近年爆発的に人々の生活に浸透してきたサブスク。サブスクのブームは飲食業界にも訪れています!
音楽配信のサービスや動画配信サービスではおなじみ、最近流行のサブスクリプションモデル(定額制)サービス。実は、飲食業界でも、前払いしておけば期間内は何日通っても飲み放題、食べ放題OKなお店がたくさん登場しています!
カフェでコーヒーが楽しめる飲食サブスク
カフェサービスにも定額サービスが生まれています。コーヒーだけでなく、他のドリンクを選べるサービスも!
coffee mafia(コーヒーマフィア)|西新宿
サービス内容 | 月額定額制で1杯300円のコーヒー(Lサイズ)が提供店舗で来店1回につき1杯無料。 |
費用 | 月額3,000円または6,500円 |
お得度 | ★★★★ |
制限 | ご利用は本人だけ、来店1回に1杯のみの提供。 |
月額2,000円でクイックカップコーヒー飲み放題でスタートしたのが始まりの定額サービス。3,000円コースと6,500円コースの違いは、選べるのがコーヒーだけか全てのソフトドリンクから選べるかの差です。
定額制会員になるとコーヒーの無料提供だけでなく、1杯400円のビールとハイボールが280円での割引サービスになったり、18:00以降のディナーメニューがお得に利用できます。
このサブスクリプションモデルを運営する株式会社favyはcoffee mafiaのFC展開も開始してて、全国でこのサービスの提供が始まる可能性もあります。
またfavyは完全会員制肉料理の「29ON」も運営してて新たなサービスの展開も期待されます。
ALPHA BETA COFFEE CLUB(アルファベータコーヒーカフェ)|自由が丘
サービス内容 | 月額会費を支払うとコーヒーが飲み放題またはコーヒー豆の定期販売 |
費用 | 月額10,000円(税込) |
お得度 | ★★★ |
制限 | 利用できるのは本人だけ、コーヒー以外の飲み物やフードメニュー全て実費になります。 |
アメリカ西海岸を彷彿させる雰囲気と、高度なシステムを有するオシャンティーなカフェの定額サービスです。
自由が丘の店頭で使えるコーヒー飲み放題のメンバーパスと、毎月家にコーヒー豆が届く2種類のサブスクリプションが用意されており、コーヒー好きにはぜひ利用して欲しいサブスク。
店舗では月額10,000円でコーヒー飲み放題。無制限です。
コーヒー豆の定期販売では厳選されたロースターが焙煎したスペシャルティコーヒーとロースターの紹介、さらにコーヒーの淹れ方などが書かれたコーヒーガイドが付いています。
2017年4月に自由が丘にオープンしたALPHA BETA COFFEE CLUBはGoogleの元社員の方が創業しました。
Googleの元社員が経営するだけあって、コーヒーをいれる際の時間や分量は全て数値化され、専用の機器でコントロールされており、いつでもどこでも同じ味を提供出来るようになってます。
仕事終わりには実費になりますがクラフトビールで乾杯もOKです。
ドトール|北千住・新越谷
サービス内容 | 毎日Mサイズのホットコーヒーを楽しめる |
費用 | 3,500円/月 |
お得度 | ★★ |
制限 | 特になし |
コーヒーショップとして有名なドトールでは、期間限定でサブスクリプションを行っています。
現在利用できるのは北千住駅と新越谷駅構内の2か所のみ。PASMOなど交通系ICカードを登録することで、月額3,500円でⅯサイズのホットコーヒーを毎日楽しめます。
さらに、東武線定期券を提示すると共に、サブスクリプションで利用するPASMOがトブポアプリに登録してある場合には実質月額1,500円で利用可能です。
【新越谷駅構内】埼玉県越谷市南越谷1丁目11−4 東武伊勢崎線新越谷駅構内 3F
電話:【北千住駅】03-5813-7631
【新越谷駅構内】048-964-9910
営業時間:【北千住駅】6:30-21:30
【新越谷駅構内7:00-21:00
定休日:なし
ゼロcafe

サービス内容 | コーヒー飲み放題、ランチサービスなど |
費用 | 3,980円/月 |
お得度 | ★★★★ |
制限 | 特になし |
30店舗以上ある加盟店でのコーヒー飲み放題に加え、ランチサービスも加盟店で受けられる特典付き。Wi-Fiや電源が使い放題なのでリモートワークなどのワークスペースとしても利用できます。
ただし、使える時間帯は店舗によって異なるため、注意が必要。
あらかじめ確認するようにしましょう。また、宴会の予約時利用時に4名以上の飲食代が無料になるゼロバルも利用可能です。
定休日:要確認
ランチ・ディナーで使える飲食サブスク
続いてはディナーで使える飲食サブスクです。一人暮らしの人にとっては、夕食作るのめんどくさいな〜という時にぴったりですね。
しぶそば
サービス内容 | 320円のかけそばが毎日食べられる。そばをうどんに変更してもOK |
費用 | 月額3,500円 |
お得度 | ★★★★ |
制限 | 特になし |
東京や神奈川で店舗展開する蕎麦店「しぶそば」のサブスク。320円のかけそばが毎日食べられ、うどんに変更もできるので飽きることはありません。もちろん、別途購入でトッピングも可能です。
サブスクには月額3,500円かかりますが、8杯月額1,900円のプランも存在するので、そこまで食べる機会がない人は1,900円のプランにするといいでしょう。
ダイエット中の方にお勧めですね。
Provision(プロヴィジョン)
サービス内容 | 1ヶ月に何度訪れても月額会費だけでフレンチを提供。 |
費用 | 本人会員のみ(solo)15,000円、本人会員含めて4名まで(Unison)30,000円 |
お得度 | ★★★★ |
制限 | 20歳以上の健康な方(医者から飲酒を止められていない)であれば入会出来ます。 |
2016年の冬に六本木に誕生、2017年秋からサブスクリプションレストランに変わったお店。
TBS番組「ビビット」、日本テレビ番組「マツコ会議」などでも取り上げられて、LEON、Men’s Clubにも登場した今話題のフレンチワインバーです。
料理のコンセプトはフレンチをベースにして旬の国産食材を使用。日本の洋食屋や郷土料理の雰囲気や技法を取り込んで、新しいフレンチの美味しさと楽しさを追求してます。
サブスクリプションになってからは紹介のみの完全会員制で、入店は指紋承認制システムになっているため、一見での来店はできなくなってます。
野郎ラーメン
サービス内容 | 月額料金を払うと「豚骨野郎」、「汁無し野郎」、「味噌野郎」のどれか1杯が全店舗で食べられる。 |
費用 | 月額8,600円(税抜) |
お得度 | ★★★★ |
制限 | 食べ盛りの学生や働き盛りの18歳〜38歳までの野郎ラーメンが定義する「野郎世代」だけ利用が可能。 |
東京を中心に関東圏で展開している店舗全てで利用が可能。国内だけでなく中国、東南アジアなどにも積極的に出店を続けているフードチェーングループです。
朝日新聞朝刊の経済面に掲載されたり、映画「アンロック/陰謀のコード」とのコラボ、サンヨー食品から「サッポロ一番 野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」が発売されるなど話題がつきません。
このサブスクは全店舗で利用でき、12杯で元が取れちゃうんです。ラーメン好きにはかなりおすすめで、ラーメンは豚骨、味噌、汁なしの3種類から選べます。
トッピングは有料ですが、できるので味変したくなっても安心。
国産食材のみを使い18時間掛けて煮込むとんこつスープにこだわりの食材を使用し、満腹になること間違いなし!
正直毎日食べれば相当お得だけど、よっぽど好きじゃないと元取れないかも…?w
ザ.ステーキ六本木
サービス内容 | 1ポンドステーキまたはハーフポンドステーキが1日1枚食べられる |
費用 | 1ポンドステーキ用パスポートは64,800円、ハーフポンドステーキ用パスポートは29,800円 |
お得度 | ★★★ |
制限 | 販売は先着順、発売数は前月で解約した客がいた場合のみ空き枠数が発売されます。 |
様々な飲食店を展開する株式会社ダイヤモンドダイニングが運営するステーキ専門店。お店で食べた肉の量がポンドカードに記録され、ランキング形式で公表されるという面白いサービス。
シンプルな味で提供されるステーキは、素材の旨味を120%引き出し、肉汁で口の中がいっぱいになるくらいの美味しさ。
木を多く用いた内装の店内は落ち着いた雰囲気。
鉄板で肉が焼き上がる醍醐味を間近で味わえるカウンター席、 2~4名で会話を楽しみながら肉を味わうテーブル席に、団体のお客様向け個室まで用意されてます。
2018年4月1日から発売が開始された定額制パスポートは、発給数が限定されてる為レアなパスポートの印象が。
元を取るには週に4回以上ステーキを食べる必要があって、ハードルはかなり高い定額制店舗といえます。
Food Pasport(フードパスポート)【サービス停止中】
サービス内容 | 飲食店の余剰食材で作られるおまかせメニューを1日1食提供。 |
費用 | 月額2,980円 |
お得度 | ★★★★★ |
制限 | 登録した本人のみ利用OKで、1ドリンクの実費注文が基本的に必要です。メニューをオーダーすることは出来ないため食べられないものなどが出てくる可能性もあります。 |
日本で問題になっている食材破棄を減らすために考えられたのがフードシェアリング。
お寿司に焼肉、焼き鳥、鉄板焼に鍋物まで大阪を中心とした関西圏で400店舗が参加しています。
写真や場所、料理から検索しお店を決めたらメニューと余剰数、提供時間を確認してからお店にいってアプリ画面をお店のスタッフに出すとご飯をもらえます。
人気店舗や時間帯によっては混雑のため断られたりすることがあるので席、メニューの確保のために電話予約の方がオススメです。
利用料2,980円の2%は社会貢献団体に寄附される制度を取り入れるなど、関西圏のテレビでは、朝夕の情報番組で取り上げられるほど社会的意義のある取り組みと評価されてます。
今後は首都圏や中京圏にも進出を予定してるので全国でこのサービスが受けられるのも時間の問題です。
ランチお持ち帰りサービスpotluck(ポットラック)
サービス内容 | 月額料金で30日間有効のチケットを購入すると様々な飲食店の食事をテイクアウトできる |
費用 | 月額4,080円、7,800円、12,000円、24,000円の4タイプ |
お得度 | ★★★★ |
制限 | 最大1日2回まで利用可能、月額24,000円コース以外は月単位で利用できる回数が決められてます。 |
時間指定予約なので待ち時間がないのが特徴。
potluckの公式ホームページからメールアドレスを使って会員登録するだけでOK、支払いはクレジットカードだけになっています。
新規登録の場合は色々なキャンペーンが行われてるから、じーーっくり検討して登録してください。
利用できるエリアは渋谷・恵比寿・代官山・表参道辺りで、基本的には平日の利用になります(土日に対応している提携店舗もあります)。
メニューを選んで、時間を指定して店舗に取りに行って予約画面を確認してもらって完了。
多くの提携店舗が電子レンジ対応のpotluck専用容器を使用してるので、温め直しも簡単です。
ランチ予約が前日17:00~当日10:00まで、ディナーが当日10:00~1700までの予約になっており、1回につき1食分の予約のみ可能です。
バーや居酒屋で使えるアルコール・お酒の飲食サブスク
続いてはお酒好きにはたまらない飲食サブスク をご紹介!毎日飲みたい人は必見ですよ。
NEON(ネオン)
サービス内容 | 月額定額制で指定のクラブが行き放題に |
費用 | 月額3,900円(税抜) |
お得度 | ★★★★ |
制限 | 登録者本人だけ利用可能、指定クラブが都内中心のため地方在住者には利用価値が低い。 |
六本木、渋谷を中心に提携してるクラブがあって、登録完了さえしてれば入場回数制限なしの完全使い放題。
アプリには提携クラブの1週間のスケジュールが掲載されており、行きたいイベントへの予約も可能、そのまま入場チケットに利用できるので簡単楽チンです。
ワンドリンクサービスなどのお得情報も入っているので要チェック、友達を招待すると自分も友達も900円割引となるため、5人招待すれば月額定額料金が無料に。
六本木のGOLDLOUNGE、SEVENSENSE、渋谷のKOARAなど都内17ヶ所のクラブが加盟していて、もちろん一晩に2店、3店とはしごもできます。
登録はメールアドレスもしくはFacebookアカウントが必要で、決済はPayPalもしくはクレジットカード対応。来日する外国人観光客への対応も考慮しているため、今後は多くの電子決済が導入されそうです。
HIDEOUT CLUB
サービス内容 | 毎日ウェルカムドリンク無料、メモや感想の記録、交流 |
費用 | 1,500円/月 |
お得度 | ★★★★ |
制限 | 特になし |
HIDEOUT CLUBは日本最大級のウイスキー愛好家向けのコミュニティーアプリ。
厳選されたバーで会員限定のドリンクを毎日楽しめます。毎日飲めば1杯当たり50円、週に1回でも350円とかなりコストパフォーマンスが良いんです!
さらに、飲んだウイスキーのメモや感想を記録できたりバーやウイスキー好き同士で交流できたりなど、さまざまなサービスが利用可能。
日経新聞、日経MJ、東京MX、BAR TIMES、酒類飲料日報など多数メディアに掲載され、注目を集めています。ウイスキー好きの方はぜひ利用してみてください。
Gubit(ぐびっと!)
サービス内容 | Gubitアプリに掲載されてる店舗で毎日1杯の乾杯ドリンクの提供が受けられる。 |
費用 | 月額980円(税抜) |
お得度 | ★★★★ |
制限 | サービスが開始されてからまだ1年も経ってないため、知名度が低く導入している店舗が少ないのが弱点。最初の1杯以外の会計は全て実費となるので要注意。 |
東京を中心に利用できる店舗が500を超えるGubit。2018年7月6日からサービスが開始され、順調に利用店舗が増えているサービス。
現在地から近い順にお店の情報が並び、その中から行きたいお店を選ぶことができます。
飲みたいドリンクをチョイスして、表示画面をお店のスタッフに提示してオーダー完了、お店のコードを入力してもらえば乾杯ドリンクが無料で提供されます。
提供されるドリンクはお店によって異なるため、しっかり確認してオーダーしてください。15:00以降のみ利用OKなので、モーニング、ランチではご利用できません。
Gubitに登録している本人のみ利用が可能ですが、招待機能で無料クーポンを友達に贈ることも可能。会社の同僚や彼氏彼女と一緒に行っても乾杯ドリンクは無料です。
サーティワンの飲食サブスク
サービス内容 | 毎日1種類レギュラーシングルのアイスが食べられる |
費用 | 5,980円/月 |
お得度 | ★★★★ |
制限 | 特になし |
人気のアイスクリーム店、サーティワンのサブスク。対象商品がある店舗ならどこでも利用可能なので、どの地域に住む人にもおすすめ!
アイス好きにはたまらないサブスクです。
サーティワンには32種類のフレーバーが用意されているので、毎日違うフレーバーを楽しむことができます。さらに、季節ごとに限定フレーバーも出るため飽きることがありません。
1か月ごとの購入なので、解約し忘れがないのも安心です。アイス好きの人やアイスが食べたくなる時期にはぜひ利用してみてください。
サラダの飲食サブスク
サービス内容 | 平日にサラダ、ライスボウル、スムージー、スイーツの中から1つ選択し330円分のトッピングが可能なサービス |
費用 | 16,500円 |
お得度 | ★★★★ |
制限 | 特になし |
1か月から気軽にサラダを楽しめる!
BROSTOKYOの「サラダ定額制」は2018年の6月にサービスを開始。開始当初は併設しているジムのオプションだったため、ジムを希望しない人でも一旦ジムの会員になる必要があり、入会金がかかっていました。
しかし、今は入会金が無料となり、どんな人でも始めやすくなりました。サラダだけでなくライスボウルやスムージー、スイーツの中から好きな物を選べるため、飽きることなく食事を楽しめます。
さらに、ピックアップは朝11:00~翌朝11:00までの24時間可能なので、ライフスタイルを崩さずに利用可能。また、デリバリーも開始し、より利用しやすくなりました。
空いた時間にサッと受け取れるのはいいですよね。
まとめ
定額制(サブスクリプションモデル)を導入している飲食店やコーヒーショップなどを紹介しました。
先払いしておくという事にまだまだ日本の文化は慣れていないようですが、通勤通学の定期やテーマパークの年間パスはサブスクリプションモデルの成功例です。
今後は飲食店やレジャーだけに限らず、レンタカーやファッションやアクセサリーのレンタル、コインランドリー、習い事などにも定額制で市場へ参入する業者が数多くあります。
数年後にはキャッシュレスやサブスクリプションが当たり前になる可能性が高い世の中で、これらを上手に使いこなすことがオシャレなトレンドになっていくことでしょう。






