1位じゃないのよ!プンスコ!!」といちいち病んでメンヘラ化してしまい、彼氏に鬱陶しがられるという負のスパイラルに……。
対応策として、あなたも彼氏以外に打ち込めるものを探すことが重要になります。
「彼氏、仕事で忙しいみたい。それならわたしも、昇給目指して資格を取ろうかな?」
「前から気になってたパーソナルトレーニングジムに契約して、身体づくりに集中しよう。それでナイスバディになって、彼氏をびっくりさせてやるんだ!」
仕事、趣味、勉強、美容、ダイエット、自分磨きなど……これを機に、何かに一所懸命取り組んでみましょう。「頑張ってるじゃん」と彼氏もあなたを見直してくれるきっかけになるかもしれません。
終わりに
「なんでわたしじゃなくて仕事優先するのよ!彼氏失格よ!!」
「もっとわたしに時間を使ってよ。わたしより大事な仕事って何?」
面倒くさすぎるこの手の発言。うまくかわすことが大切です。
しかしそんなメンヘラな女と付き合っていて本当におのれは幸せになれるのか、改めて考え直した方が良いかもしれません。






