バーに通うようになって驚いたことはカクテルの種類がこんなにも多いのか!ということ。
今日も誰かが新しいカクテルを作り、その種類を増やしています。数えられないくらいの数のカクテルがこの世にあります。
こうしてこの記事を読んでいる間にも新しいカクテルが生まれているといっても過言ではありません。
★☆☆☆☆・・・1度~10度 前後
★★☆☆☆・・・11度~15度 前後
★★★☆☆・・・16度~25度 前後
★★★★☆・・・26度~35度 前後
★★★★★・・・36度以上
オーダーに迷ったときは是非、参考にしてみてください。
そもそもカクテルとは?
カクテルとはベースとなるお酒に他のお酒や果汁、シロップなどを混ぜ合わせたものを指します。
二種類以上のものを混ぜ合わせたものはカクテルと言えるので、ミックスジュースもノンアルコールカクテルとも言えます。
何をどう混ぜるのかによって、味の種類が豊富なのが特徴です。お酒が苦手な人でも飲みやすいアルコール度数の低いものから、お酒の味がしっかり楽しめるアルコール度数の高いものもあります。お酒単体よりも飲みやすいので、女性に人気です。
カクテルのタイプ
知っているようで詳しく知らないカクテル。自分に合ったカクテルが選べるようになりたいですよね。まずはカクテルのタイプからチェックしておきましょう。
ロングカクテルか、ショートカクテルか
カクテルはロングカクテルとショートカクテルに分類されます。
ロングカクテルは大型のグラスでじっくり時間をかけて味を楽しむタイプです。普通のコールドカクテルから冬に温まるホットカクテルもあります。アルコール度数は低めのものが多いです。
ショートカクテルは脚のついたカクテルグラスで飲むタイプです。時間と共に味が落ちやすいので、量が少なくなっています。
ベースのお酒の種類
どのお酒をベースにするかでカクテルの味わいは大きく変わります。
- ジンベース
- ウオッカベース
- ラムベース
- テキーラベース
- ウィスキーベース
- リキュールベース
ジンやウォッカはスッキリした味わいが特徴で、甘めのカクテルにすればお酒の味が気にならず飲みやすくなります。お酒が苦手な人におすすめです。
ラムはサトウキビの搾り汁から造られる蒸留酒なので、独特の味わいと甘い香りが特徴です。好みが分かれますが、甘めで比較的飲みやすいので女性に人気のベースです。
テキーラはショットで飲むこともあるくらい、味わいと香りを楽しめるお酒です。マルガリータなど南国のカクテルに必須なベースです。
ウイスキーは独特の癖があるので、ウイスキー自体が苦手な場合にはカクテルのベースとしてはおすすめしません。ウイスキーの味自体が好きな人はカクテルのベースとして入れることでアルコール度数を下げて楽しめます。
リキュールは醸造酒や蒸留酒に果実のエキスや香料などを加えていて、甘めで飲みやすくカクテルに相性の良いベースです。
ジンベース
ジンをベースにしたカクテルは、ジントニックに代表されるようにライムやレモンを使ったさっぱりとした味わいやドライめ(辛口)なカクテルの人気が高いように感じます。
ジンベースのカクテルは種類も非常に豊富で甘いものも多いためカクテル初心者から玄人まで人気がとても高いです。
ジントニック
アルコールの強さ | ★★☆☆☆ |
言わずと知れた定番中の定番カクテル。
知らない人はまずいないでしょう。
居酒屋でもメニューに載るくらい有名ですが、バーでも絶大な人気を誇ります。
迷ったらジントニックといっても問題ないくらいの安定感を誇ります。
ジンとライムのさわやかな香りがスッキリとさせてくれます。
レシピ(材料)
- ジン45ml
- ウォーター お好み
ホワイトレディ
アルコールの強さ | ★★★★☆ |
「白い貴婦人」という意味をもつカクテルでショートカクテルに分類されます。
ジン、ホワイトキュラソー、レモンジュースの三種類で作られるカクテル。
キリっとした味わいの中にほのかな甘みが感じられます。
レシピ(材料)
- ジン 全体の半分
- ホワイトキュラソー 全体の1/4
- レモンジュース 全体の1/4
ギムレット
アルコールの強さ | ★★★★☆ |
レイモンド・チャンドラー著『長いお別れ』の中で「ギムレットには早すぎる」という有名な台詞にもなっているカクテルです。
イギリス海軍が壊血病予防のためにジンにライムジュースを入れて飲んだことから生まれたカクテル。
海軍の軍医ギムレット卿が指示したことから彼の名前を取ってギムレットと呼ばれるようになったと言われています。
前述したホワイトレディよりもジンの味をしっかりと感じることができるカクテルです。
レシピ(材料)
- ジン 全体の3/4
- ライムジュース 全体の1/4
- 砂糖 ティースプーン1杯程度
アラスカ
アルコールの強さ | ★★★★★ |
ジンとシャルトリューズジョーヌをステアして作られるカクテル。
シャルトリューズとはハーブ系のリキュールでジョーヌ(黄色)とヴェール(緑色)の二種類があります。
ヴェールを使って作るとグリーンアラスカと言う名前のカクテルに変わります。
アルコール度数が強いため、飲むときは注意してくださいね。
このカクテルは、アメリカのゴールドラッシュの時代に考案されたという説があるので
レシピ(材料)
- ドライ・ジン 3/4
- シャルトリューズ・ジョーヌ 1/4
マティーニ
アルコールの強さ | ★★★★★ |
はい、きました!(笑)
キング・オブ・カクテルことマティーニ。
ジンとドライベルモットのみのレシピですがジンを増やしてより辛口にするレシピもあります。
ベルモットをスイートベルモットに替えて少し甘めにしたレシピや、ジンをウォッカに替えてウォッカマティーニなどシンプルなレシピながらバリエーションがたくさんあるカクテルでもあります。
レシピ(材料)
- ドライ・ジン 3/4
- ドライ・ベルガモット 1/4
ロングアイランドアイスティー
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
紅茶を使わずに紅茶の味がする不思議なカクテル。
材料にジン、ウォッカ、ラムテキーラを同量使用し、レモンジュース、グランマルニエ、色付けにコーラを注いだカクテルです。
紅茶のような風味が感じられ、コーラの甘みがあるためグビグビ飲めてしまいます。
ですがアルコール度数が高く、気づけば酔っ払っている…なんてこともあるカクテルなので注意が必要ですね。
女の子を酔わせるときのために頼む人が多いよう。
レシピ(材料)
- ラム 15ml
- ウォッカ 15ml
- テキーラ 15ml
- ドライ・ジン 15ml
- グラン・マルニエ ティースプーン2杯程度
- レモンジュース 30ml
- 粉砂糖 ティースプーン1杯程度
- コーラー 適量
- レモンスライス
ウオッカベース
ウォッカベースのカクテルは、もともとクセの少ないウォッカを使うので出来上がるカクテルもスムーズな飲み口が特徴。
その分、人によってはアルコールの感じを強く感じるかも知れません。
しかし万人受けするカクテルが多いかと思います。
バラライカ
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
ホワイトレディのジンをウォッカに替えるとバラライカというカクテルに。
そもそも、バラライカとは、ロシアの伝統的な楽器のことでギターに似た弦楽器です。
ベースもロシアの国民的なスピリッツであるウォッカを使うこともあり、まさにロシアづくしなカクテル。
レシピ(材料)
- ウォッカ 全体の半分
- ホワイトキュラソー 全体の1/4
- レモンジュース 全体の1/
カミカゼ
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
第二次世界大戦中の日本の戦闘機の名前がつけられたカクテルです。
ですが、このカクテルが生まれたのは日本ではなくアメリカ生まれといわれています(諸説ありますが)。
バラライカのレモンジュースをライムジュースに替えると完成するカクテルでもあります。
基本的にロックスタイルで提供されることが多いため、時間が経ってもぬるくならないため常に冷たいまま飲めます♪
レシピ(材料)
- ウォッカ 15ml
- ホワイトキュラソー 15ml
- ライム・ジュース 15ml
コスモポリタン
アルコールの強さ | ★★☆☆☆ |
ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」で主人公の女性4人が飲んでいたことでより有名。
ウォッカ、クランベリージュース、ホワイトキュラソー、ライムジュースの4つの材料から作られるカクテルで、クランベリージュースによる綺麗なピンク色や赤色をしています。
アメリカで生まれたカクテルだけど、日本でもドラマの影響もあり女性を中心にとても人気の高いカクテルのひとつ。
レシピ(材料)
- ウォッカ 30ml
- ホワイトキュラソー 10ml
- クランベリージュース 10ml
- ライムジュース 10ml
ガルフストリーム
アルコールの強さ | ★★☆☆☆ |
ガルフストリームとは、英語で「メキシコ湾流」を意味するカクテル。
この海流が生まれるカリブ海をイメージして作られたといわれています。
ウォッカ、ピーチリキュールグレープフルーツジュース、パイナップルジュースを使用しているます。
果物の果汁やリキュールを使用しているから、味、香りともにジューシーでフルーティな味わいで、飲みやすいです。
飲むだけでどこか南国にいるような気分にさせてくれるカクテルです。
レシピ(材料)
- ウォッカ 30ml
- ピーチリキュール 15ml
- ブルーキュラソー 15ml
- グレープフルーツジュース 50ml
- パイナップルジュース 10ml
ソルティドッグ
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
グラスの淵に塩や砂糖が付けられたカクテルのジャンルをスノースタイルと呼びます。
ソルティドッグはその中でも非常にポピュラーで代表的なカクテルです。
ウォッカとグレープフルーツジュースのみのシンプルなレシピ。
しかしそのシンプルさゆえ飽きることなく飲まれ続けているカクテルでもあります。
ソルティドッグとは直訳すると「しょっぱい犬」ですが、これは英語のスラングで船の甲板で働く船員を指すそうです。
レシピ(材料)
- ウォッカ 45ml
- グレープフルーツジュース 適量
- 塩 適量
ラムベース
サトウキビを原料として作られるのがラム酒。
カクテルのベースとして使ってもレモンやライムとの相性がとてもいいです。
ラム酒はカリブ海の島々で広く作られる蒸留酒なのですが、作られるカクテルもどこか南の島を思わせるカクテルが多いように感じますね。
X.Y.Z
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
アニメ「シティハンター」の主人公の冴羽 獠が作中で飲んでいることでも有名なカクテル。
レシピとしては、ホワイトレディのジンをホワイトラムに替えたものになります。
名前の由来ですが、X,Y,Z とアルファベットの最後の三文字になっています。
これは「これ以上のものはない」という意味から付けられたといわれています。
レシピ(材料)
- ロンリコホワイト 半分
- ホワイトキュラソー 1/4
- レモンジュース 1/4
ダイキリ
アルコールの強さ | ★★★★☆ |
ギムレットのラムバージョンと思っていただくと分かりやすい。
バリエーションとしてダイキリに氷を入れて砕きシャーベット状にしたフローズン・ダイキリもあります。
当時、「老人と海」などの小説の著者であるアーネスト・ヘミングウェイは糖尿病を患っていました。
そのため、甘さを抑えたレシピで作ったフローズン・ダイキリを多いときには、なんと!17杯も飲んだなんて話もあるカクテルです。
レシピ(材料)
- ラム 全体の3/4
- ライムジュース 全体の1/4
- 砂糖 ティースプーン1杯程度
モヒート
アルコールの強さ | ★★☆☆☆ |
キューバ生まれのカクテル。
夏といえばモヒート、モヒートといえば夏と思う方も多いのでは?
ライムとミントを軽く潰しラムを加えた中にクラッシュアイスを入れソーダで満たしたカクテル。
ミントの清涼感とラムのほのかな甘みが感じられる味わいのモヒートは熱帯夜の中飲むと格別のおいしさでオススメです。
レシピ(材料)
- ラム 50ml
- 炭酸水 50ml
- ライム 1/2個
- ブラウンシュガー 適量
- ミント20枚程度お好みで
ボストンクーラー
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
アメリカ、マサチューセッツ州の州都であるボストンの名前を冠したカクテル。
都市の名前がついたカクテルは「シティカクテル」とも呼ばれており、他にもハーバードクーラーテネシークーラー、ニューヨーク等、様々なカクテルが存在しています。
「クーラー」と名の付いたカクテルは、ソーダやジンジャエールが加えてあるので清涼感がほしいときや、ゴクゴク飲みたい初めの一杯にオススメです♪
実はこのカクテルの名前の詳しい由来が分からないのです。
昔のボストンはラム酒の生産で栄えていたらしい…のですが、それを裏付けるハッキリしたも文献も無く謎に包まれています。
レシピ(材料)
- ラム 45ml
- レモンジュース 15ml
- シュガーシロップ ティール1杯程度
- ジンジャーエール 適量
キューバ・リバー
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
ラム・コークやキューバ・リブレまたはクヴァ・リブレとも言われるラム酒とコーラで作られるカクテル。
1902年キューバはアメリカの支援を受けスペインから独立。
独立運動の際、民衆の中で合言葉とされた「Viva Cuba Libre!!(自由、キューバ万歳)」が名前の由来とされています。
キューバの酒ラムとキューバを支援したアメリカのコーラ、その二つが合わさってひとつのカクテルが生まれたわけです。
レシピ(材料)
- ロンリコホワイト 45ml
- ライムジュース 10ml
- コーラー 適量
テキーラベース
テキーラとはリュウゼツランと呼ばれるアロエに似た植物から作られます。
青臭いような独特な香りや、度々罰ゲーム等で使用されることから苦手意識を持たれることが非常に多いお酒です。
カクテルにすることでテキーラ独特の香りも薄れ、非常に飲みやすくなると思います。
マルガリータ
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
アルコールの強さ ★★★☆☆
テキーラといえばメキシコですが、これはアメリカで生まれたカクテル。
1949年にロサンゼルスのバーテンダーが「全米カクテルコンクール」に出品し見事入賞した作品。
事故で亡くした、若き恋人のことを思い恋人の名前をつけたといわれるカクテル。
レシピ(材料)
- テキーラ 2/4
- ホワイトキュラソー 1/4
- ライムジュース 1/4
テキーラ・サンライズ
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
テキーラとオレンジジュースが入ったグラスの底にグレナデンシロップ(赤色)を沈めたカクテル。
グレナデンシロップが太陽を表しオレンジジュースが朝日に染まった空を表現したグラデーションに目を惹かれる一杯です。
ローリング・ストーンズのボーカリストであるミック・ジャガーがメキシコツアーの際に愛飲していたたことでその名が世界中に広まったと言われています。
ちなみにグレナデンシロップとはザクロを使ったシロップのこと。
レシピ(材料)
- テキーラ 45ml
- オレンジジュース 90ml
- グラナデンシロップ ティースプーン2杯程度
マタドール
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
マタドールとは「闘牛士」の意味。
闘牛と聞くとスペインをイメージしますがスペインの統治下であったメキシコでも人気の高いスポーツなんです!
闘牛からイメージする荒々しい感じとは裏腹に、味わいはパイナップルジュースの甘みと酸味の利いたフルーティでジューシーな味わい。
レシピ(材料)
- テキーラ 30ml
- パイナップルジュース 45ml
- ライムジュース 15ml
ストローハット
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
「ストローハット」とは麦わら帽子のこと。
テキーラの産地であるメキシコの眩しく激しい
日差しの中、麦わら帽子をかぶり仕事に打ち込む人の姿をどことなくイメージさせます。
テキーラとトマトジュースから作られますがバーによってはタバスコやコショウを入れるところもあったり、マドラーの代わりにセロリスティックが付くところもあります。
セロリはもちろん食べてもかまいません!
結構変わった味なので、最初は面を喰らうかも…?
レシピ(材料)
- テキーラ 45ml
- トマトジュース
- レモン
モッキンバード
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
材料にテキーラとペパーミントリキュール、ライムジュースを使ったさっぱりとした清々しい味わいのカクテル。
ミントの香りでテキーラ独特の青臭さを感じにくく、テキーラの香りが苦手な人でも飲みやすいんです。
メキシコ産のテキーラを使うからメキシコではポピュラーなの鳥の名前をつけただけという理由で特別深い意味は無いようです(笑)
レシピ(材料)
- テキーラ 2/4
- ミントリキュール 1/4
- ライムジュース 1/4
ウィスキーベース
ウィスキーといえばロック、またはストレートで飲むイメージを持つ方も多いかも知れません。
カクテルのベースで使用することも多く、ベースのウィスキーの種類をいろいろと替えることで微妙な味の変化やバリエーションを色々と楽しめるのもカクテルの魅力のひとつです。
オールド・パル
アルコールの強さ | ★★★★★ |
オールド・パルとは「古い仲間」という意味のカクテル。
ウィスキー、ドライベルモット、カンパリをステアしてつくられるカクテルです。
材料にすべてお酒を使用しているためアルコール度数が高くなる傾向にあります。
「古い仲間」という名前の通り、古い友人や同級生との再会した際にバーでこのカクテルを飲みながら、昔話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか?
レシピ(材料)
- ウィスキー 15ml
- ドライ・ベルモット 15ml
- カンパリ 20ml
ウィスキー・サワー
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
「サワー」とは酸っぱいという意味。
材料にウィスキー、レモンジュース、シュガーシロップを使ったカクテル。
レモンの酸味が効いているため、さっぱりとした味わいになります。
ウィスキーをブランデーに替えると「ブランデーサワー」というカクテルになります。
レシピ(材料)
- ウィスキー 45ml
- レモンジュース 20ml
- 砂糖 ティースプーン1杯程度
ゴッド・ファーザー
アルコールの強さ | ★★★★☆ |
ゴッド・ファーザーと聞くとマフィア映画を思い浮かべる方も多いと思います!
本来の意味はキリスト教の洗礼式に立ち会う代父(だいふ)のことなんです!
ウィスキーとアマレット(杏の核のリキュール)を混ぜ合わせたカクテルでアマレットの香りがまるで杏仁豆腐のような香りがします。
飲み口が滑らかなためスイスイ飲めてしまう
レシピ(材料)
- ウィスキー 3/4
- アマレット 1/4
ハイランド・クーラー
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
ラムベースの項目で紹介した「ボストンクーラー」のラムをウィスキーに替えると出来上がるカクテル。
こちらはちゃんとした由来があります。
ハイランドとはスコットランドにあるハイランド地方に由来しています。
なので使用するウィスキーはスコッチウィスキーを使用することが多いです。
レシピ(材料)
- ウィスキー 40ml
- レモンジュース 20ml
- シュガーシロップ ティースプーン1杯程度
- アンゴスチュラ・ビターズ 2ダッシュ
- ジンジャーエール 適量
マンハッタン
アルコールの強さ | ★★★★★ |
マティーニが「カクテルの王様」なら、マンハッタンは「カクテルの女王」と呼ばれています。
ベースにウィスキーを使用しスイートベルモットとステアしたカクテルです。
由来は諸説ありますが、マンハッタン島の夕日に染まる空と、そこに沈めたレッドチェリーが沈む太陽を表現しているともいわれています。
レシピ(材料)
- ウイスキー 3/4
- スイートベルモット 1/4
- アロマティックビダーズ 1ダッシュ
ブランデーベース
次はブランデーベースのカクテルをご紹介します。
ブランデーの香りをたっぷり活かした、素敵なカクテルをまとめました。
アレキサンダー
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
イギリス国王であるエドワード7世が、最も愛したとされる王妃アレクサンドラに捧げたカクテルです。
甘い口当たりが特徴的で、食後に飲むカクテルとして日本でも早くから浸透していました。
お酒が弱い人でも飲みやすいカクテルです。
レシピ(材料)
- ブランデー 1/2
- カカオリキュール 1/4
- 生クリーム 1/4
カフェ・ロワイヤル
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
温かいブランデーベースのカクテルです。
ブランデーが温められることで芳醇な香りが漂い、コーヒーの味と香りが深く引き立てられます。
コーヒー好き、大人向きのブランデーカクテルです。
レシピ(材料)
- ブランデー 20ml
- ホットコーヒー 100ml
- 角砂糖 お好み
リキュールベース
リキュールとは原料となるお酒に様々なフルーツやハーブを漬け込み味や色付けを行ったお酒の事です。
種類も豊富なので色々なカクテルがあり、またアルコール度数も低いものが多いのでお酒が苦手な方にもリキュールベースのカクテルはオススメです。
カルア・ミルク
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
最近では居酒屋のメニューでも頻繁に目にするようになったカクテルなのでご存知の方も多いと思います。
カルーアというコーヒー味のリキュールと牛乳を混ぜ合わせたカクテルです。
少しアルコールを感じるコーヒー牛乳といった味わい。
アルコール度数が低いためお酒に弱い人でも楽しめる定番のカクテル。
カクテル好きなら、お風呂上りに飲みたくなるはず!!!
レシピ(材料)
- カルーアリキュール 1/4
- 牛乳 3/4
グラスホッパー
アルコールの強さ | ★★☆☆☆ |
本コラムでも度々紹介させていただいているカクテルですがどこのバーでも根強い人気があり、とても美味しいカクテルなので外すわけにはいきませんでした!w
カカオリキュール、ペパーミントリキュールに生クリームを加えシェークして作られるカクテル。
味わいはチョコミントのようなカクテルなので食後のデザートの代わりにいかがでしょうか!?
ちなみに、グラスホッパーとは「バッタ」の意味。
レシピ(材料)
- ミントリキュール 1/3
- カカオリキュール 1/3
- 生クリーム 1/3
ゴールデン・キャデラック
アルコールの強さ | ★★☆☆☆ |
上記のグラスホッパーのペパーミントをガリアーノに替えるとこのカクテルになります。
ガリアーノとはバニラの香りが特徴的な、数十種類のハーブを原料に使用したリキュールです。
カカオの甘さとバニラの香りがどことなくリッチな気分にさせてくれるカクテルです。
レシピ(材料)
- ガリアーノリキュール 1/3
- カカオリキュール 1/3
- 生クリーム 1/3
バレンシア
アルコールの強さ | ★★☆☆☆ |
有名なオレンジの産地であるスペインのバレンシア地方が名前の由来になっているカクテル。
材料にオレンジジュースとアプリコットのリキュールを使用しています。
アプリコット(杏)の香りとオレンジジュースが見事にマッチしてフルーティで飲みやすいカクテルです。
レシピ(材料)
- ルジェ・クレーム・ド・アプリコット 2/3
- オレンジジュース 1/3
- オレンジビターズ 4ダッシュ
チャイナ・ブルー
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
材料に、楊貴妃が愛したとされるライチのリキュールをグレープフルーツジュースで割ったものにブルーキュラソーで青色に色をつけたカクテルです。
「中国の青」ってどういうこと?と思うかも知れませんがチャイナブルーのチャイナ(China)とは中国のことではなく、陶磁器を表すチャイナ(china)のことを指しているんです。
「中国の青」ではなく「陶磁器の青」という意味になります。
レシピ(材料)
- パライソ・ライチ・リキュール 30ml
- ブルーキュラソー 10ml
- グレープフルーツジュース 90ml
ビールベース
次はビールベースのカクテルをご紹介します。
ふわっとした麦の香りとちょっとした苦さなど、大人の味わいをお楽しみください。
シャンディガフ
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
ピアカクテルの代表とも呼ばれる、シャディガフ。
イギリスで古くから愛されているカクテルで、昔は黒ビールにジンジャーエールを混ぜて楽しんでいたと言われてます。
口当たりが良く、お酒が苦手な女性でも比較的飲みやすいです。
レシピ(材料)
- ビール 1/2
- ジンジャーエール 1/2
レッドアイ
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
飲み過ぎると、翌朝目が充血しますよね。
そういった状態を表現したカクテルと言われています。
トマトジュースが使われており、さっぱりとした飲み口のカクテルです。
レシピ(材料)
- ビール 1/2
- トマトジュース 1/2
ディーゼル
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
ビールをコーラで割る、誰もが考えたことのある組み合わせのカクテルです。
コーラの独特な甘さが加わることで、今まで味わったことのないような味を楽しめます。
レシピ(材料)
- ビール 1/2
- コーラ 1/2
ワインベース
次はワインの芳醇な香りが引き立つ、素敵なカクテルをご紹介します。
ワインは単体でたしなむことが多いですが、カクテルにしても多いですよ。
キールロワイヤル
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
シャンパンのシュワッとした感覚が楽しめる、飲みやすいカクテルです。
材料をよく冷やしてから作ると、よりおいしいカクテルに仕上がります。
レシピ(材料)
- ルジェ・クレーム・ド・カシス 1/5
- シャンパン 4/5
スプリッツァー
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
ワインベースのカクテルで、飲みやすいものを探しているならおすすめです。
白ワインをソーダ水で割ったもので、シンプルな味わいとなっています。
スプリッツァーとは、ドイツ語ではじけるという意味。
レシピ(材料)
- 白ワイン 3/5
- ソーダ水 2/5
キティ
アルコールの強さ | ★★☆☆☆ |
芳醇な赤ワインにジンジャーエールをくわえた、甘くて飲みやすいカクテルです。
赤ワインの色がキレイに出ており、見た目も可愛らしく仕上がっています。
レシピ(材料)
- 赤ワイン 50ml
- ジンジャーエール 1/2
ミモザ
アルコールの強さ | ★☆☆☆☆ |
カクテルの中でもトップレベルでさっぱりとしており、飲みやすいカクテルです。
オレンジジュースの酸っぱさと甘さはそのままに、アルコールが入っている印象。
レシピ(材料)
- シャンパン 1/2
- オレンジジュース 1/2
日本酒ベース
そのまま飲むのが主流の日本酒。
度数が高くて手を出せていない人も多いですが、実はカクテルにすれば度数を低めておいしく飲めます。
普段日本酒の度数が高くて飲めない人でも、カクテルにすれば楽しめるでしょう。
サムライ
アルコールの強さ | ★★★☆☆ |
日本酒の味わい深さやキレはそのままに、ライムジュースとレモンジュースで飲みやすくしたカクテルです。
日本酒はフルーティーなものを選ぶと、もっと飲みやすいカクテルになるでしょう。
炭酸の類いが苦手な人でも飲める、優しいカクテルです。
レシピ(材料)
- 日本酒 40ml
- ライムジュース 20ml
- レモンジュース ティースプーン1杯程度
マリン・デライト
アルコールの強さ | ★★☆☆☆ |
日本酒っぽくない見た目のカクテル。マリン・デライトとは海の喜びという意味で、新日本丸の進水を記念して上田和男氏が創作しました。
海をイメージした水色が鮮やかで女子ウケも◎!船に乗って風に吹かれながら楽しめるように、アルコールは弱めに作られています。
レシピ(材料)
- 日本酒 30 ml
- コアントロー 10 ml
- ブルーキュラソー 10 ml
- グレープフルーツジュース 40 ml
最後に
一気に31種類紹介しましたがいかがでしたでしょうか。飲んでみたいと思うカクテルはあったでしょうか?
興味を惹くカクテルがあったなら是非一度バーに足を運んで実際に頼んでみてください。
バーテンダーさんと話しながらカクテルを決めるのもいいですがスマートにカクテル名を言ってオーダーするのも私はカッコイイと思っています。
意中の女性、職場の同僚や後輩とバーに来たときにもしもお相手がオーダーに迷っているようならば「どんな感じのカクテルがいいの?」「アルコールの強さは?」などと聞いて
お相手好みのカクテルを代わりに頼んであげることがでたらスマートでカッコイイと思います。






