正常位のやり方完全ガイド!正しいやり方や更に気持ちよくなるコツをご紹介
最終更新日 2023.01.17
あなたは正常位での正しいセックスの仕方を知っていますか?
いつもやっている定番の体位ですが、改めてそう聞かれると自信がないという方も多いのではないでしょうか。シンプルだからこそ難しいのが正常位という体位です。
しかし、その分アレンジもしやすく工夫次第では無限大の快感の可能性を秘めています。
この記事では、正常位の本当に正しいやり方や正常位を行うことの意外なメリットについて詳しく紹介していきます。
読めば、一つレベルアップした正常位でのセックスができるようになること間違いなし!差をつけた正常位で、女の子をメロメロにしましょう。
正常位とは?
そもそも正常位とはどんな体位でしょうか。定番で、よくも悪くも普通の体位…そのようなイメージをお持ちではないですか?正常位は、シンプルな体位ですが、どの体位よりも愛情を感じやすい体位です。
本命の相手には、ぜひ積極的に行うべきでしょう。ここでは、正常位がどんな体位なのか確認していきます。
最もスタンダードなセックススタイル
正常位は、最もスタンダードなセックスのスタイルです。
男性が女性の上に覆いかぶさるようにして挿入する、おなじみの体位ですね。
また、正常位というと、正常位以外の他の体位は異常なの?と思われるかもしれません。
しかし、そんなことはないので「対面男性上位」が誤って略されたのではないか、という説もあります。
愛情の度合いが1番はっきりする体位
正常位は、愛情が一番はっきりする体位とも言われています。
お互いにまっすぐに向かい合って行う体位なので、嘘がつけないためです。遊びの恋愛なのか、本気で愛しているのかも彼の仕草をみれば案外わかるもの。
また、本気で愛し合っていればいるほどに強い幸福感に包まれるのも正常位です。愛情が強ければ強いほど満足のできる体位といえるでしょう。
正常位は昔は一般的じゃなかった
正常位は今でこそ一般的な体位ですが、実は昔からそうだったわけではありません!
たとえば日本の古典的なエロ本「春画」には後背位、いわゆるバックでのセックスが多数描かれているんです。
これは日本に限らず、古代ギリシャや古代インド文明においても同様でした。ただし西洋においては正常位がノーマルな体位として知られていました。
そのため、西洋の文化が流入した明治時代頃から日本でも正常位はメジャーな体位になっていったのです。
正常位は人気の体位のひとつ
今となっては、正常位は人気体位の1つです!
カミングアウト東京が男女100人に行ったアンケートでは、8割以上が「好き」と回答しています。
正常位の7つの魅力
セックスの定番の体位として人気の正常位。人気なだけあり、メリットも多くあるのが特徴です。対面で行うので愛情も感じやすく、かつ快感も得られるのでセックスにおいては攻守共にバランスの良い体位とも言えるでしょう。
ここでは、正常位を行うことで得られる7つのメリットを詳しく紹介していきます。
お互いの顔がしっかり見える
まず、一番の良いところはお互いの顔を見ながらセックスができることです。相手の顔がはっきり見えると、感じている姿も恥ずかしがる姿も全て丸見えになります。
視覚的に興奮へと訴えかけてくるので、非常に熱く盛り上がることができます。また、相手の顔が見えると安心感もあります。
特に女性は「男性の顔が見えないと不安になる」という人も多いので、他の顔の見えない体位に比べると精神的に落ち着くということもあるでしょう。
顔だけでなくおっぱいの揺れも拝める
正常位でしっかりと見れるのは顔だけではありません。おっぱいの揺れもしっかりと拝むことが可能なのです。
ピストンのたびに上下に揺れるおっぱいはまさに男のロマンです。見るだけでなくとも、直接揉んだり舐めるのも良いですね。
おっぱいのほかにも、大きく開脚したあそこも見ることができるので非常にお得な体位です。
愛情を感じられる
正常位は他の体位と比べても愛情を感じやすい体位です。
真正面から抱き合い、キスをすることができるので思う存分に愛情表現もすることができます。
どちらかが一方的に愛情表現できる体位はたくさんありますが、お互いに求め合うことができる体位はかなり限られてきますよね。
恋人同士であれば、正常位でのセックス中は非常に濃密で愛を感じる時間を過ごすことができるでしょう。
程よい刺激でイキやすい
正常位は男性が主導となり動く体位です。そのため、自分で快感を調整できるので射精するタイミングもコントロールしやすくなります。
また、挿入しても爆発的な快感があるわけでもないので、早々に射精をしていまうなんて事態も防げます。
挿入した途端に、イってしまっては相手の女性にも申し訳ないですよね。
正常位は、イキそうになったら腰の動きを止めればいいし、イキたいときには激しく動かせばいい非常に使い勝手のよい体位なのです。
体格差があっても姿勢が楽
正常位は体格に関わらずに誰でも比較的簡単にできる体位です。
女性が極端に小柄な場合、男性のほうが身長が低い場合などカップルの体格差はそれぞれですよね。正常位は、どんなカップルでも比較的楽な体勢で挿入することが可能です。
バックなどでは、どう頑張っても物理的に挿入ができないなどという問題もありますが、正常位であれば挿入はしやすいです。
独占欲が満たされる
正常位は女性の全てを上から見ることができる体位です。そのため、男性は独占欲も満たされます。
動く際にも、男性が主導となって動くので自分がリードをしているという実感も湧きやすいです。
「自分が組み敷いて好きなようにしている」というシチュエーションは、まるで自分が女性のことを制服したような気持ちにさせます。
Sな男性は非常に心満たされる体位となるでしょう。
ノーマルな姿勢だから安心する
なんだかんだ最も定番の正常位は、しているときも安心感があるものです。
四十八手などには特殊で面白い体位もありますが、やっていてもなんだか落ち着かない…ということもあります。
その点正常位は、いつもしている定番の体位なので落ち着いた気持ちで集中して行うことができます。
ときにはアブノーマルな体位を試すのも、2人の刺激にはなりますが、結局正常位が一番いいという人は多いのです。
正常位ってどうやるの?正しいやり方とコツ!
誰でも知っている定番の体位、正常位。「やり方なんてわかってるよ!」という方がほとんどでしょう。
ですが、そのやり方は本当に正しいやり方でしょうか。なんとなくのフィーリングで行なっているだけで、実は間違っているかもしれません。
自信がない方もそうでない方も、一度正しい正常位のやり方を確認していきましょう!
まず女性を仰向けで寝かせる
まず、女性を仰向けで寝かせます。
この際、女性は枕などを使って頭の位置を高くするのがおすすめです。
頭の位置が高くなることで男性との顔の距離が近づくので、挿入中に男性の顔が見やすくなったりキスがしやすくなります。お互いの顔が近くなると、得られる安心感も強くなります。
男性が女性の太ももを持ち上げる
続いて、男性が女性の太ももを持ち上げます。
女性には力を抜いてもらったほうが案外持ち上げやすくなります。持ち上げられたら女性は男性の体を脚で挟みます。しがみつくように、背中に脚を絡めてもらうのも良いですね。
脚をあげたときの反動で、女性に蹴飛ばされないようにご注意ください。
クリトリスがぷっくりしていれば準備OK
しっかり女性側の準備ができていないときに挿入をしても、お互い気持ちよくはなれません。慌てずに、確実にお互いの準備が整ってからペニスをいれましょう。
ずばり、挿入のタイミングはクリトリスがぷっくりと充血してきたら。
興奮すると、クリトリスもペニスと同じように血液が集まり勃起のような状態になります。そうなることには、愛液も十分に出て受け入れる準備は万端になっています。
男性に「そろそろ挿れていい?」聞かれたときに「まだ濡れてないから待って!」とはっきり言える女性は少ないです。
そのため、男性側がしっかりとタイミングを見極めることが大切になります。
穴を目視で確認してゆっくり挿入する
しっかりと濡れていることが確認できればいよいよ挿入です。
初心者は、穴の位置をしっかりと目視で確認してから入れるのがおすすめです。膣穴の位置にも個人差があり、女性によって場所が多少異なります。
挿入時に上手く入らないと、その瞬間にもムードが冷めてしまいますので確実に挿れていきましょう。
ああすることで、愛液が膣口とペニスにつき、挿入時によりスムーズになります。
慣れてきたら擦り付けている間に膣口を見つけて、そのまま挿入するのも良いでしょう。
入れた直後は動かさずにそのままキープする
上手くペニスを挿入できたら、すぐに動きたい衝動を抑えて1回静止しましょう。
挿入したら、すぐに激しくピストンしたくなりますよね。ですが、入れたら10秒以上静止するのが圧倒的におすすめです。
挿入直後の膣は、まだ入ってきたペニスに馴染んでいない状態です。その状態でピストンをしても、ちぐはぐ感がありお互いに気持ちよくなれません。
膣は入ってきたペニスの大きさにフィットさせるように、形状を合わせる力を持っています。そして、その形状を合わせるのに必要な時間がだいたい10秒だと言われています。
なので、とにかく最初の10秒は動かずにそのままじっとしましょう!
最初はゆっくり奥に押し込む動きをする
膣とペニスがしっかりフィットして馴染んだら、いよいよ動き始めます。
まだ、ここでも激しくピストンするのはNGです。ウォーミングアップができていない状態で激しく出し入れするのは、女性にも負担となります。
まずは、ゆっくりグリグリと押し込むようにして、膣奥を刺激しましょう。奥をゆっくり突かれるのは女性も気持ちよくなれますし、男性も程よい刺激を受けられるのでそうそうに発射してしまう事態も防げます。
強弱や角度をつける
機械のように同じ動きを繰り返していると、男女共に飽きてしまいます。緩急・強弱を意識してください。浅く挿入して油断させた後に深く押し込んでみたり、イキそうになったときにはゆっくりとした動きにしたりなど。
奥をグリグリされるのを好む女性も多いです。
また、男性が意外と見落としがちなのが「角度」です。Gスポットは膣から4~5cm、ボルオチは奥とされていますが、細かい場所や気持ちのいい刺激の仕方は女性によって違います。
宝探し気分で女性の様子を見ながら角度を変えていってみましょう。
体勢にバリエーションをつける
変化を付けるのはペニスの入れ方、動かし方だけではありません。女性の足の開き方、曲げ方、腰の位置なども変えてみるとまた違った刺激や快感が得られます。
正常位の応用系である屈曲位もおすすめです。正常位の体勢から、女性の足を男性の肩に引っ掛けるだけなので簡単にできます。両足ではなく、片足だけ引っかけてみるとまた違った面白さがありますよ。
しっかり後戯をしよう!
射精の終わりがセックスの終わりではありません。
後戯を重視する女性は非常に多いです。後戯をおろそかにすると女性の気分が盛り下がり、せっかくのいいムードが台無しです。
どれだけ情熱的に腰を振っていたとしてもあなたの点は下がり、もちろん「次のセックスのチャンス」にも大きな悪影響を与えるでしょう。
正常位をしながら気持ち良くさせるコツ
基本的な正常位のやり方をご紹介しました!ここからは上級者編のコツについてご紹介します。普段の正常位がマンネリ化している方、もっと気持ちよくなりたい方はぜひご覧ください!
かき混ぜるように動かす
ペニスが深く入った状態で、腰をのの字に動かしてみましょう!
これを回転運動と呼びます。回転運動は男性だけでなく、女性は内部のさまざまな場所にまんべんなく刺激が加わるため、快感を得やすい動きです。
早すぎるとペニスが抜けてしまったり、女性が痛みを感じる場合もあるので注意が必要です。
愛撫し合う
挿入中に愛撫し合うのもおすすめです!たとえば女性の胸やクリトリスを触ったり、逆に男性の性感帯を触ってもらったり…。
手から伝わる刺激も加わることで、より興奮できるでしょう。また、女性に自分のクリトリスや乳首を触ってもらうのもおすすめ!正常位なら恥ずかしい表情も見られます。
愛撫にはおもちゃも活用
なかなか手で愛撫するのが難しい方は、おもちゃも活用してみましょう。
とくにバイブはおすすめです。挿入しながらクリトリスにバイブを当ててあげることで、女性の快感は倍増!
クリトリスでイってくれれば、中もぎゅっとしまって男性もより気持ちよくなれます。
おすすめはこちらのマリンビーンズ!女性向けに作られているので、初心者同士でも簡単に使えます。
先端モーターがついており、Gスポット・クリトリス・奥の性感帯を同時に刺激できます。
正常位で突きながら乳首やクリトリスにあてると中イキが体験できるかも…!
言葉責めやエッチなセリフを言う
言葉攻めやエッチなセリフを言うのも、効果てきめんです!特に女性は雰囲気や言葉で快感を感じやすいもの。
たとえば「すごい濡れてるね」「しまってて気持ちいい」といったセリフだけでも、いつも以上に感じてくれることが多いです。
ちょっとMっ気のある女性には、ピストンしながらオラオラしてみてもいいかもしれませんね。
正常位中にキスをする
正常位中のキスも、より気持ち良さを倍増させてくれます!挿入したままのキスは、密着度が高くつながっている感覚が強く感じられます。
一度腰を止めて挿入したまま、ディープキスしてみるのもアリですね。キスをうまく取り入れることで、プレイにメリハリが付きます!
女性にも腰を動かしてもらう
女性にも腰を動かしてもらうのも、おすすめです!下から突き上げてもらうことで、また違った快感が得られます。
なかなか頼みにくいかもしれませんが、流れでうまく誘導しましょう。女性が動くと男性が気持ちよくなれることが分かれば、今後も積極的に動いてくれるかもしれません!
M字開脚
女性をM字開脚させることで、より深く挿入できたりペニスの当たる角度に変化が出せたりします。
新鮮な刺激を求めるカップルにおすすめです。特に、膣が下付きの女性は新たな世界が開けるかも。
M字開脚という女性の羞恥を誘う体勢が、さらに興奮を高めてくれるでしょう。上級者向けのワザに見えますが、M字開脚は挿入がしやすいのでセックス初心者にもおすすめです。
女性の足を抱える屈曲位は巨根詐欺も可能
正常位の状態から女性の両足を抱えて膝を曲げさせ、そのまま挿入すると屈曲位の体位になります。
この屈曲位は、非常に膣が狭く閉まる体位です。そのため、ペニスが大きくない粗チン男性でも、まるで巨根を挿入しているかのような錯覚を起こすことが可能になります!
また、女性のほうがガバガバで挿入感がないときにもこの技は有効です。
安定するので、激しく腰を動かすことができますよ。
上45度くらいを狙ってピストンすればGスポットも狙えるので、中イキさせることだって夢じゃありません。
正常位のアレンジ体位
1番簡単な正常位にも、いくつかのコツがあります。知っているか知らないかで、大きくクオリティも変わるのでぜひマスターしておきましょう。
また、スタンダードな正常位も工夫次第でもっと楽しむことができます。ここでは、正常位をもっと楽しむためのコツをご紹介します!
女性の足を抱える屈曲位は巨根詐欺も可能
普通の正常位では物足りない…となったときには、まんぐり返しをした状態で上から挿入する通称「種付けプレス」に挑戦してみましょう。
まず、まんぐり返しとは何?という方のために説明をします。まんぐり返しとは、女性の両足を頭上に持っていくことであそことアナルが丸見えになる体勢のことです。女性の羞恥を煽るのには最適で、最近のAVにもよく登場します。
この状態で挿入することで女性にも接合部が見え、いつもの正常位と比べると非常に刺激的なものになります。
上からのしかかるように挿入すれば「種付けプレス」にもなります。
腰高位でGスポットを刺激
女性の腰の位置を高くすることで、男性は動きやすさがアップするのでさらに気持ちよさを追求することができます。
女性も腰が浮くことで、快感の得られるスポットにペニスが当たる様に自ら調整しやすいです。
普段はあまり動いてくれない女性もよがってくれるかも……。
女性の足を閉じる伸展位
女性の足を閉じ、男性の足を外側にする体位を伸展位と呼びます。またの名を、締め小股とも呼ぶ体位です。
実はこの体位は、女性が中イキしやすい体位として知られています!なぜなら、女性の足を閉じることで挿入時にクリトリスがこすれ、中と外で同時に快感が得られるためです。
いわゆる二点責めのような気持ち良さがあるため、今まで中でイッたことがない女性の開発にもおすすめ!
女性の足でロックするだいしゅきホールド
正常位中、女性の足を男性の腰に絡めてホールドするのもおすすめです!この体位は俗に「だいしゅきホールド」なんて呼ばれたりもしています。
女性が自分の足で男性の腰をホールドすることで、通常時よりも密着度が倍増。より奥にペニスを挿入でき、男女双方にいつも以上の気持ち良さが得られます!
また、身体の密着度が高いことから精神的な満足感が得られるのもこの体位の特徴です。
立ち正常位で密着
いつもの正常位にマンネリ化したら、立ち正常位にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
立ち正常位とは言葉通り、立ったまま行う正常位のこと。寝たままの状態よりも多少難易度が上がりますが、どこでもできるという点と、視覚的に興奮するといった点でおすすめです!
たとえばお風呂や寝室以外の部屋でこの体位をすれば、いつもと違う感じにドキドキするでしょう。
ただし、身長差が大きいとこの体位は難しい場合があります。また始めのうちはうまく入らない場合もあるため、ローションなどを使ってみてもいいかもしれませんね。
男女逆転で興奮!逆正常位
正常位の男女を逆転させてみるのもおすすめです!つまり女性が上で、男性が下。
この体位では男性が下から突き上げる形になるため、女性が快感を得やすいという特徴があります。
また女性が積極的に動いてくれれば、男性的には視覚的な興奮もあり、気持ちよくなりやすいでしょう。女性が上にいると、アレンジも多様です。
上付き・下付きって何?
上付き・下付きとは、簡単に言うと「膣穴が上にあるか下にあるか」ということです。
クリトリス側に膣穴があることを「上付き」、肛門よりに膣穴があることを「下付き」といいます。
見分け方は、膣と肛門の距離がお腹側に4cm以上離れていると「上付き」、膣と肛門の距離がお腹側に2cmほど離れていると「下付き」です。
実は、上付きなのか下付きなのかによって、気持ちいい挿入の方法が分かります。
下付きの膣の場合、普通に挿入をしてもGスポットに上手く届かず、あまり気持ちよくなれません。
なので、下付きの場合には挿入の高さを調整することが必須になります。
もし、挿入してもいまいちしっくりこない…といった場合には、クッションなどを腰の下にいれて良い高さを探してみましょう。
正常位を行うときのデメリットや注意点
使い勝手のいい正常位ですが、実はデメリットもあるのです。
デメリットも知り真の正常位マスターを目指してください!
早漏気味になってしまうことも
正常位は男性が動きやすい体位で、快感をコントロールしやすいです。しかし、正常位自体は「男性がもっともイキやすい体位」とも言われています。
正常位は前傾姿勢で快感を得やすく、視覚刺激もばっちりです。快楽に負けてしまうとあっという間に射精……なんてことにも。抽出をゆっくりにしたり浅くしたりなど、動きに緩急強弱をつけていきましょう。
重さで女性に負担がかかる
正常位は女性が下になり、男性の体重を受け止めます。密着感が楽しめる一方で男性が太っていたり体格差があり過ぎたりすると「重い!」となってしまいます。
女性の体が固いと足を開き続けているのも大変です。女性の様子を見ながら体を起こしたり体位を変えたりなどをして負担が大きくなり過ぎないようにしましょう。
男性が疲れやすい
正常位は男性にとって腕立て伏せをしているようなものです。女性に重くて苦しい思いをさせてはいけないと考えている紳士な男性ならばなおさら大変でしょう。
上体を起こした正常位をするときにも負担は膝に来ます。休憩を入れたり体位を変えたりして体力を温存しつつ楽しみましょう。
正常位でイケないのはなぜ?
正常位はイキやすい体位と言われていますが、中にはなかなかイケずに辛いという方もいます。
その理由は体質や生まれ持った体つきなど、さまざま。ここではそんな正常位でイケない理由の代表的な例をご紹介します!
遅漏気味
そもそも遅漏気味である場合、正常位に限らずどの体位でもなかなかイケないといった人が多いです。
オナニーではイケるのに、セックスでは中々イケないという人は意外にも多いもの。その背景には体質やアブノーマルなオナニーなど、さまざまな理由があります。
膣が下付きでイきにくい
膣が下付きの場合、正常位でペニスを挿入しても奥まで入りにくいケースがあります。
この結果刺激が十分に得られず、イケない場合も。女性の身体によってはこうした状況もあり得るため、ほかの体位を試してみましょう。たとえば膣が下付きなら、バックのほうがイキやすい傾向があります。
男性の体力不足
男性の体力不足でイケない場合も。正常位は男性が腰を浮かしながら動かす必要があるため、人によっては疲れてしまいます。
結果的な気持ちよいところまでピストンできず、イケないといったことも。こうした場合は動くのが楽な体位に変えましょう。バックや寝バック、騎乗位などは比較的男性が楽です。
正常位で本気か遊びかがわかる?見分け方のポイント
正常位は最も愛情の度合いがはっきりする体位とご紹介しました。
その愛情とは一体どのような部分に現れるのか、気になりますよね。ここでは、相手の男性が遊びなのか本気なのかを見分けるポイントをご紹介します。
まだ付き合って浅い場合など、「本当にこの人は私のことが好きなの?」と不安に思っている女性はぜひ参考にしてみてください。
また、男性もふとした仕草で女性から「愛情を感じない」と思われているかもしれません。
男性の視線の先に注目
一番分かりやすいのは、男性の視線です。
相手を大切に思っている場合、男性が一番気にするのは「女性の表情」です。
「ちゃんと感じているかな?」「気持ちよくなれてるかな?」などと相手のことを思いやっていれば自然と相手の女性の顔を見るようになります。
体目的だと思っている場合、男性は「女性の体」ばかりを見ます。
ピストンの際に女性に配慮しているかも重要
相手のことを思いやっているかどうかはピストンの仕方にも表れます。
正常位は男性が女性の上にのしかかって挿入をする体位です。愛情があれば、「体重がかかりすぎていないかな?」などと気を使いながら腰を振ります。
女性の表情にも気を配っているため、痛く苦しい思いもしません。一方、愛情がない男性だと自分が第一になります。相手が苦しい思いをしても御構い無しで、自分の快楽を優先してしまいがちです。
また、女性の表情もあまり見ないため、ひとりよがりなセックスをしてしまうのです。
初心者もプロも正常位で気持ちよくなろう
いかがでしたか?
正常位はスタンダードな分、ダイレクトに愛情が伝わる体位です。
そのため、相手の女性にも本心が見えてしまいやすいです。愛し合っているカップルには非常におすすめの体位ですが、遊びの関係を持っている男性は注意が必要です。
向かい合って、抱き合うことができる体位なので愛情、安心感などの面では非常に多くのメリットがあります。
積極的にすればよりラブラブになることだって可能です。正常位はスタンダードな体位な分、アレンジもしやすいのも特徴です。ぜひ、マンネリ化してきたら種付けプレスや屈曲位なども試してみてくださいね。