2016/09/04
【連載ドラマ】強い女

【連載ドラマ:最終話】強い女・外資系消費財マーケティング職

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年齢:30歳
職業:外資系消費財マーケティング職
年収:800万
出身大学:慶應義塾大学 商学部

第1話はこちら

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「久しぶり!」
亜紀子は消費財のマーケティングをする中で、

ファッションウィークのスポンサーとしての仕事を開拓し、ニューヨークを訪れていた。
年4回のペースで海外を旅するのが趣味の亜紀子にとっては、願ったり叶ったりの仕事。

同い年でニューヨーク在住の友人の玲子と出会ったのも、

ショーの仕事で演出家である彼女と仕事をしたのがキッカケだ。
ニューヨークといえばステーキ、玲子が素敵なレストランを予約してくれていた。

Hillstone Restaurant

hillstone-019出典:places-to-eat-near-me.com

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出典:www.foodspotting.com


URL: http://www.yelp.com/biz/hillstone-restaurant-new-york-3?utm_source=ishare

玲子「ほんと久しぶりだね。仕事兼ねてニューヨークで会えるなんて最高!」


亜紀子「そうだねー!まさか本当に会えるとは!」


玲子とは日本のショーで出会ったが、ニューヨークに彼女が役員を務める会社のオフィスを立ち上げる仕事の為、

大半の生活をニューヨークで過ごしている。


亜紀子「で、仕事には相変わらず邁進してるだろうけど、プライベートは最近どう?」


玲子「離婚するかな。」


亜紀子「え!?」


玲子にはアメリカ人でニューヨークの証券会社に勤めている旦那がいる。


玲子「ほぼ24時間稼動で日本とアメリカの仕事してる中で、

ワークライフバランス重視の彼と価値観が合わなくなって、喧嘩ばっかで。」

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出典:restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp


亜紀子「修復不能な状態?」


玲子「そうだね。。。ちょっと今は彼も私も冷静になって話がきちんとできるようになるまで距離置いてる。」


亜紀子「お互い納得した結論が出せるといいね。」

 

世界の中心、ニューヨークでやり甲斐のある仕事に邁進しながら、

高給取りの旦那と、誰もが憧れるアッパーイーストサイドでの結婚生活。


普通に聞いたら完全に勝ち組の強い女。

しかし、仕事とプライベートを両方充実させることはそう

上手くはいかないものだなとしみじみと実感する亜紀子。

………

帰国後、定例のアップデートで亜紀子は大手商社のエネルギーカンパニーで働く百合と会っていた。


亜紀子「で、ドイツでの面接はどうだった?」


百合「受かったよ!」


亜紀子「で、どうするの?」


百合「今、会社から、新しい拠点立ち上げの仕事を任せるのでブラジルに駐在しないか、

と持ちかけられてるの。一般的な駐在をさせるのは勿体無いと言われてて、

でも本当にそう会社が考えてるのか信用なかったけど、今回のことは自分のアシスタント

の採用も今から準備してくれるとか、会社も本気で、今までの業績を評価されての事だから、迷ってる。」


亜紀子「彼とは?」


百合「そこもある。彼と付き合い出したばっかりだけど、

今このまま日本に残って結婚を優先するのか。それともドイツかブラジルに行って、仕事を優先にするのか?」


亜紀子「それくらいの遠距離で潰れる彼なら百合と結婚どころか付き合い続けるのすら無理でしょ。」


百合「それもそうだね!笑」

亜紀子は、果たして、彼女たちそれぞれの納得ポイントはどこになるのか?

と考えながら、帰路についた。
………

それから一週間。


彼女たちからLINEが届いた。

玲子は、旦那と話し合い、グリーンカード取得までは婚姻関係は継続するが、

自宅兼オフィスをきちんと立ち上げ、別居し、

グリーンカード取得後に離婚することで決着となったとのこと。

とにかく、ニューヨークの事務所を形にすることを最優先にするという。

 

亜紀子は、長期的に考えた際、

今までの貢献があったからこそ与えられた会社からのチャンスを逃さず、

仕事に向かい合いたいとの想いから、ブラジル行きを決意。

彼は遠距離でも付き合いを続ける意思ありで、

今後は様子を見るという。

………

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出典:woman.mynavi.jp

人生は、毎日が選択。その選択の積み重ねが、

自分の人生をどれだけ豊かにするかを左右する。


強い女には強い女である所以がある。


常に妥協せず、逃げず、考え抜いて納得できる選択を続けることが強い女を創っているのだ。

強い女たちは、今日も自分が描く未来へと日々邁進しているのである。


亜紀子も友人たちに負けていられないな、と、自分の未来への決意を新たにした。

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